レインツリーの国

最近は専ら短編小説ばかり読んでいました。
短編とすら呼べないようなショートストーリー。
何人かの作家が「恋愛」だったり、「ミステリー」だったり、「いじめ」だったり、何か一つのテーマに沿って描かれる物語が、オムニバス形式で構成される小説。流行なのでしょうか・・・。
（そんなCDも多くなっている気がする）

物足りない感じはあるけれど、一冊で何人かの作家を楽しめるというお得感はあるかな。多くの作家の作風に触れると言う意味ではとても便利だし、私好みの新しい作家さんを発見した時は、その作家の名前を、思わずネット検索してしまう。

この作家さんもそんな一人。
「有川　浩」さん。男性だと思い込んでおりましたが、女性のようです。・・たぶん。
「図書館戦争」シリーズでご存知の方も多いと思いますが、そのうち機会があれば～くらいに構えておりました。（何せ、勝手にSF作家だと思ってましたから）
ところが、偶然読んだ短編に驚かされました。
今までに読んだ事のないような話の展開、そして何より、私ととても似ているようなのです。視点や、価値観のようなものが。

そこで改めて購入した小説にまたまた驚かされました。
それは「難聴の女性」と「父親に思い出してもらえない男性」の恋愛物語でした。
どちらも「他人に理解されにくい不幸」を持っているのですが、女性の方が日常生活に支障が出てくる分、卑屈になってしまいます。
例えば彼女は美容院で髪を切りません。話しかけられても聞き取れないからです。
多くのヒトが集まる場所へは行けません。誰が話しているか分からないからです。
それに私の場合、ATMなどで後ろに人が並んでいる時や、何か警報機が鳴っている時など、分からなかったです。
この物語にもあるように「少し周りに気を使えよなー。」って思われていたことでしょう。
私も逆の立場ならそう思っていただろうし・・・。
「聴覚障害＝コミュニケーション障害」
この言葉を見たとき、まさに！と感嘆しました。
私も左耳が聞こえなくなった時、何度もそういった状況を突きつけられました。
当時は全てにおいて周りが恐ろしく思えたのですが・・・すっかり慣れてしまいました。図太くなりました(苦笑）

I'm free to be whatever I

私は「自由人」らしい。
ちょっと聞こえが悪い。
33にもなって自由人。
社会に馴染めてない感じがぷんぷんしてくる。

「aikoって自由人だよね」発言（友人M）、割と最近教えてもらった。
自由人＝周りの迷惑を省みず、自分のやりたいよーにやってる人。
それまで、自由人的行動をしてたなんて。。。ホント～！？
ねぇ、どう？
私をご存知の方、そんな覚えありませんよね！？
・・・。

けれど。
自覚が無いわけでもなく。心当たりもないわけではなく。。。
基本的に、「我慢」とかは出来ません（子供です）
本能の赴くまま、感情の赴くまま、大抵周りが振り回されている感は否めません。。。
例えば、友人の家へ遊びに行こう！と思い立ったとします。
友人の「掃除してないから！」という声は耳に入ってきません（鬼です）
例えば、中学の授業で教材ビデオを見て号泣しました。
例えば、一人行動が好きで、フラ～っと足の赴くままにてくてく歩くわけです。
・・・そして、妄想するわけです。
もし、ニタニタ薄気味悪い笑みを浮かべ、てくてく歩いている危ない人を見かけても、どうか見逃してやってください。自由行動中ですので。

性格的にもね、大抵の事は「どうしてダメなの？」というスタンスで生きてきたもんで、「社会の決まり事」がどうも苦手。
だって、人って個人レベルでは「自由」でしょ！？
それが、集団や社会とかになると規制があるもんだよね。
違うのか？心配になってきた。

だから、人って自由に、何にでもなれる存在なんだって、思う。
最近はもうイイトシなんだから。とか言って、もう理想や夢物語を語っていたら笑われてしまう。
それが何だかとってもサミシイ。

人生は短いから。キレイナモノをたくさん見て感じて、ステキナヒトとたくさん知り合って、小さなものでも、何か残して逝けたりするんだろうか・・・。


でも、占いにはね、バッチリこう書いてありました。。。
生まれつき自由を愛する人。モラルや人に縛られることなく自由にふるまうので、人に迷惑をかけることもあります。自由人のあなたなので規則等が厳しい保守的な会社には不向きです。要注意なのは、衝動に任せて無謀なことをしやすいこと。

・・・。
周りの皆様、どうか、私を見捨てないで！！

チャリティーライブ2011.イベント終了！

3年ぶりのイベントでした。
楽しかったですね～★
ほとんど、私の知り合いを集めた、ちょっと人数の多い飲み会なんですけどね・・・。
今回は45名程集まりまして、みんなでワイワイと楽しませていただきました。

フードメニューは
MIXピザ。コーンポタージュ。ご当地別海ホタテバーガー。別海アイス。でした。
なかなか好評でしたね～。
普段使わないオーブンを稼動して、何やら煙で視界が真っ白になってしまうというハプニングもありましたが、なんとか、13枚のピザを焼く事が出来ました★
バーガーも地元っ子は初めて食べた。と言う人ばかりで、意外に（？）好評。

ライブへの参加された皆さん総勢20名。
ホント感謝です！
やっぱり音楽の繋がりって、強いなーと思いました！
根室の松田さんなんて、3年ぶりにお電話して、
イベントやるんですが、参加しませんか？
あ。たぶん大丈夫ですよ。の二つ返事。
・・・なんて腰が軽いのでしょう！スバラシイッ！
そして、演奏もメチャメチャステキ★
次回は松田さんの単独ライブでも来るよ。との声多数。

他にも沢山の皆さんのエネルギーが溢れて、興奮しっぱなしの夜でした。
東北の皆さんにも分けてあげたい。。。

チャリティーライブということで、義捐金、日本赤十字社へ送らせていただきました。14170円也。
これまた感謝。

さて、ここで残念なお知らせが。。。
このイベント、当初、記録係なる者がいたのですが、急遽ギターで参加することになり、画像、動画、音、何にも残っていません(汗）
まぁ、皆の心には記憶されている事でしょう(^-^)

と言うわけで、またやりましょうよ。ワイワイと。
誰か一緒にやりましょうよ。朝まで。
はまなすも、無くなってしまうかもしれない危機ですしね。。。笑えない。
ではまた。

生の声

繋がらないであろうその受話器の向こうから、その人の声が聞こえた時、
こちらからかけたと言うのに、とても慌ててしまい、当たり前のことしか言えないでいた。

耳の奥に響くその声は、
私を驚くほど安心させた。
人の声って、スゴイ、と思った。

人が発する、その生の声は、こんなにも人を嬉しくするものなのか。
遠く離れていても、触れられそうなほど近くに感じる事に、
私は泣きそうになるのを堪えた。

毎日流れ続ける悲惨な報道に、恐怖感と不安感を膨らませていたから、
突然の安堵に、頭の中は真っ白になってしまった。

「大丈夫？」
「大丈夫だよ。」

私が大丈夫だと言って欲しかっただけかもしれない。
それでも、その言葉だけで、その声だけで
私のガチガチに緊張していた心が、頭の中とは別の部分で、あたたかく解けていくのがわかった。


人はやっぱり脆いけれど。
人は小さなことで幸せを感じられるイキモノだし、その小さな幸せが、たくさん重なって、大きな力になるのだろう。

どうか、どうか人間がもっと強く、生きる事を嫌いになりませんように。
そして、大切な人を思う気持ちを失いませんように。
きっと、小さな幸せはたくさんあるはず。

かいちゃん・その2

ぽん太、撮影センスなし。
かいちゃんはもっと可愛いはずなのに。まともな写真が送られてこない。。。
これじゃ、お茶の間の皆さんも、納得しませんよねー。

それにしても急に成長しましたね！
パパさんデカ男ですから、ぽん太がいくらウサギっぽくてもダメですね。
かいちゃんもデカ男になること、間違いないですね。

えんちゃんさん、これがぽん太の子です。
あの頃は、大変お世話になりました。
えんちゃんさんの言うとおりになりましたね。
「案外、ぽん太みたいのが、すぐお嫁に行っちゃって、お母さんになっちゃうんだよねー。ねー。」

ビンゴッ！
アンガイ、そういうコトになりましたね。

さて、どういうわけで、ぽん太の子っこを皆さんにご紹介しているかと申しますと・・・。

「aiko、いい加減、子作り考えナ。」という自分へのプレッシャーです。

皆さん、もっと煽ってアオッテ。このボンヤリさんを焦らせてーー。
何だか気がついたら、もう出来ませんよ。ってな事になっちゃいそうで。

とは言え、ねぇ。
まぁ、まぁ。まだ、大丈夫でしょ。
そのうち、なんとか、なるでしょ（笑）
お父様ー、お母様ー、ごべんなざい！！