いつもSavaSava

お気楽グータラ大好き主婦はなはなの気まぐれ日記

探偵な気分

2009-01-18 10:41:26 | Weblog
ある日の昼下がり、一人フラフラ本屋にいたワタクシ。
背後で、本屋には似つかわしくないが耳に入り、思わず振り返った。

ビリッビリリリリビリリ~~~

人間驚くと、二度見ってするもんやね~~~~
その時の私は「え?え?」と振り返っては戻っての繰り返し(笑)

私の斜め後ろにいたおばさん(明らかに中高年)が、雑誌じゃない冊子を開いて見ようとしている時だった。
彼女は、雑誌の中にある綴じ込み(って言うの?)付録を破り取って見ているではないか
いや。正確にはその時は、「そうであろう」と言う仮定段階(爆)

その本屋さん。
某ファッションビルの中にあり、フロアの半分を占める、かなり大きな店舗。
平日の午後なんて人気がやはり少ない。
私が見ていたのが、住宅・建築関係のコーナー。
背中合わせでそのおばさんがいたのが主婦雑誌系が置いてあった。
その列には、私とおばさんの二人。
周囲には人がいない。
でも私がいる事はおばさんはわかっているはず。

確かめたくなった(爆)
チラッチラッと横目でおばさんの行動をチェック
斜め後ろなのでその私の動きも不自然だ。
はなはな探偵は思い切った行動に出てみたのである。
おばさんの左隣に立ち、主婦雑誌を見ているフリをして、おばさんが手にしている冊子が何か確かめた

○aitaと言う雑誌がおばさんの前に無造作に置かれていて、手にはピンクの冊子。
しばらくすると、おばさんはそのピンクの冊子をごく自然に雑誌の中に挟み、目の前の棚に戻し去って行った。
ものすごく自然な流れじゃないか。
もしかしてあのビリリリリビリリ~は別の何かの音で、私の大きな勘違いか?とさえ思えてきた。
すぐにおばさんが置いた雑誌を手に取るのはキケンだ
その姿をどこかでおばさんが見ていて、「私が持っていた雑誌に何か」なーーんて言われても困る。
しばらくは他の雑誌を見ては置き・・・を繰り返し、少しずつ目的の雑誌に近付いた。
おばさんの手にしていた雑誌を手にとって開いてみた。

しっかり、ピンクの冊子が破り取られた状態で挟んであるぞっ

慌てて棚に戻し、キョロキョロドキドキアワワ
おばさんが見てないか、それよりも店員さんが見ていて、犯人にされても困る。
色んな事を考えながら、その棚から離れた。

その後本を物色しながら店員さんに言うべきか悩んだ
やっぱ話した方がいいだろな~と思いながら店員さんを探すが、レジはわりと混んできている。
他には見かけない。
う~~んう~~んと悩むうちに、子供が帰ってくる時間が近付く。

結局、新米探偵は仕事の報告をしないまま、本屋を立ち去ってしまった
ちゃんと話せばよかったな~と後悔はまだ残っている

しかし。あの冊子は袋とじではなかった。
冊子の片方だけがくっついているもので、見辛いが、見ようと思えば破らないで見れるはず。
それに。そこまでして「見たい!」って思うようなヒミツがあったわけでもない(爆)
一体あのおばさん、何者?(爆爆)

これはさすがの関西人(おいおい)でも、やらない事だと思うけどな~
こんな事、本屋さんではよくある事なのか

ちょっと探偵な気分を味わった昼下がりだった。。。