こんにちは、半次郎です。
今日は辛うじて雨が免れていると言う感じの天気です。気温も低く、また春を前に足踏み状態になりました。
明日は関東地方は雨の予報です。気温も低く、用がなければ家で競馬でもやっていましょうかね。せっかくの中山開催なんですがねぇ。
さて、せっかく覚醒剤を所持していた犯人を捕らえておきながら、違法な所持品検査だったとして無罪になったとの記事が目に留まりました。
いつものように読売新聞の記事をご紹介します。
以下、引用です。
『大阪府警西成署員から職務質問を受けた際、署員に暴行したとして公務執行妨害、傷害罪などに問われたイラン国籍の貿易業の男性(44)に対し、大阪地裁は5日、無罪(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
長井秀典裁判長は「暴行は、警察官が承諾なく行った違法な所持品検査への抵抗で、正当防衛にあたる」と述べた。
男性は公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された後、自宅や車から覚醒剤や大麻などを押収され、覚醒剤取締法違反などにも問われたが、長井裁判長は「違法行為に基づく押収物は証拠能力がない」と判断、いずれも無罪とした。
判決によると、男性は昨年6月22日未明、大阪市浪速区の路上で、西成署員から職務質問を受け、駐車中の車内の捜索を承諾。しかし、署員が車内にあったかばんの中まで調べようとしたため抵抗すると、署員4人に取り押さえられ、うち1人の腕や指にかみついて軽傷を負わせた。』
この記事では容疑は、容疑者の車内を捜索している時に暴れた、いわゆる公務執行妨害の件ですが、所持品検査まで容疑者が承諾していないにも拘わらず警察官が違法に行ったものだということです。
それで、せっかく見つけた覚醒剤なども全て無効になってしまいました。
一見、覚醒剤が見つかったのにどうして?
と思いますが、違法な捜査であれば、見つかったと言っても警察官の捏造も否定は出来ませんからね。妥当な判決だと思います。
つまり、警察官はキチンと法律に則って職務を遂行して頂くしかありません。
取り調べの可視化が叫ばれていますが、考えてみれば、警察官本人を護る証拠でもある訳ですから、前向きに検討して貰いたいものです。
凶悪な犯罪が増えて警察官の苦労も察して余りありますが、ぜひここは頑張って頂きたいと・・・、かように思う次第でございます、はい。
東京オリンピックまでに、犯罪数を半減させたいですね。
From 半次郎
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