先日、夫とふたりで出かけた時
白杖デビューをしました。
ひとりの時はまだ勇気がありません。
駅の改札では
駅員さんがとても親切に声をかけてくださいました。
もうひとり白杖を持って
ひとりで電車にのる人には
座席まで一緒に案内していました。
電車の座席に座ると
杖は結構長くて目立ちます。
でも周りの若い人はほとんど関心がないようです。
ただ、途中から乗った
中年のおばさまがたは興味しんしんです。
そりゃ、普段見慣れないものを持っているんですから
「あれっ!」と思う気持ちもわからないではないですが・・・
座席から立ち上がるとその視線はますます強くそそがれます。
「そんなに見ないでよ」と思っちゃいます
ひとりのおばさんは
わたしがホームに降りてからも
窓から振り向いて見ています。
「そんなに珍しいの?」
以前、同じ病気のひとが
「初めて白杖を持ったとき
周りの人の反応が見えてしまうから
とても複雑な心境だったよ」
と話していましたが
まさにその通りでした。
そんなこといちいち気にしていたら
これからやっていけないぞ~
とも思いますが・・・・
やっぱ気にしちゃいます
私は自分のことを見られるのが、とてもいやなので、私も人を見ません
まっそれはそれで、時に副作用もあったりしますがね
でも、無視です
反対に、観察したりして
こちらが相手を観察するのもいいかもしれませんね。
興味本位で見られるのは嫌ですね
駅で白状をもって、人ごみのなかでスイスイとあるいておられる方を見ると、「おー、先輩!すごいなあ。」と思ったり、「何かお手伝いできることは、ないかなあ」と思って見守ってしまうことがあります。
もしかして、それって、傷つけてるのかもってはじめて考えてしまいました。