はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

<子どもたちは遊びの名人》

2012-05-02 18:14:15 | 日記

写真の様子を見てください。これは4月26日(木)のひろばの様子です。KちゃんとNちゃんが遊んでいるところです。
この日の午後は、途中でYちゃんが帰ってから(それまで、男の子3人で元気に遊んでいました)、「はなはなひろば」はふたりの男の子の独壇場になりました。
それが写真のような光景です。
ロッカーが、隠れ家パネルシアターや寝床に早がわりし、おもちゃ箱はひっくり返して並べられ、跳び箱のようになっていました。
身軽なKちゃんは忍者のようにロッカーの3段目まで這い上がりましたが、それをまねようと思ったNちゃんにはちょっと無理だったようで、1段目であきらめました。
その遊びでしばらく楽しんでから、今度は跳び箱です。
普段は、おもちゃを入れる箱を、縦3列に並べて(自分たちで考え出しました)、その上をとんとんと飛びわたり、最後のところでは、床に敷き詰められている色マットの上にぴょんと着地します。
Kちゃんはひとりで、Nちゃんは大人がちょっと手を添えながら、何回も何回も同じことを楽しそうにやっていました。
でもこれで満足することなく、もう1個、やわらかめの箱を加えてまたまた遊びに興じていました。
これを危ないとみるかどうか・・・・
大人がその場で、その遊びをすぐに制止してしまったら、子どもたちが考え出した、楽しいそしてちょっとスリリングな遊びを2度としなくなるでしょう。
遊びの中で子どもたちは育っていくといわれています。
遊びながら友達と言葉を交し合う、遊びを工夫して作り出す、危なっかしい遊びでもやってみればできたという達成感、遊びきったという満足感などを味あう中で,成長していくのではないでしょうか。
子どもたちの遊びは、長続きしないこともあれば、ずーっと飽くことなくひとつの遊びを続けることもあります。
「何ですぐ止めちゃうの」「もうその遊びは止めなさい」と大人が口を挟むことなく、子どもと付き合ってあげられるとよいですね。

                               M

 


<こどもの日・こいのぼり・元気な子>

2012-05-01 14:32:03 | 日記

 

このところ、痛ましい事故の報道が続いています。登校途上の子どもが何人も犠牲となっています。
ちょっとした不注意のために、子どもたちが安心して登校もできないというのは、許しがたいものだと思わずにはいられません。
わたしたちも、これを他山の石とすることなしに、十分に注意して活動していかなければと肝に銘じています。

さて、こどもの日に向けて、それぞれのご家庭ではさまざまな過ごし方をされていることでしょう。
「はなはなひろば」は暦どおりに運営するとこにしました。そこで、小さなこいのぼりをスタッフが作って、「はなはなひろば」に来た子どもたちへのプレゼントにしました。

陸前高田の「きらりんきっず」は、5月の連休中に新規の場所で活動を開始すると聞いておりましたので、横浜からのささやかなお祝いをかねて、同じこいのぼりを贈ることにしました。
壁に張ってもらうための寄せ書きと、こいのぼり(30本)、それに色紙で作った輪飾りを添えて、宅急便でお送りしました。
寄せ書きは「はなはなひろば」に来たママたちにも書いてもらいました。

「きらりんきっず」は共同施設の準備が整わず、6月に伸びてしまいました。
6月はじめの「きらりんきっず」新規開設の時には、わたしたち「はなはなひろば」からもお祝いに駆けつけるつもりです。
横浜の子も、陸前高田の子もこいのぼりのように、元気いっぱい空にむけて羽ばたいてほしいと思います。
                         M