菌従属栄養植物の クロヤツシロランは
葉は持たず(光合成しない)、菌糸から栄養をもらって成長します。
樹林下や竹林の薄暗い場所に出現し
それとわかる葉がないことと 地上部が茶褐色で小さいことから
見つけるのは容易ではなく
今年も 教えてもらったものを撮りました。
花の大きさは2cmくらい
外側の大きい3個は 背萼片と側萼片、横に突き出た耳のようなものが側花弁
小さなベロのようなものが唇弁の先端
唇弁には毛が生えていて
送粉者が触れると閉じると聞いていましたが
送粉者の有無にかかわらず 上下(開閉)するようです。⇒★
花の中の赤茶色のものは、雌しべと雄しべが合着した蕊柱で
その先端のクリーム色は葯帽。内側に花粉があるはずです。
別の場所では、葯帽がとれた花がありました。
花粉を運んでもらった後と思われます。
また、今年はそこまで見えなかったものの
過去画像には、花粉塊らしきものがついている花がありました。
送粉者の ショウジョウバエが萼片に止まっているのは見たことがあるけれど
花の中に入っている様子や 花粉を付けている姿も見たいものです。
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地中にある部分(塊茎)を見せてもらうことができました。
画像の上が花(蕾)
薄暗い樹下で出現する菌従属栄養植物、ホント不思議なランですネ。
クロヤツシロランはまだ見た事がないですが個性的なお花・・・
そして周囲に同化して、とても見つける事が難しいのでしょうね(^^)/
今日は冷たい雨の一日となりましたネ。
夏場はあまり来なかった我が家のツンデレ猫が急にすり寄ってきて
ちょっと嬉しいです~
どうぞ気を付けてお過ごしくださいネ!
そうなんです。とても見つけにくくて、私にはなかなか難しくて・・。
でも、よく見ると味のあるいい顔をしていて、出会うと嬉しくなるお花です。
このところ急に冷えましたね。
今日も期待したほどのお天気でなくてがっかりですが
ネコちゃんにすり寄られるのは嬉しいですよね。実家にいたのでわかりますよ。
こんばんは。
不思議なお花ですね。
これは見つけるのもなかなかたいへん。
特殊な環境で育っているのですね。
不思議な様子のお花ですよね。
キノコに擬態していると聞いたことがあります。
だとすると、栄養も受粉もキノコに依存していることになりますね。
虫も植物も不思議ちゃんがいっぱいです。
実際に見たことはありません。
べっ甲のような色合いでゴージャス。
見つけにくい花なんですね。
こうして写真で見るとゴージャスな感じすらして
そう、玄人うけするお花だと思います。
小さくて黒っぽいので探すのは大変ですが
あちこちで見ている人がいるので、けっこう出ているのだと思います。