日替わりトーク

☆過去現在未来☆

方向音痴

2010-03-29 20:05:31 | Weblog
これだけハマっているのに、友人達に何回も行っているソウルをご案内できない主な理由は、言葉ではなく方向音痴病のせいであります。 地図が読めず、目的地に行くのに人に尋ねても、聞いてるそばから記憶が喪失してしまう。 この状態は若い時からだったので、まるで脳細胞が断固拒否しているようです。

人の良い食堂オバちゃんグループと一緒に、横浜・鎌倉日帰りバスツアーと超お手軽であった筈だったのに・・・
まず、私よりドジさんが横浜中華街で迷子になってしまい、必死の捜索。 やれやれ見つけたと思っていたら、今度は・・・
鎌倉でバスが待機している場所が4人揃って分からなくなり、観光どころではなくなってしまった。
大好きな買い物もろくにできず、帰りはただただ疲れただけ。 せっかくお天気になって、意気揚々と楽しむ予定だったのに。 このグループで最年少の私が、いつもお得なプランを探し出すと、みんなに喜んでもらって、それがまた嬉しかったのに、みんなボケたか、私の方向音痴病がうつってしまったのか、何となく先行きが危ぶまれるようになりました。

これからの食堂グループツアーは、旗を持ったガイドさんにピッタシくっ付いて歩き、自由時間はバスの周りってことになるかも。

来週、もちろん相棒と一緒に韓国フリープランで行ってきます。 地下鉄の乗り換えは矢印と番号でなんとかなりますが、新幹線に乗って初めて釜山に行くのが冒険。 (可愛くないけど)愛嬌を振り撒いて道を聞く役は私、地図は相棒に任せて、何とか楽しい旅にしたいのですが・・・
ワクワク冒険談になるかどうか、お楽しみに。

ラブロマンス

2010-03-25 17:34:20 | Weblog
父(養父)は母より3歳年下・・・母はすでに結婚している上に3人の子持ちだったのに・・・まるでメロドラマですが、紅顔の美少年は若い奥さんに一目惚れしたらしい (姦通罪が存在する韓国では、ドラマにもならない)。 中国大陸で学徒出陣、戦場の修羅場を経験したら、どんな事でも大したことじゃない!と思ったのか、母の魅力が絶大だったのか・・・
それにしても、10年以上も母が離婚するのを待っていたなんて、フツーの人ではなかった。

私が物心ついた時から 「ヘンなオジさん」 がウロウロしていたのが当たり前になってしまい、親戚かと思っていました。 父は運よく高度成長期の波に乗って、寝る間も惜しむ企業戦士として活躍したので、真剣な恋愛をする暇が無かったのかもしれない。

母は、父と結婚した頃から手腕を発揮、飴と鞭で父の給料を全部巻き上げ、ケチケチしながら蓄財していきました (うちは、貧乏だと思っていた)。 父も負けずに副収入でかなり贅沢をしていたから、家庭内で貧富の差があったヘンな環境で育ったせいか、私は金持ちでも貧乏人とも話が合います。

それにしても、この壮大なラブロマンスは、不自然な部分がありすぎて、ドラマにするには纏め難い。

可哀そうな人

2010-03-24 10:48:46 | Weblog
兄に幼馴染であり 「三バカトリオ」 と呼ばれた二人の親友がいました。 大人になって、みんな違う道に行っても、時々は会って楽しく遊んでいたのに、なんと二人とも同じ59歳で病死してしまったのです。 
寡黙な兄は、何も言いませんが・・・

母が昔話ばかりするようになって、兄の顔を見ては、この二人の親友の話をする。 兄はプィ!と退散してしまうそうです。 そして必要以外は母の傍に来なくなったと、義姉から聞きました。

マザコンだった私達子供はもちろん、小学校近くに住んでいたので、幼馴染にまでオヤツをあげたり声をかけたりした面倒見の良い人だったのに、老人病とはいえ損な老い方だね。 昔話をするのも、理性と配慮が無くなり、聞きたくないことまで口にするようになった。 だいたい実父に群がった女の話なんて、聞きたくない。

言っちゃいけないことを言うようになったので、遠慮無く 「聞きたくない!」 と言うと、「私も嫌われたもんだねぇ」 と寂しそうに被害者ヅラをする。 罪悪感から、優しい言葉を再びかけると、また同じハナシ。

これはもう・・・傍に居たらストレスになるので、あとは障害姉と犬に任せてしまいます。
(家族が一番!アンタも再婚したら?と言う人に、孫も寄ってこない)。

つまらない

2010-03-19 11:44:25 | Weblog
母は82歳頃からアレコレ言って私を振り回していました。 こんなこと言っちゃナンですが、いつあの世にいってもおかしくない御年・・・
最後の孝行とばかり、文句を(たくさん)言いながら出来るだけご要望に応えたかったのですが・・・

犬を絶やさず傍に置き、デイ・サービスで遊んでもらう、母時間に合わせて食事を作り、旅行も連れていって、手を尽くしたのに・・・
結局、つまらなそう。 

今、離れて考えてみると、元気溌剌していた時が忘れられないのね。 体力はもちろん知力も低下して、やりたい事をやれず考えも纏まらない・・・何だか、とっても腹が立つ。 今や唯一コントロールできる筈の障害姉にまで 「違うでしょ!」 とか言われて、本当につまらないのだと思います。 
自分が思うように動けなくなるなんて、本人自身が信じられない。

もちろん人様々だけれど、80歳過ぎたら自身の行動力は諦めて・・・ 
私だったら・・・

年寄りや障害者向けの旅行に参加
休み休みゆっくり連れていってもらう
デイ・サービスで遊ぶ
体と頭の体操・物造り・ゲーム・遠足など楽しいプログラムが豊富
そして、もしボランティアさんを探せたら
本を読んでもらったり、ピアノ演奏が聴きたい
たっぷりサービスをお願いして、ひたすら感謝の姿勢・・・

母は、サービスを受ける自体が面白くないから・・・
何をしても、されても、つまらない。

時代の狭間

2010-03-18 12:45:40 | Weblog
韓国の女性は、60代が日本の80代のような悔しさを味わっていると思います。 

夫を含む目上を崇め奉り、子供のためだったら何でもした都合の良い存在。 それなのに、今の若者は情報過多で親よりも知識が豊富になり、無知な親をバカにしながら、自分の都合が悪くなると親に頼る。 学歴が高くなって、女性でも仕事に生き甲斐を見つけるが、家事や子育てを母親に頼じゃう。 60代はやっと子育てが終っても、高齢化社会になって介護をしながら孫まで面倒をみなければならない。 時間帯が違う家族のためにゴハンばかり作るなんて、想像しただけでゾッ!とします。

私達団塊以上から、新しい風が吹き起こり、新人類で 「家付き・カー付・ババー抜き」 など、はっきり違う日本民族が誕生。 
そいつらから 「ナンジャコレ人」 が湧いてきたのです。

日本の60代女性は、親の狭間人生の苦労を知っているので少しは気を使いますが、多少でも自分の人生が選べた幸運な世代に引っかかることができました。 

それにしても・・・我が母は昔的苦労をしてこなかったから (目上に仕えたこと無し・いつも自分が一番!)、介護の大変さが分からない。 狭間の狭間に居た超幸運な人です (本人は昔が良すぎたので、今はツマラナイ!と言っていますが)。

時代は変わる

2010-03-16 19:34:58 | Weblog
「子供手当て」 を現金で配るより、学費の一部か給食費にして欲しい! 
それをするのは、事務的にとっても大変だと聞きましたが、そんなに大変だったら、働くお母さんのために保育所を増やすほうが先だと思います。

韓流ドラマ 「母さんに角」 をやっと見終わりました。 またセリフの紹介ですが・・・

長女 (共働きで妊娠中) 「母親は家族の犠牲になるのは、あたりまえじゃない!」
母さん 「じゃ、アンタも犠牲になるの?」
長女 「私は、ならないわよ。 でも・・・母さんは、そうしてきたから・・・」
母さん 「私だって、イヤよ!」

結局、母さんは3ヶ月で我が家に戻り、大家族全員が大喜び♪ でも母さんの心のツブヤキは、『もし生まれ変わったら、一人の人間として生きてみたい』。

夫や長男など男共が家事を手伝うようになったのは進歩なのですが、失われた若さは還って来ない。 古い家族制度は、どんどん変わっていき、女でも自分らしく生きたい・・・そんな印象で終わりました。

少なくなった子供を守るのは良いけれど、皇室の子供までイジメられるような 「変な世の中」 の親に・・・金を渡して良いのでしょうか?

食文化

2010-03-11 17:21:23 | Weblog
外資系会社のイギリス人秘書をしていた時、何かの話の流れで、ボスが 「鯨漁は絶対反対だ!」 と厳しい顔して言うので、「でも、とっても美味しいのよ♪」 と言い返してやりました (別にこのボスとは喧嘩しませんでしたが)。

百済旅行の時、ガイドさんが 「あれが犬専門店です」 と食堂らしきものを指差すので、日本人観光客は、シ~ン・・・
「日本人だって馬を食べるじゃないですか!韓国人にとって信じられない!」。 このガイドは40代女性のテキパキ型、とっても親切でしたが、やはり言葉のハンディでキツク聞こえる。 「まぁ~ソーですね」 と、客がかしこまってしまいました。

中国やアジア各地のゲテモノ食いは聞くに堪えませんが、ひとんちの食文化に文句言わないで欲しい。 イルカや鯨漁は、伝統的なものです。 ある程度捕らないと増えすぎて、人間が食べる魚がいなくなっちゃうと思うのですが、それは何年も先になるのかな?

モノが無かった時代の母の懐かしい料理は、鯨の切り身をニンニク醤油につけてから揚げる鯨カツです。 キャベツの千切の上に山のように出され、食べ盛りだった3人姉兄私は喜んで取り合いながら食べました。

孤食

2010-03-10 11:29:56 | Weblog
料理は、人に食べてもらうから出来る・自分一人じゃ作る気にならないと、よく聞きますが、私は違いました (自分でも意外な展開)。 
一人分だけ作るゴハンは、とっても簡単で自分の口に合う。 

好きな時間にその日の気分が乗った料理は、見た目気にしない・少々失敗しても誰も目で文句を言わない・・・最高にラクチン! 
野菜多めを心がけ、ゴマや鰹節を振りかけたお浸しだったり、オリーブオイルでサラダにする。 肉もポン酢と大根おろし(子供の時からの役目だったので苦にならない)・カラシ醤油でサッパリ、魚は焼くだけ。 キムチと油漬ツナ缶やトーフを加えてスープにする(チゲ)。 
素材を大事にして・・・早いハナシ、手間をかけない。

寿命はともかく、病気だけはイヤ!と頑張っているのですが、タバコだけは止められない。
健康でいたいけど、禁煙したら・・・イライラ・ワナワナ・寂しくなって・・・
ストレスが溜まり、性格が悪くなる。
(喫煙者は肩身が狭いので、必死の言い訳です

ホームドラマ

2010-03-07 12:43:45 | Weblog
韓国で40%以上の視聴率をあげたホームドラマ 「母さんに角が生えた」 は、めずらしく還暦をすぎた専業主婦の物語です。 私と同世代なので、より興味津々。

定番の大家族で、姑を介護の果てに見送り、舅は80代ながら元気。 夫は優しくても、家事は一切してくれない。 義弟は頭が良かったので、苦労して医学部の学費を出し、義妹は子連れの出戻り。 
それでも3人の子供達が結婚して、ホッと一息つくところですが・・・

今度は同居長男夫婦の孫の世話、嫁に出した娘達の心配、舅を一家の長老として礼を尽くしながら・・・
突然 「このまま一生を終えるのは嫌です。 嫁いで40年間、一日も休まなかったので、纏めて休みをください」 と、一年間の休暇を申し出る。 もちろん家族は驚き慌てふためき、「大韓民国の母じゃない!」 怒号の中で、舅が許し、夫も追従する。

やっと一人暮らしの夢を叶えた母さんは、嬉しくてしょうがない。 暫くは、好きな本を読みふけり、寝てばかりいる。 「この年で、何でこんなに眠いのかしら」 というセリフがありますが、私も同じ経験をしています。

猫に 「ゴハンちょうだい!」 と早朝起こされて、エサをあげてから、また寝る。 夕方、好きなDVDを見ながら寝てしまう。 元々夜更かしですが、朝寝に夕寝をしたら、寝られないと思っていたのに、ベッドに入ったらもう寝てる。 一日の大半を寝てしまうと遊ぶ時間が足りなくなるので、今は目覚まし時計をかけるようになりました。

母さんは、化粧をして映画を見にいったり、デパートで透明マニュキアをしてもらい、働いている娘を呼び出し、素敵なレストランで奢らせる。 携帯電話を初めて持ち、パソコン教室に通い出す。 これから小旅行をしてみよう!と考えたり、幸せそうだけど・・・

DVDはまだ途中です。 これだけの視聴率ということは、まだまだ古い因習に縛られる女性達が共感したのもあるけれど、家族制度を覆すアイデアが斬新なんだね。 それに現実味があり(夢物語ではなく)、「離婚されても構わない」 と覚悟を見せたかと思うと、子供達に 「3人で母さんの生活費を出してね!」 とキッパリ言えるほど、家族のためだけに生きてきた裏づけがあることなど、身近なテーマが次から次へと展開する面白さが奥深い。

さて、母さんの休暇は一年もたないという情報もありますが、この先どうなるのでしょうか。 できたら、飛び続ける母さんでいて欲しい。

限界!

2010-03-05 10:35:30 | Weblog
同級生のお通夜に行って泣く筈だったのに、なんと何十年ぶりの懐かしい面々に出会ってしまった。 亡くなった方には申し訳ないけれど、「ドクターストップを無視して酒がやめられなかったアイツが悪い・・・」 など悪口まで出始め、会場から早々に退散、駅近くの居酒屋で同窓会となりました。

特に男性は、頭部が後退したり、眉毛まで白くなるほど白髪だったり (お互いさまですが) よ~~~く 見なければ分からないほど老けて、目を見てやっと 「アッ!」 と思い出す。 みんな立派な職業に就いたそうで、本当にご苦労の跡が偲ばれます。

今回は急な集まり?であったので、次は来られなかった同窓生も呼びかけて 「お別れ会をしよう!」 ということになりました。 

なんだか○君のおかげで思いがけず良い思いをさせてもらいましたが、死んだらオシマイだね。  いつも遊んでる高校仲間に酒を控えるように言ったら、すでに(急激に)衰えてきたそうで、「良い子タイム」 に解散となりました。
(オールナイトは、できなくなった