忙中閑あり

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Wouldn't It Be Loverly?

2017-01-09 | 日記

夏井いつき先生のブログ

さえずる初句会~そして週末は『まつやま俳句ポスト365』オフ会&『まる裏俳句甲子園』

こちらから4日遅れて ‥

下野新聞に『プレバト!!』の記事を見ることができました

毒舌先生の見事な添削

毎分の視聴率に一喜一憂するバラエティー番組は、

ひんぱんにコーナー企画や出演者を入れ替え、メインのコンセプトさえ刷新する。

それでも残念ながら、試行錯誤の末に打ち切りという結末を迎えることも多い。

しかし、中にはさまざまなアイデアを繰り出す中で金脈を掘り当てた

「プレバト!!」(TBS、木曜夜)のような成功例もある。

同番組は現在、芸能人が毎回、

さまざまな文化ジャンルの才能の有無を判定する簡単なテストに挑戦し、

プロの専門家が厳しく採点する「才能査定ランキング」をメイン企画にすえている。

浜田雅功の司会進行は一貫して切れ味鋭いが、

ここへきて番組が評判を高めているのは俳句部門のおかげだろう。

毎回複数部門を取り上げる中で、俳句だけがレギュラー的な位置にある。

出演者がひねり出す名句、迷句を査定するのは、毒舌先生こと俳人の夏井いつき。

高尚な俳句の世界を、誰にでも分かるおしゃべりで解釈してくれる。

例えば「流れる」を「流るる」と文語体に添削するのも、

夏井先生にかかれば何も小難しい理由ではなく「調べがキレイ」だから。

この調子で数か所を直した句は、たちまちレベルアップした名句に変身。

その見事さは、まさに俳句版「マイ・フェア・レディ」といったところだ。

さらに俳句を深く知りたい人には、

夏井先生も選者の一人を務める「NHK俳句」(Eテレ、日曜朝)がお薦め。

こちらを見れば毒舌先生の異名はバラエティー上のキャッチフレーズと分かるはず。

そもそも、これだけ誰の耳にも響く言葉を使える人が優しくないわけがないのだから。

(広川峯啓・エンタメライター)

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