黄色い傘
黄色い傘 ‥ 学童用の 、 よく目にする傘です ‥
今朝 、 娘(小3)の登校をベランダで手を振って見送っていると ‥
同じ登校班の男の子が傘を持って歩いて来ました
なので 、 何気に 娘に 「 傘は~ 学校に置き傘はあるんでしょ~
」 と訊き 、
娘が 「 あるよ~ 」 と 返事をして 手を振って歩き出したら ‥
庭先で洗濯物を干していた義母が誰に話しかけるともなく
( ‥ ぃや 、 間違いなく 本当は私に対して言ったのであろう ‥ )
「 雨なんか 降んねーわ! 」
ったく 何も声に出さなくたっていいじゃない
そんな言い方しなくたっていいじゃない
何かにつけ いつも一言多くて ‥ 朝から本当に気分が悪い
この夏休み 、 夫と子どもたちと北海道旅行から帰って来た時も ‥
旅行中 、 きっと 天気予報やニュースで気に掛けていて下さったのでしょうけど ‥
子どもたちが先に玄関に 「 ただいま~ 」 と入り
爺 「 お天気 どうだった? 雨に降られちったか? 」
息子 「 うん 」
爺 「 そっか。 でも ずっと降られてたわけじゃなかんべ? 」
息子 「 うん 」
などという会話をしているようで 、 その間 私は夫と荷物を玄関へ運んでおり ‥
私が 「 ただいま帰りましたー 」 と 家に入ったところ ‥
前出の会話を聞いていたような聞いていないような義母の声が台所から ‥
「 何? ずーっと雨だったんか? ハハッ 日頃の行いだなー 」
思わず夫と目を見合わせてしまいましたよ ‥
‥ で 、 「 いやー 一気に現実に引き戻されたねー
」 って ‥
何なのでしょうね ‥ どうにもこうにも 他人の気分を害させる一言が多いんです ‥
悪気があって言っている訳では ( 多分 ) ないのですよ ‥
こう ‥ 思ったことが パパーッ っと 口をついて出てしまう 、 みたいな ‥
そいでもって 、 相手の心中なんぞ 知ったこっちゃない 、 考えたこともない 、 みたいな ‥
‥ 私 、 こういった数々の体験を反面教師にして(大袈裟)
相手に心を伝えること 、 その言葉 、 大切にしていきます ‥
『 ひとつのことば 』
ひとつのことばでけんかして
ひとつのことばでなかなおり
ひとつのことばで頭が下がり
ひとつのことばで心が痛む
ひとつのことばで楽しく笑い
ひとつのことばで泣かされる
ひとつのことばはそれぞれに
ひとつの心を持っている
きれいなことばはきれいな心
やさしいことばはやさしい心
ひとつのことばを大切に
ひとつのことばを美しく
北原白秋 谷川俊太郎
その他の方