輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

anchoriteに乗らずにMTBを語るな!

2006-09-05 05:55:40 | 中古自転車、特価自転車


日本のトレールに、日本人に最高のマウンテンバイク
anchorite
久しぶりに復活
福田を走りました。
同じアンカライトでも、ラリーレイドよりも、ジオメトリーをシングルトラックに振ってあるために、小回りがききます。
まさに福田の森のためにあるようなMTBに仕上がってます。

立ち木や枝をよけることも、抜重で樹の根をスルーすることも、スペシャルステージは、サドルからハンドルバーまでの距離を微妙に近づけることで、ダウンヒルの要素とクロスカントリーの要素を上手くミックスさせて、上半身の動きやすさをポイントに、加重移動をしやすくしました。
それと何よりも、柔らかいフレームの作り
ショック吸収だけじゃなく、タイヤのサイドのグリップ力も向上させ、レベルの高いコントロールが出来ます。

しばらくロードのほうに傾いていた気分が、一気にMTBに向きました。

今回のフレームは、少し前まで乗っていた、パールイエローのフレームの手直しです。
ダウンヒルマラソンを視野に入れて組んだ、ロングストロークのフロントサスペンションジオメトリー、太いダウンチューブ、太目のチェーンステー
剛性はありましたが、・・・
ダウンチューブを太くすると、ダートでの走行のときに、少し重たく感じてすすまなくなるような気がします。
結局ダウンヒルマラソンは、フルサスのほうがずっといいいので、これを使うことはありませんでした。

このフレームを、ほとんどパイプを細いものに交換して、作り直しました。
がセットの補強も、ほとんどはずしてしまって、柔らかすぎてもたない!という、ライジンさんからの指摘もありましたが、私のやさしい使い方では、十分すぎるほど強いフレームだと思います。
まあ、もつかもたないかは、設計した私が試して見るんだから、そういわずに作ってよ!と、ちょっと嫌がるライジンさんに無理強いをして、作ってもらいました。

予想通り・・・です。
同じフレームを柔らかくしただけなので、今回は良くわかります、パイプ一本一本のしなり具合まで・・・
ヤッパリ柔らかいほど、クロモリのよさが光ります。
輸入物の硬すぎるクロモリフレームでは、絶対に出ない味付けです。

フレーム全体のよじれのバランスで、反動を前方に返すような感覚でしょうか?
ダートはとくによくすすみます。
ごつごつした感じがなく、走りもしっとりとしていて、疲れがたまってくるのが少ないような気がします。
何より気合の入っていないような、アップライトポジション、体の自由が利くので、後ろを振り返ることが楽です。
シングルトラックで、これほど乗りやすいMTBは、まずないでしょうねー

これで新しいSpecialStage仕様は、このフレームのつくりで決定です。
2種類のanchorite、まだ乗ったことのない方、ぜひお試しください、どちらも今までのMTBの概念を、覆してくれますよー


2014年 最新の anchorite Ridgway は、こちらへ



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