かつてNHKで「超絶!凄ワザ」という番組が放送されていました。今の「魔改造の夜」の前身と言える番組です。
番組のお題に対して、企業や大学やらがその技術を結集して対決するというのは、元技術者としてはとても面白いし、その開発や対決にともなって見ることの出来る人間ドラマも見応えがあって好きです。
しかしながら、あえて苦言を呈すると、わざわざ「魔改造」と言ったり、主催が悪魔だと言っていたり(と言う割にキャラが立ってなくて中途半端感が)、「降臨」とか仰々しかったり。正直こういう演出はあまり好きではありません。
まあそれは置いといて、「凄ワザ」の話。最初のパイロット版は「真球対決」ドイツのベアリングメーカーと、日本の光学機器メーカーの対決。
結果はなんと、日本の職人ワザの勝利でした。
それぞれ2個作り、平面のステージ30mを渡りきれるかという対決でしたが、日本は1個が渡りきり勝利をつかみました。
とても感動的で良かったのですが、個人的に一つ気になったのは、なぜ日本が勝ったのか、ということでした。
これは技術屋の癖でしょうが、ある事象についてちゃんと理由を追及して納得することで、技術が進歩するものだと思っています。
なので、なぜ日本が勝ったのか。逆にいうとなぜドイツは負けたのか。
もしかすると負けたドイツの方が、その理由を追及して、何らかの進歩につながったのかも、なんて思ったりもします。
さて、ここからは完全に個人の想像でしかありませんが、私の考える理由。
それは「重心」です。
日本に比べるとドイツの方が、わずかに重心のずれが大きかったのではないか。と勝手に想像しています。
どこかで追求してくれませんかね(笑
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