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ただおの不定期日記

主に映画の感想など。たまに違う話題も書くかもしれません。

かつて放送されていた「凄ワザ」

2025-04-24 16:14:13 | TV

かつてNHKで「超絶!凄ワザ」という番組が放送されていました。今の「魔改造の夜」の前身と言える番組です。

番組のお題に対して、企業や大学やらがその技術を結集して対決するというのは、元技術者としてはとても面白いし、その開発や対決にともなって見ることの出来る人間ドラマも見応えがあって好きです。

しかしながら、あえて苦言を呈すると、わざわざ「魔改造」と言ったり、主催が悪魔だと言っていたり(と言う割にキャラが立ってなくて中途半端感が)、「降臨」とか仰々しかったり。正直こういう演出はあまり好きではありません。

まあそれは置いといて、「凄ワザ」の話。最初のパイロット版は「真球対決」ドイツのベアリングメーカーと、日本の光学機器メーカーの対決。

結果はなんと、日本の職人ワザの勝利でした。

それぞれ2個作り、平面のステージ30mを渡りきれるかという対決でしたが、日本は1個が渡りきり勝利をつかみました。

とても感動的で良かったのですが、個人的に一つ気になったのは、なぜ日本が勝ったのか、ということでした。

これは技術屋の癖でしょうが、ある事象についてちゃんと理由を追及して納得することで、技術が進歩するものだと思っています。

なので、なぜ日本が勝ったのか。逆にいうとなぜドイツは負けたのか。

もしかすると負けたドイツの方が、その理由を追及して、何らかの進歩につながったのかも、なんて思ったりもします。

さて、ここからは完全に個人の想像でしかありませんが、私の考える理由。

それは「重心」です。

日本に比べるとドイツの方が、わずかに重心のずれが大きかったのではないか。と勝手に想像しています。

どこかで追求してくれませんかね(笑


ONKYO AMPLIFER FR-TI 修理

2025-04-21 09:58:25 | DIY

友人から「電源が入らないので見てほしい」という依頼。というわけで見てみました。

スピーカーはつないでいませんが、CD、MD、チューナー、HDDといろいろ入りでスピーカーさえつなげば鳴るというなかなかおしゃれな製品です。

写真のようにスタンバイLEDは赤く光るのだけど電源ボタンを押しても反応しない。

早速開けてみます。

後ろカバーは合計13本のネジが使われていました。定番ですが底面のゴム足を外したところにもネジがあるので注意ですね。

右に100Vケーブルのコネクタがあり、トランスもありこのあたりが電源みたいですね。症状としても電源が怪しい。

「あー、これかな」

赤丸で囲った写真ではわかりにくいですが、頭が膨らんでいるという定番の故障、電解コンデンサー(1000μF、6.3V)ですね。

こいつだけが問題なのかはまだわかりませんが、とりあえず交換してみます。

 

しかしこの基板、ほぼ底面いっぱいの大きさのようで、外すとなるとなかなか大変そうです。いい手はないかとしばらく考えました。

 

写真のように意外とコンデンサーの端子が見えているので、このまま基板を外さずに手術してみます。

小さいニッパーを使ってコンデンサーの端子を切ってはずします。外したのがこちら。

手持ちに同じのがあったのでそれと交換します。

基板に少し残した端子に半田付けするため足を加工します。

これを残った端子に付けます。

写真ではわかりづらいですが、基板に残った端子をヨコに曲げて、そこに新しいコンデンサの端子を引っかけています。

黄色いのは紙テープで、ハンダゴテが触れてケーブルが溶けたりしないよう養生です。

そして半田付け。

これで動けばいいのですが・・・

 

 

火入れしてみます。

 

電源が入りました!リモコンでもちゃんと反応します。

ちょうどONKYOのスピーカーがあったのでつないでみました。

しっかり音が出ました‼これにて完了。やはりあのコンデンサーが原因だったんですね。めでたしめでたし。

 

まあド定番な故障で、しかも見てわかりやすかったのでラッキーでした。

ただ、底面の基板が一枚物だったので、取り外すだけで大変だなーと思いどうしようか?でしたが、

コンデンサーの端子を長めに残して取り付けられていたので、表側から作業できてラッキーでした。


流転の地球 太陽系脱出計画

2025-04-16 10:33:35 | 映画

WOWOWで見たのですが、ベッドに横になっていたら半分寝ながらになってしまいました笑

とはいえ、序盤のなぞのテロリストの襲撃シーンでかなりの迫力に引き込まれてしまいました。なんとなくですが「ID4:インディペンスデイ」の最後の決戦を彷彿とさせる感じでしたが、空中戦あり、宇宙エレベーターを使ったアクションあり、そして大量のドローン攻撃もあり、見応えがID4の5倍くらいあるんでは笑

調べたら、原作は「三体」の作者なんですね。なかなかに壮大なストーリーもなるほどです。ようは、太陽がだめになる予測にもとづいて、地球まるごと太陽系を脱出しようという題名そのまんまですが、そのために地球に1万機設置しようというエンジンを月で実験するんですが、そのための計算機の技術者(アンディ・ラウ!)が亡くした娘をデジタルで再生させようとしていたり、盛り上げがうまい感じです。

監督のセンスなのか個人的にはちょっと微妙な(笑)ギャグもあったりして、中国SFも侮りがたし、という感じです。

先日見た「ボーントゥフライ」といい、やはり中国の厚みを感じさせますね。今度はちゃんと観よう笑


ラジオ局のHPサーバーをアップデートした

2025-02-19 13:16:31 | PC

いつもお世話になっているラジオ局のホームページが更新できなくなったとのことで、協力を頼まれた。SSL化も含め備忘として。

以前にもスタジオの動画のライブストリーミングでお手伝いしたのでやってみた。

局のPCにDreamWeaverがインストールされており、そこで修正したデータをFTPでアップロードするのだが、どうやらパスワードが消えてしまい、アップできなくなった模様。サーバーへログインもできない。ついでながら、SSL化もされてなかったので対応することに。

動画のライブストリーミングにはさくらサーバーを使い、 NginX で対応していたが、これもSSL化はしていなかった。

とりあえず別のサーバーを立ててApache でホームページをSSL化してみたが、そのホームページから非SSLのライブストリーミングは参照できない。

考えた結果、同じサーバーにApache2とNginXを入れて、ホームページ用とストリーミング用にそれぞれ稼働させてみることに。サーバー同じなら証明書が共用できるのでは?という目論見。SSL化は無料の LetsEncrypt を使用する。 

ストリーミングの際は CentOS を使ったが、今は Rocky になっていってるということでサーバーもまず RockyLinux9で初期化。Swap 領域をスタートアップスクリプトで確保(というか最初Swapなしでやっていたら途中でインストールできなくなったw)。

WEB、FTPのほかにストリーミングのアップロードと配信用に ポートは 1935,8080,8443を開けておく。

アプリの管理も dnf とかに変わっているw vsftpd, Apache, NginX, rtmp をインストール。

https://notebook.suzumeno.com/rockylinux_vsftpd_install/

https://qiita.com/T_Tsan/items/9c456c4ce503b5339b11

https://centossrv.com/nginx-nginx-rtmp-module.shtml

NginXは1.26.2。途中、wget, tar, git, gcc も。MakeするのにCコンパイラないとねw

NginXについては rtmp でのアップロードと暗号化するため以下でインストール

 ./configure --add-module=nginx-rtmp-module/ --with-http_ssl_module --with-http_v2_module --with-http_realip_module

さらに配信用に ffmpeg も。

https://qiita.com/24Century/items/33f92bfc960d5126f916

そしてSSL化

LET’S ENCRYPTを標準外のポートでDNSチャレンジにて取得する

https://rp-lifework.com/?page_id=783

今回はバリュードメインを使用していたが、TXTレコードの書き方でちょっと手間取った。バリュードメインのDNS設定のところの説明をみてやるとうまくいかず。

結局、

txt _acme-challenge.(MyDomain) (KeyValue)

という単純な書き方でOKだった。

これで /etc/letsencrypt/live/(MyDomain) の下に証明書(へのシンボリックリンク)が生成される。

NginXは /usr/local/nginx/conf/nginx.conf に以下を追加

    server {

        listen       8443 ssl;

        server_name  localhost;

 

        ssl_certificate      /etc/letsencrypt/live/(MyDomain)/cert.pem;

        ssl_certificate_key  /etc/letsencrypt/live/(MyDomain)/privkey.pem;

 

        ssl_session_cache    shared:SSL:1m;

        ssl_session_timeout  5m;

 

        ssl_ciphers  HIGH:!aNULL:!MD5;

        ssl_prefer_server_ciphers  on;

 

        location / {

            root   html;

            index  index.html index.htm;

        }

    }

Apache の SSL 設定は以下を参考

https://korodes.com/rockyl9-1_08/

追加モジュールを外していたため、 /etc/httpd/conf.modules.d/00-ssl.conf に

LoadModule socache_shmcb_module modules/mod_socache_shmcb.so を追加

またhttp: でのアクセスを https: にリダイレクトするため、00-base.conf にて rewrite モジュールもロードするよう設定

これでホームページとその中で参照している動画ライブストリーミングも SSL  アクセス可能に。

ちゃんと証明書は共用できた。うまくやればNginXだけでホームページもストリーミングもいけるのかもしれないけど、まあ動いているので当面はこれでいこう。

そうそう、証明書の更新設定もやっておかないとね。


銀河鉄道9994Kリマスター版

2024-12-16 13:18:54 | 映画

劇場公開中の999を久しぶりに。前に観たのはメトロ劇場でのフィルム上映でした。たまたまYouTubeで観た予告の画質がよさげだったので観てみようと思い、足を運んでみました。

入場のときに記念品でなんと無期限のパスが(笑

なかなかファン心理をくすぐる演出です。

フィルムのときはあの独特の画面の揺れが「ああフィルムだなあ」という感じでしたが、当然ながらそんな揺れもなく、画質もはっきりきれいでした。

さて、見始めて感心したのはむしろ音の方でした。劇伴もSEも、現代の映画と言っていいくらいの音質に仕上げられていて、聞きやすく、迫力も感じられる。

映画体験の半分は音だというのはルーカスだったかと思いますが、なんだか印象新たな感じで観られました。そして今からすれば声優陣もとても豪華です。

なんと言っても個人的には城達也さんのナレーションがたまりませんね。