はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

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コケリンドウも雨滴散布

2023-06-16 | 花と実、自然

 

春、小さな花を咲かせていた コケリンドウは

 

今は 種子散布の時期を迎えていて

雨が降っていたこの日

実(蒴果)は、雨を受けるように上向きに開いていました。

 

 

種子は、雨滴が当たった衝撃で周囲に飛び散ったり

実の中に満ちた雨と一緒に流れ出たりするとのことです。

 

 

 

 

同じく 春に花を咲かせるフデリンドウの雨滴散布については

このブログでも、2015年に記事にしたことがありましたが

種子は、フデリンドウよりも コケリンドウのほうが大きいような・・。

 

↓ フデリンドウの花と種子

 

手持ちの図鑑には 種子の大きさについて記載がないため

コチラを参考にさせていただいたところ

 

フデリンドウは、実が6~7mm、種子は長さ0.3~0.5㎜

コケリンドウは、実が3.5~5.5mm、種子は長さ0.5~0.7(0.8~1)㎜

だそうで

花も実も小さいコケリンドウのほうが、種子は大きいことになります。

何か わけがあるのでしょうね。

 

 

   おまけ ************************

他にも 雨滴散布する リンドウを見ていました。

 

↓ ハルリンドウの花と種子

 

 

↓ タテヤマリンドウの花(蕾)と種子

 


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