輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

栄村90Kmロードサイクリング

2005-10-28 06:12:03 | ロードツーリング
景色のいい道端にロードを止めて、自分の息遣いが静かになると・・・
まったく何も聞こえない
シン とした世界が広がる
無機質な何もない部屋の中から、大きな窓越しに見ている景色のように、大きな厚い窓ガラスの、向こう側にある風景のように、奥深く遠くまで広がっている
冬を間近に控えた栄村、その村の中心部を走る秋山郷への道
長雨のせい?
暑かった夏が長すぎたせい?
いつもよりは少しくすんだ紅葉が始まっていました


来年8月に予定している、栄村主催の自転車イベント開催のために
栄村の魅力を引き出して、参加者に伝わるような、そんなイベントはなんなのか、自分なりに考えながらのツーリングでした

イベントの当事者になる方たちは、自転車で何をやっていいのか、何から手をつけていいのかが、どんな人たちが集まるのか、まだまったくわからない状態で、手探りも出来ないほどです。
自転車を使って、何をやったらいいのか
ヒルクライム、クロスカントリー、アドベンチャーレースなど・・・
でも、やっぱりあの景色の中を走ることが、一番の魅力になってくるんじゃないかと思います。
彼らにとっては、何十年も見続けてきた、代わり映えしない風景、感動がないんですよ!と話してました。
ここに答えがあるんじゃないかなー

今回は、さかえ倶楽部スキー場に車を止めて、秋山郷の一番奥までの往復、90キロを走ってきました。往復といっても折り返す道はわずかで、ほとんどが違う周回路ですが・・・

最初はずっとのぼりです。
鳥甲山という、2000m級の山が村内にあります、その近くの1000m級の峠まで、約30キロのうち20キロくらいがのぼりです。
これを越えるまでがちょっと大変
しかしこれを越えて秋山郷に入ると、そこからは川沿いの景色のきれいな、それほどアップダウンのない、走りやすい道路になります。
途中の切り立った岸壁からの景色、枯れることのない沢の水が流れ落ち
雑魚川林道の、奥志賀への分岐を過ぎて、一番奥にある切り明け温泉までは、快適な道でした

切り明けでスキー場から約50キロ
今回はさすがに川原の露天風呂にはいっている余裕はありませんでした
ここにはバスがたくさん集まっていて、人がたくさんいました
冷たい雨も降り出し、途中で分かれた二人との待ち合わせもあったので、そそくさと紅葉でにぎわう温泉をあとにしました。

待ち合わせは栃川高原の、「ヒュッテひだまり」前回の野沢のダウンヒルの帰りに泊まったところです。
もともと昼食をやっていた食堂なので、ここで昼食を食べることに

栄村に着く前から、岩魚食べたいねーと、みんなで話していたので、岩魚雑炊をたのみました
店主もどうやら一つのメニューにしてほしかったようですし・・・

いやー900円の割には豪華
でっかい岩魚が1匹丸ごと入ってますよ。
うまーい
おなかいっぱい
雨にも当たって、冷え切っていたからだが、いっぺんにあったまりましたー
泊まったときの夕食も美味しかったけど
ここはあたりですね
また泊まりに来たくなりましたよ。

川沿いに低い雲が流れて
雨が時々強くなります。
もう、初雪はすんでしまっているようです、解けてしまってはいるけど

とりあえず先を急ぎます
途中でひだまりの店主が進めてくれたルートを曲がらずに直進
少し走ると、団子屋さんが目にはいって、急ブレーキ

ここはよらずには帰れない
おなかいっぱいなのに、食べてしまいました。
ここのおばちゃんもおじさんもとってもいい人で、お茶を飲みながら和んでしまいましたよ。
いかん!このままだらけると帰れなくなる
この時期は17時で真っ暗になる
あと3時間もない・・・
もう一つ峠を越えてから、20キロ以上も走らなければ帰れません
おばちゃんもやっぱり引き返して、分岐で川を渡ったほうが楽だよといっていました。
ここは地元の方の言うことを聞いたほうがいいなーと、ずいぶん弱気になって、引き返すことに。
雨も降っていたしねー
上りがあっという間でしたよ。
途中で、考えていた通りに走った場合に出てくるルートが下から上がってくるんですが、覗いてみると、かなりの急坂を上がってこなければなりません。
やっぱり言うこと聞いてよかったー
地元の人の言うことは聞く!基本ですね。

無事峠を越えたら、あとはスキー場の麓の国道まではほとんど下り。

上りが長くて、ちょっと前半は大変だったけど、峠を越えて秋山郷はやっぱりいいところでした。
今のところ、100Kmツーリングの方に、気持ちが傾いています。

また走りに行きたいですねー
あの自然の中を・・。

                    

今回僕以外は、マウンテンバイクに700cホイールを履かせてのツーリング
ロードと同じホイール径にすることで、長い距離を走ることが負担にならず、舗装路の下りも、快適に走れます、リム位置によるブレーキの制約がない、ディスクブレーキならではの、MTBのロードツーリング仕様です、皆さんもいかがですか?マウンテンバイクの世界が広がりますよ。

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