はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

スミレが大好き ♪ 蝶や虫も
 
   

ノブドウ、キレハノブドウと コスズメの幼虫

2021-10-22 | 花と実、自然

コレ 何かな~ 

カジノキの葉に似てるけど、蔓が伸びてる・・・。 

 

 

いつもなら

「何かな~」でお終いにすることが多いけれど

開いていた花を見ると

 

ノブドウにそっくり

ノブドウの花は両性花。花弁は5個で 雄しべも5個。

雌しべを取り囲む盃状の花盤に蜜があります。

(↓左側の花は、6弁です)

 

 

調べてみると、これは キレハノブドウ(切葉野葡萄)という名で

ノブドウのうち、葉が激しく2回ほど裂けるものをいうようです。

 

もともと切れ込み方に変化のある ノブドウの葉も

ここまでになってしまうと、さすがに区別したくなりますね。

 

2021.07

 

 

 

 

ノブドウの実が カラフルになってきました。

実の色は、淡緑色 ⇒ 白色 ⇒ 碧色、紫色 と変化するようです。

 

葉の形(切れ込み)は いろいろ

 

 

 

私の持っている図鑑には、実は食べられないと書いてあります。

虫こぶもよく見るし、きれいな色を楽しむのがいいようです。

 

 

そして、先日のこと

キレハノブドウの実を見に行ってみると

あらら  残念。

草刈りにあって、姿がまったく見当たりません。

 

毎年のことだけれど

秋の野草観察は、草刈りのタイミングがとっても重要なんです。

 

違いは葉だけで 実はノブドウそのもののはずだけれど

確かめるのは また 来年  に。

 

 

 ************************************

 

 

この記事を載せようと準備していると

ノブドウを食草とする虫が、タイミングよく 現れてくれました。

(イモムシが苦手のヒトは、スクロールしないでくださいね。)

 

 

 

 

 

 

コスズメ(蛾) の幼虫です。

このときも、ノブドウの葉を食べていました。

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クモに狩られる | トップ | 奥多摩で出会った実と花、シ... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コスズメ (ボッケニャンドリ)
2021-10-23 09:06:32
グロくなく撮れてて素晴らし(^^)
返信する
ボッケニャンドリさん♪ (はなねこ)
2021-10-23 11:14:25
こんにちは。
ほめてくださって、ありがとうございます。

確かに 色やその時の状態で、見たくもない・・となることがありますね。
もっと可愛く?見えるように、画像を明るくしておきました。
返信する

コメントを投稿

花と実、自然」カテゴリの最新記事