ある日々

日々思ったこと

扇動通信社

2007-07-20 11:06:58 | ニュース
「アルツハイマーの人でも分かる」=麻生外相が発言 (時事通信) - goo ニュース

さすがマッチポンプが得意の扇動通信社だけのことはある。

アルツハイマー病患者への配慮を欠く発言として批判を招きそうだ。 

「批判を招きそうだ」じゃなくて「批判を招くように愚民どもを扇動するのが、我が扇動通信社の方針です」だろ(笑)。

底の浅いドクターだ

2007-07-12 23:19:48 | ニュース
知ってる?現代っ子「雨ニモアテズ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000047-san-l38

確かに話としちゃ面白いんだけどね~。結局、このセンセイも当事者意識が欠如した底が浅い人物なんじゃないの、と思うわけで。

まず第一に「コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ」って言うけど、それは「大人みんな。しかも、この詩を面白がっている我々や、センセイ自身すらも含む、でしょ」ってこと。社会を創っているのは我々大人自身なわけで、他人の子供の愚かさであっても、全く責任がないなんてことはありえない。仮に自分に責任が一切無いと言うなら、それは、社会に対して何らの貢献をしていない非社会的人間だと白状するに等しい。自分は何も貢献せず、物陰から嘲笑だけをするのは、社会的には人間のクズ・役立たず以外の何者でもない。

そして第二に、本当に子供の「全てが」こうなのか?ということ。確かにこういう子供もいるだろう。が、それが本当に多数派か?子供のネガティブな一面ばかりを集めて論うことが、果たして社会を創る上で建設的なことなんだろうか?
そういうのは「最近の若いものはナットラン」と場末の飲み屋でいい気になって管巻いてる馬鹿オヤジと何ら差が無い。

そういう意味で、この詩を作ったというドクター殿も、底が浅いなぁと思うわけだ。もちろん、彼が自嘲もこめて書いたのなら、話は別だが。

まず、こんな子供をなくす第一歩は、こんな詩を喜んでもてはやす、自らの愚かさに気づくことだな。

(注)実際は広めた人がドクターで、作った人は校長のようですな。それこそ、子供を教育するべき人間がこんなの書いて喜んでいるようじゃ(苦笑)。そんな校長の下で学ぶから、子供がロクデナシになるのでは?


■秀逸
「雨ニモマケズ」で現代っ子風刺って何よ
世の中を風刺 フゥン

さすが中国クオリティー

2007-07-11 16:05:43 | ニュース
「動物虐待だ!」「名誉毀損だ!」パンダにされた犬めぐり非難の応酬―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070711-00000007-rcdc-cn

さすが愚かなる国、中国である。恐ろしい民度の低さだ。

「チャウチャウ犬をパンダそっくりに変身させて登場」という宣伝自体、民度が低い行為ではあるが、こういうことを考える人は、まぁ、世界中どこにでもいるだろう。

そして、中国でも

イベントプロデューサーの田金双氏が自身のブログに、この李進さんの行為を「新曲宣伝のために無理やり犬をパンダにするとは、あまりにも身勝手な虐待行為」だと厳しく抗議

というように、良識的な人がいるのは良いことである。

が、驚くのは、この良識的な意見に対する中国愚民の反応であり

中国ネット界ではこの田氏の意見に賛否両論が殺到。田氏の意見に賛同する声よりも、李進さんを擁護する声が圧倒的に多いという。
当の李進さんは、田氏の抗議に対し「くだらない!」とひと言。今後の状況次第では逆に田氏を名誉毀損で訴える覚悟だという。

なんと、良識的な意見を支持する人間の方が少ないというのだ。

田氏の言っていることは、考えるまでもなく、正論以外の何物でもない。
自分が積極的に李氏を批判するかはともかく、積極的に李氏を擁護したり、正論の方を否定したりするというのは、倫理的・良識的に考えて有り得ない行動だ。

いや、むしろ中国では、その程度の倫理・良識しか存在しないということだ。
こんな嘆かわしい国が隣人というのは、日本の不幸の一つである。



もっとも、日本のプログを見ても、さほど問題意識を持っていない人も散見されるから、日本人とて中国人を笑えたものではないかも知れない。

すぐに「戦犯」というサッカー無知

2007-07-11 15:46:10 | ニュース
“戦犯”阿部が汚名返上を誓った!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070711-00000011-dal-socc

こと、サッカーにおいて「戦犯」という概念を口にする人間は、サッカーに関して猿並みの知能レベルしかないと考えて良い。

どのチームスポーツでも同じだが、特にサッカーというのは、プレーは流れの中で判断する必要がある。プレーの中で出たある一つの事象(ゴールでも、ミスでも)は、それ単体で存在するのではなく、その直前、そのまた直前、さらに直前…というプレーから導かれた結果に過ぎない。そしてサッカーに「フリーラン」という言葉があることからも分かるように、サッカーのプレーはボールのある場所のみで行われているのでもない。


阿部は最終ライン裏に出たスルーパスを追い、相手FWセバスティアンを倒した。

ということは「スルーパスを出させた人間」と「スルーパスを出すスペースを作った人間」もいるわけだ。そしてそれは、FDやMFでないかもしれない。FWの戻りが遅く、それにMFが引っ張られたのかも知れない。逆サイドがダレていたのかも知れない。「サッカーのプレーはボールのある場所のみで行われているのでもない」というのは、そういうことである。

そして、この「ボールのない所でのプレー」という概念を、何より重視しているのが、オシムである。だからヤツが

オシム監督は阿部を名指しで痛罵。「アマチュアじゃないか」とまで言われた。

という態度を取ったという報道は事実かどうか疑わしいし、仮に事実であるならばオシムは自己矛盾を犯すほどの錯乱状態にあるとも言える。

まぁ、ともかく、サッカーの評論で、一つの局面のみを見て「戦犯」を名指しする表現が出てきたら、その評論はゴミ箱に捨ててかまわないのは間違いない。

世の中にはこんな馬鹿が存在するんだ

2007-07-11 12:47:28 | ニュース
ミートホープ社長、自己破産へ 「この20日間は夢」(朝日新聞) - goo ニュース

もはや「世の中にはこんな馬鹿が存在するんだ~」と感心させられますな。


「肉を知りすぎたのが私たちの誤った原因だ」

肉は知っていたようだが、倫理や物の善悪は全く知らなかったのが誤りの原因だろう。


「(発覚後の)この20日間、夢じゃないかな、何だったのか」

一生、刑務所で悪夢を見続けて下さい。


「言い訳させていただくと、やはり、きちっとした表示さえあれば、たとえ(豚や鶏を)混ぜてもおいしい」

その「きちっとした表示」を貴方はやらなかったのですが。

偽装云々はもちろん悪いのだが、それよりも、悪いことを悪いことだと認識できない頭の悪さが問題だと思うんだな。

サッカー記者のレベルの低さ

2007-07-11 10:42:18 | ニュース
アジア杯“黒星”ドロー…オシム采敗、チルドレン自爆(夕刊フジ) - goo ニュース

他の国は知らないが、少なくともうちの国のサッカー記者のレベルの低さには情けない気分になる。沢山試合をしていれば、何試合かは失敗の試合もある。それを以って「自爆」だ「疑問符」だと言うのは極めて愚かしい。こういう記者には、宇都宮氏の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものだ。

悲観するな、おごり高ぶるな!(1/2)
日々是亜洲杯2007(7月9日@ハノイ、晴れ)


そして、疑問符をつけるなら、1試合の結果云々ではなく、もっと根本的な部分にこそつけるべきだろう。俺は過去に何度かオシムに疑念を表明しているが、その俺からすれば、この記者のレベルは「何を今更」である。

ある意味、強烈な皮肉

2007-07-04 21:22:14 | ニュース
<小池防衛相>就任へ抱負「言葉は選びたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000030-mai-pol

ある意味、強烈な皮肉に聞こえるのは俺だけだろうか?

「言葉さえ選んでいれば、言った内容の良し悪しや、どんな行動をとるかは、二の次で良い。今の有権者とマスコミの知能レベルはその程度で、大切なのは耳障りの良い言葉だけ」と言っているように聞こえるのは、きっと俺の邪推だろうさ(笑)。

マスコミを盲信する馬鹿ブロガーたち

2007-07-03 13:50:26 | ニュース
女子更衣室侵入と誤認…男性教諭、小6男児に“レッテル”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000501-yom-soci

予想通り、マスコミに都合よく踊らされ「クソ教師」と言う馬鹿ブロガーばかりで笑った。先に予想したとおりだ。
連中には、立ち止まって物事をもう一段深く考えてみるという知性も、メディアリテラシーも、欠片もないらしい(苦笑)。

もちろん、考え、情報を集め、検証をしたら、やはり当初の直感通り「クソ教師」という結論になる可能性もあろう。今回の場合は、そうなる可能性の方が圧倒的に高そうだ。
だが、検証して「クソ教師」というのと、マスコミに踊らされ直感で「クソ教師」というのでは、全然意味が違うのだ。

ニュースに脊髄反射的な反応しかできない人が一定数いること自体は仕方がない。しかし、「ニュースを疑ってみよう」とか「違う側面から見てみよう」とか「違う見方は成り立たないのだろうか?」とか考える人がほぼ皆無であり、ずらずらと脊髄反射的結論のブログがリストアップされるというのは、ある意味恐ろしい。

先日も取り上げたが、「きけしゃん」というブログ

ヤフーのこの記事に反応しているブログやmixiでの日記群を見る限り,ほとんどの人が記事の見出し通りの事柄を何の疑いも無く受け入れ,それに対して各人が同じような反応をしている.気持ち悪さすら感じる.

とある通りだ。

ちなみに、相変わらず、何を根拠に「事実誤認」としたのかは報道されていない。
単に「事実ではなかった」と書いてあるだけだ。

ではこのニュースの事実確認は

2007-07-03 10:19:44 | ニュース
女子更衣室侵入と誤認…男性教諭、小6男児に“レッテル”(読売新聞) - goo ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000501-yom-soci

確かに事実誤認でレッテルを貼るのはいけないよな。それを一番やらかしているのはマスコミだけどな。

で、それを考えると、

女子児童から、「男子が女子更衣室に入ろうとしている」と告げられ、事実を確認しないまま、周囲にほかの児童もいる教室内で、着席していた男子児童の背中にサインペンで書いたA4判の紙を張り付けた。

「事実誤認でレッテルを貼った」という報道自体が、事実誤認でレッテルを貼っているのではないか、という可能性を疑わずにはいられなくなる。実際、この報道からでは、なぜ「更衣室に侵入しようとしたことが事実誤認と分かったか」が全く分からない。教育委員会は単に「不適切な言動」と言っているだけで、事実誤認と認めたとは一言も書いていない。更衣室侵入は事実だったが、貼り紙をする行為のみを「不適切」としただけかも知れない。

また「僕は、女子更衣室に侵入しようとして失敗したおバカさんです」という貼り紙も、長期にわたって「変態」というレッテルを貼られるよりは、敢えて一時「おバカさん」というレッテルを貼ることで、事態を笑い話の方向に持っていこうと配慮した…なんて可能性も想像できる。
あるいは、この少年は虐めにあっていて、無理やり女子更衣室に入らされたということはないのか。

…と、一つのニュースから、いろいろな可能性・仮説を見出すことは可能なのである。

まぁ、おそらく多くのブログが、またニュースの上っ面に踊らされて「クソ教師!」としか考えないんだろうけど(苦笑)。

馬鹿だから分からないだけでは?

2007-07-03 02:06:59 | ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000005-mai-pol
<久間防衛相発言>言葉に重みなく 「真意」は依然不明確

いや、単に馬鹿には分からないというだけではないかな(苦笑)。
もちろん、先に書いた俺の分析も推察に過ぎないと言えばそうだが、彼の発言を細かく分析し心理を推察しているし、概ね外れてはいないだろう。

「長崎出身の人があんなことを言うなんて」という人もいたが、それは逆だ。長崎出身だからこそ、ああいあ諦観にたどり着くのだろうし、それを口にする資格があるのだ。「あの人の尊い犠牲の上に、今の我々の繁栄がある」なんて、赤の他人が言ったら、それこそ大問題だ。

再度言う。
「原爆投下も、それで戦争が終わったのだから、しょうがないと思う」
「原爆投下への納得いかない思いは今もあるが、『それで戦争が終わったのだから』という頭の整理で、しょうがないと思う」
では全然意味が異なる。

この違い理解できないほど、日本人の「行間を読む能力」が落ちていることの方が恐ろしい。

そして、いわゆる「反戦団体」「反原爆団体」を自称する人々が、極めて好戦的であり、原爆や敵国に対する憎しみを原動力に行動している点も、自己矛盾ではないかと思う。

ちなみに、一部プロガーの中に「日本は加害者なのだから、原爆を落とされてもしょうがない」と言う人間がいた。が、そういう「自虐史観」的な意見は違うと思うし、少なくとも久間の意図は自虐史観にはない。

戦争というのは、歴史の大きな流れの中で語られるべきものであり、近視眼的に「どちらが加害者」「どちらが先に始めた」「アジアの人々に苦痛を与えた」と語るべきものではない。
また、何をスコープ(評価の区切りの範囲)にするかによっても評価は異なる。例えば、原爆投下だけをスコープにして言えば、日本は被害者であり、アメリカは加害者なのだ。「太平洋戦争」をスコープにしてそれに異を唱えるのは自由だが、それなら、「太平洋戦争」より更に大きなスコープで見れば、話が違ってくることも考えるべきだろう。