はまなすの実

今日も頑張る皆さまへ

天使の卵

2008-06-14 | 心に残った物語
この物語は、正真正銘の恋愛物語。
村山由佳原作『天使の卵』。

後を引く、余韻の長~いお話。
私は未だ、その世界から抜け出せずにいます。
全く現実にはありえないようなお話なのに、ココロの描写がまさに現実的です。

小説も、映画もそれぞれに良くて。
私はどちらも号泣でした。
(映画は市原隼人ファンだから贔屓目もあるんでしょうが・・・)


村山由佳の物語は、主人公が男の子の事が多く、以前も書いた「おいしいコーヒーのいれ方」もそうなんですけど。
作者が女性目線なだけに、オンナゴコロをくすぐりまくりなのです。

こんな男の子なら恋愛してみたいな。とか。
男性にはこんな風に思ってほしいな。とか。

そんな言葉がたくさんちりばめられているのです。
最近トキメキの少ない、そこの奥様!必見です!若返りますよ(笑)

でも、男性にとっては「ありえない」夢物語みたいです(泣)

ズブヌレ

2008-06-09 | つれづれなるままに
アスファルトには
ポツリポツリと水玉模様が出来始めていたが、
ほってった頭をスッキリさせようと、
傘を持たずに歩き出した。

思ったとおり、
これは気持ちのいい雨で、
朦朧とする意識を少しはまともな状態に戻してくれる、シャワーのような雨だった。

いい雨が降っている。

イロイロな意味において、
この雨はきっと、沢山の人を幸せにしているだろう。


暑すぎる事は、決していい事じゃない。


雨音は癒しのリズムになる。


今度一緒に、どしゃぶりの雨の中を散歩しよう。
そして突然止んだ雨に、同時に七色の虹を見つけよう。