日替わりトーク

☆過去現在未来☆

アウトドアワーカー

2007-08-29 09:48:30 | Weblog
コンピューターを駆使して、IT業界や株・投資関係で成功している若い大金持ちがいる今の世の中で、息子は頭脳を使うデスクワークは苦手である。 金持ちにはなれそうにもないけれど、完全なアウトドアワーカーとして人様と違うキャリアを積み上げている (はいはい、親バカです)。

彼の今の仕事は、巨大な漁船の乗組員を、ニューメキシコ・ユタ・アイオワ、その他、田舎の州のマッチョマンをリクルートしようと飛び歩いている。 新聞広告に出して、指定するホテルでオリエンテーションを開いたり、個人面談をして乗組員を探すが、せっかく採用しても、船の過酷な労働に耐えられず辞めてしまったりするので、船長に怒られるそうだ。 少しは目が肥えてきて、「絶対大丈夫と(本人も言うし)思っていたのにダメだったりするとガッカリ」 とのこと。

自分自身が厳しい (その代わり実入りも良い) 船の仕事をしてきたから、説得力はある筈なのに、やはり体験しないと分からない。 専属の技術者(漁師さん)は日本人も5~6人いるので通訳ができるのと、真面目な仕事ぶりが気に入られたのか、この間 「船に帰ってきて♪」 とラブコールがあったと言う。 漁の技術を学ぶ楽しさに惹かれて心が動いたが、リクルートの仕事も面白くなってきたところだ。 

アラスカ漁船のことなら何でも知っている?息子にはたくさんのチャンスがある。 30代で何か一つキャリアを造ってしまえば、アメリカでは無限の可能性が広がっていく、、、、、と せっかく頼もしく思っているのに、母は 「食い詰めて帰ってきても困らないようにしてあげなさい!」 と水を差す。

生きる

2007-08-27 18:51:15 | Weblog
この暑さのせいではなく、仕事探しをやめた理由は、もう職場が一つの居場所としての魅力が無くなってしまったからだ。  特別なキャリアも技能も持たない60代では、気分転換を求めて楽しく気楽に、しかも報酬を求めて働くのは難しい (ボランティア活動は我が家で充分にやっているので、外では小遣いが欲しい)。

最後の仕事場で一緒に働いた女性は、年金受給年齢に達しない天涯孤独の人で、生活をかけて仕事をしている (たぶん精神的にも)。 今の仕事を失ったら食べていけない迫力は怖ろしく、良い悪いを超えて、ご自分の厳しい仕事への姿勢を押し付けられて、常に何かに頼ろうとする 「甘い依存症」 を完全に打ち砕かれてしまった(怖かったぁ)。 雇用主側には誠に都合がよろしい人材であるが、一緒に働くのは勘弁してもらいたい。

どこの職場にも一家に一台(以上)のテレビのように、子供顔負けの意地悪か肌に合わない嫌なヤツが居る。 色々と意地悪をしたい事情があるらしいけど(迷惑だ!)、他の人達と仲良くしたり、仕事を学ぶ喜び (どんな事でも知識が増えると嬉しい) で気が紛らわすことができた。 今までの私にとって、仕事は 「生きる張合い」 であった。

サ~、居場所探しは終わらせて、大分負担がかかってきたボケ家族の専属管理人になります。 家に居るからこそ自分を律して(堕落しない程度に)、「自分らしく生きる」 幸せな生活をしたい。 大仰には考えず 「平凡ときどき脱走」 の日々になるでしょうね。

旅行の仕方 (4)

2007-08-25 10:34:07 | Weblog
10月に食堂のオバちゃん達と湯布院を含めた九州旅行に行くが、この人達とは、徹底的に 「お得なツアー」 に参加できるのが面白い。 日帰りバスツアーにしても、3食・オヤツ・夜食が付いた上にサクランボ・イチゴ・ブドウ狩りまで含まれて、5~6千円だったりする。

宿泊旅行は、2泊3日で5~8箇所も周り、オンブにダッコ状態でラク~に遊ばせてくれる。 もちろん集合時間は厳しいし、「もっと見たいなぁ」 と思っていても団体行動は守らなければならない。 運が良いと幸せだし、悪くても (宿泊処や食事がひどかったり) 安いからしょうがないと納得できる (喧嘩するときもあるけど)。 安さの秘密は、やはりお土産屋さん巡りをさせられることですね。 オバちゃん達は知っていながら、その手に乗って嬉々として (バカみたいに) 買いまくり、宅急便で送ったりしている。 無邪気な連中と、初めての観光地では安心できるのが良い。 但し、盛り沢山のツアーは本当に疲れる。

個人旅行は、休養が目的でリゾート地に行ったり、ミュージカル・オペラ・ジャズ・美術館を見たり聴いたりする楽しみが選べて、ゆっくり時間が取れる。 個人で情報を得るのが大変だったけど、今はネットで調べられるのが便利だ。 現地に友達がいれば、更に楽しい(息子でも外国では頼りになる)。

若い知人が京都に行ってきて、ヒーヒーと 「夏に京都に行ってはダメですぅ」 とメールしてきた。 北海道も暑かったみたいだし、国内旅行は秋と春が良いね。 お得ツアーと拘りの個人旅行を交差させて、シーズン到来!楽しむよん

里子たち

2007-08-23 23:34:08 | Weblog
猫と犬を何とか仲良くさせようとして、犬をソォ~っと出窓にいる猫に近づけたら、瞬時に猫が犬の前足を噛んだ。 コラ~ッ! と怒鳴ったら、猫はまるで豹になったように全身毛を逆立てて、(怯えながらも) 私にまで立ち向かおうとする。 噛まれた犬は、かすっただけみたいだけど、まるで 「なぁんにも無かったことにしましょー」 と横を向いてオットリしているのもビックリだ。

猫は私に怒られて、気の毒になるくらい怯えて隠れまくっていたので、「もういいよ」 と優しく言ってあげたら、ノコノコ出てきた。 犬は母と一緒に2階、猫は私と1階に縄張りを張っている。 この里子達は、同じように辛い目に遭ってきたのに、元々の性格プラス 「三つ子の魂百までも」 の幼児体験?が違うのかもしれないね。

この噛みつき猫は、母が最も愛したプードルを親切にも看取ってあげた不思議なコである。 去年の10月に悪性腫瘍で死んでしまった犬は、獣医さんに手術をしてもらう前の晩、猫とピッタリくっついて我が家のベランダに居た。 母は、いつも離れて無視しあっている犬猫が並んで一緒なので 「リリ?」 と不審に思って抱き上げると、「ワン!」 と言い残して逝ってしまった。 つまり猫が最後まで付き添ってあげたわけだ。 動物の本能は、人間よりも勝れているのだと感動した。

今の犬は、早くもすっかり馴染んで落ち着いているが、私の猫は2年経っても、心を開いてくれないながら、私のベッドの上でナガナガと寝そべっている.


すてきな恋

2007-08-22 18:18:09 | Weblog
学生時代、旅行の費用を稼ぐために夏休みのアルバイトをしたが、そこで知り合ったボーイフレンドは1歳年下であった。 大昔のデートは、ぎこちなく純粋で、思い出しただけで切なくなる。 カレシは、とってもロマンチックで線が細かった。 星を見るのが好きで、デートは渋谷のプラネタリウムか美術館に絵を見に行ったりして、彼自身も絵を描いてプレゼントしてくれた。 絵画鑑賞が趣味の母は 「寂しそうな絵だねぇ」 とコメントした。

何故か、夢や理想を語る人とばかり付き合ってきた。 利己的な性格なのに、私の好みは現実的ではなかったようだ。 それに比べると友人は感心するほど計算高く、年頃になると今までのボーイフレンドを全部整理して、有能ビジネスマンタイプと見合い結婚をしたら見事に当たり、今でも一流企業の重役夫人である。 別の友人は恋人と駆落ちまで考えたが、思いとどまって資産家の息子と結婚し、今や大金持ちだ。 その友人二人とも昔のハナシはすっかり忘れて、優雅に暮らしているように見える。

結局、私は頼りない儚げな男共に振り回されてしまった。 あまり悪口を言うと、また母に 「選んだアンタがバカだった」 と言われるのも癪だから、素敵な恋がイッパイできて楽しかったぁ~! と言っておきましょう。

どっちが勝つか !

2007-08-19 13:10:56 | Weblog
9月に入ると、姉がお世話になっている障害者支援団体が企画する日帰り旅行やら1泊旅行の付き添いを続けてしなければならない。 姉は障害者にしては活発で、二つの団体に所属している (遊ばせてもらえるのが大好き)。 ボランティアの方々が本当に優しくて、今まで1泊旅行は、母も楽しみにしていたのに、今年は無理だと言う。 ごく最近、同じ都内でも電車に乗らなくてはいけない所は、私も付いていかなければならないほど心細くなってきた。

障害者の旅行は過去に何回か参加したけど、宿で同室になった知的障害者と喧嘩しちゃったり、フト気が付いたらボランティアさんに、私のお弁当やお茶まで持ってもらったりしている。 これではお役に立てないと、暫くご無沙汰していたので、今度こそチャントお手伝いしなければならないと思ってはいるのだけれど、ボランティアの方々の心のこもった気のきいた行動に付いていけるかどうか。

父が病気するまで、自己中まっしぐらで、人の世話なんてマッピラと生きてきたのに、どういう巡り合わせか、老母・障害姉・犬・猫の世話をしている。 「めんどくさい!何で私がしなくちゃなんないのよ!」 と思いっきり文句を言ったり苛めたあとスグ後悔して、不自然なサービスをしてしまう。  心の中では、いつも天使と悪魔が戦っている。

犬猫逆転

2007-08-18 10:18:09 | Weblog
母の犬は写真に撮ると目が金や赤色になり、白っぽく白内障にも見える。 でも推定年齢10歳以上なのに、まだ白内障ではなく、夜暗いところに居るとピカっと目が光ったりする。 ゴハンを食べる時は、猫のようにお座りして食べるので、どんな育て方をされたのかと未だにミステリアスなワン子である。

一方、私の猫はブリーダー失敗者のもとにいて、食事時以外は5年間ソファの下に居た我の強いコである。 エサを食べる時は、犬のように立って、鋭い眼であたりを見回しながら異常な用心ぶりで (狼みたい)、犬が来てからは、その癖が時々復活してしまう。 ブリーダーのマンションの一室で20匹ほどの猫達がいたが、絶対お友達にならない 「超孤高のコ」 であった (嫌われもの?)。 一回だけ出産させられ、あとは逃げ回っていたらしい。 噛みつく猫は初めて見たが、猫パンチの前に歯を剥き出す (もちろん今は大丈夫)。

猫のような犬と、犬のような猫は、今のところ仲良くできないが、猫は犬より強いと感じたのか、ジワジワ縄張りに迫ってきている様子が興味深い。

アイスランド

2007-08-15 19:01:12 | Weblog
毎日猛暑が続くと、夏はアイスランドに住み、冬はハワイかバリ島か?という生活がしたくなるねぇ。 アイスランドは結婚してからアメリカに上陸する前に訪れた。 もう6月に入っていたのに、ヘビーコートが必要なほど寒かった。 アイスランド人は太陽の恵みが少ないせいか、肌が真っ白で、本物の (染めていない) 金髪ブルーアイズである。 眉毛も睫毛も金色だ。

人口30万人ほどの小さな島国で、200以上の火山があり、国土の12%は氷河が占める (温暖化で溶けているかも)。 私達夫婦は20代前半であったから、無謀にもこの自然の中でキャンプをしようと試みた (もちろん元亭のアイデアです)。 首都のレイキャビックを一歩出れば、あたり一帯は、まるで月の表面のように、ボコボコと浅い穴が空いている。 テントを立てたが、寝袋に入ってコートをかけてもその寒さに震え上がった。 キャンプは1泊で断念し、ユースホステルに宿を取った。

見た限り、植物は育たないらしく、背の低い痩せた木がチラホラあるばかりである。 白夜は初めて経験したが、夜中でも空が明るかった。 こんな小さな月みたいな島でも、温泉水のおかげなのか日本と同じぐらい長寿国であり、水産業と鉄鋼原料を生産する豊かな国でもある。 街はきれいだけど、も一つ面白みがなく(私にとって)、再び行く気にはなれなかったが、あの涼しさ?だけは懐かしくなる。 ハワイではムームーが2枚もあれば1年暮らせる。 でも四季が無いのは飽きるし、貧乏だったので巨大なゴキブリに遭遇したほかは大した経験もしなかったから、やはり面白くない。

日本は暑いのをジット我慢したら紅葉を堪能でき、寒さを通り越したら美しい桜を愛でることができるスゴイ国である。 この暑さも、あと少しの我慢じゃ!

バリ島

2007-08-13 19:14:06 | Weblog
息子が今月末にバリ島に移住するそうで、私の老後計画が一部変更になってしまった。 息子の居住場所を拠点として、懐かしいオレゴン州も含めた西海岸と東京を往復できたらイーナァ、と思っただけで、「面倒看てちょうだい」 ではありません。

小さい時に中耳炎の手術をして以来、耳に水が入るのが怖くて泳げないままきてしまったせいか、ハワイ・グアム・沖縄・石垣島など、ビーチリゾートなど海を売り物にしている地域には、元々興味がなく、バリ島もそのうちの一つであった。  何がきっかけになるか分からないもんだと感心するが、もし息子が長期に住むのであったら、1回ぐらいは訪ねたい。 そこで何かと便利な 「地球の歩き方・インドネシア編」 を購入した。

バリの歴史は意外に古く、王朝文化の遺跡もあるし、伝統舞踊や独自の絵画・彫刻などの芸術村として名高い (知らなかったけど) 「ウブド」 がある。 田園風景や自然も豊かで、(私は絶対参加しない) トレッキングコースも充実しているらしい。

もしバリが気に入ったら (シアトルは気に入ってたのになぁ~)、リピーターになるかもしれないし、嫁さんが住む漁村に住み着いちゃうかもね (息子の放浪癖が移りそう)。

猛暑の過ごし方

2007-08-10 18:40:35 | Weblog
JR川崎駅近くのカラオケボックスは、平日昼間の時間帯がメチャメチャ安い。 昼から夕方6時までは、フリーステイにフリードリンク (ウーロン茶とコーヒーだけだったかな?)付きで、なんと680円である。 しかも、持ち込みに目をつぶってくれるという寛大さ。 もちろんルールとしては、イケナイらしいのだが、見つかっても何にも言われない (今のところは)。

午後1時過ぎに入場してから、エアコンがきいたプライベート空間で存分なお喋りと、昭和30~40年代を歌いまくっていたら、アッと言う間に6時10分前。 「エッ!もう6時?」 まるで魔法にかかったように時間が飛んで行ってしまった。 、そこでのお会計は、5時間近く居ても、お一人様680円! 内緒なのに山のように買ってしまった昼食やオヤツ代をカラオケ料金にたして、合計一人1700円でした。 これは猛暑の昼間の過ごし方にピッタリスゴォ~く満足した後は、やはりビールで乾杯 遊びすぎたのに、全然疲れないのがフシギ (近頃は、遊ぶのも体力がいると思っていたのに)