ある日々

日々思ったこと

まだキチガイどもは言葉狩りしてんのか?

2007-02-28 18:44:48 | ニュース
「日本が中国勢力下に」 中川政調会長、関係改善に波紋も(共同通信) - goo ニュース

「中国の何番目かの省に」と中川政調会長 首相は静観(朝日新聞) - goo ニュース

「中国の何番目かの省に」と中川政調会長 首相は静観(朝日新聞) - goo ニュース

どうやら、まだキチガイどもは言葉狩りをしているようだ。
まぁそもそも、その程度の脳味噌レベルしかないから、言葉狩りしかできないんだろうが。

幼稚園児くらいの日本語力でも、中国の軍事力増大を懸念し、「中国の何番目かの省に」なるくらいの危機感を持つべきという話であることは読み取れる。

「『中国の侵略を疑うようなことを言うのは失礼だ。日中友好に水を差す」という意見なら、まだ、一理ある。しかし、過去よく言われた「日本はアメリカの属州に…」という言葉がアメリカの侵略を疑う意味ではなく「過度の依存」や「力関係の不均衡」を意味していたことを思い出せば、先の意見も的外れでしかない。

あるブロガーが「何で、そんなことを言うのか?本当に残念です。日々の四苦八苦で精一杯の人は国会議員になってはいけないでしょう。それも政調会長?大丈夫ですか?この国、この内閣、この政府は」などと間の抜けたことを言っている。よほど、誰かさんのオツムの方こそ「大丈夫か?」と問うべきだ。

<中川政調会長>「中国の省になるかも」軍事費増大懸念示す

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000061-mai-pol

また前後の文脈のないニュース

2007-02-19 20:38:56 | ニュース
厚労相また失言? 「労働時間だけ売り物」(産経新聞) - goo ニュース

「また失言?」と言う前に「また前後の文脈をぶった切ったニュース?」と言いたい。マスコミ関係者は発言の上っ面を報道する能力しかないのか?それとも、ニュースの上っ面で民衆を踊らしている方が都合が良いのか?

まぁ、おそらく柳澤大臣は「時間労働」と「成果労働」あたりを対比させたかったんだろうが、なぜ、そういう話が始まったのか前後の文脈が全く分からん。とりあえず「この人は馬鹿がつくほど正直」というのだけは分かるが。

厚労相また失言? 「労働時間だけ売り物」--Yahooニュース

「労働時間だけが売り物」発言を削除へ 柳沢厚労相(朝日新聞) - goo ニュース

一方的批判は視野狭窄

2007-02-18 15:13:14 | ニュース
腰痛女性に「甘えるな」と暴言 成田労基署課長、後で謝罪(共同通信) - goo ニュース

やはりというか何というか、gooブログの方は労基署批判が殆どだ。やはり官批判は気持ちが良いのだろう。挙句「給料沢山貰っているんでしょうね。そんで、定年退職で退職金たくさんもらって...どこかに天下ってそこで何年かしたら、また、沢山退職金もらって...金持ちにはわからんだろう...庶民はギリギリのところで皆、生きているんだってこと!」なんて僻み根性丸出しの妄想を振りかざす人まで出る始末(苦笑)。

こちらに書いたとおり、人間、歳を取ればどこかしら痛いなんてのは当たり前で、みんなそれを我慢して生きている。「自分の痛みが取れるまで、痛みを我慢して働いている人の税金でノウノウと生きよう、というのは甘えだ」という意味に捉えるのだとしたら、これは正論以外の何物でもないだろう。「暴言を言われた」という女性が、実際にどの程度の痛みを抱えていたのか、我々に知る術はない。

一方で、他人の病気というのを過小に評価したがる人や、横暴な「官」がいるのも、また事実だ。

そういう両方の事実に目を向け、いろいろな可能性に気を配れるのが、ニュースに対する視野というものだ。一方的批判は、単に視野狭窄に過ぎないのである。

ちなみに「労基署は労働者を守る組織なのだから、常に労働者の立場に立つべきだ」という意見もある。一見、理に適っているように見える。が、これは「病院は病人のための場だから、たとえ仮病の人間でも、常に手厚く入院させるべき」という意見に等しい。その結果「真に入院させるべき人が、治療を受けられなくなるリスクを負う」ことを忘れている。
同様に、単に「労働者」というだけで無思慮に保護していたら、真に保護されるべきものが保護できなくなる可能性がある。よって、労基署がその区別に厳しくなるのは当然のことなのだ。

典型的なミスリードタイトル

2007-02-17 03:50:04 | ニュース
給食、実は1食あたり900円 人件・設備費…パパより豪華!?(産経新聞) - goo ニュース

給食、実は1食あたり900円 人件・設備費…パパより豪華!?

典型的なミスリードタイトル。

実際に生徒の口に入る食材分は230円だそうな。食事が豪華かどうかを話題にするのであれば、食材費を基本に計られるべきであって、そこに子供の口に入らない費用を上乗せして比較するのは馬鹿だ。「パパより豪華」と言うなら、パパの食材費も出してみる必要があるが、記者諸君はそこまで頭は良くないらしい。

それとも「豪華すぎる給食」→「だから給食費を払わない」という悪徳記者の情報操作だったのだろうか?いずれにしても知性の欠片もないタイトルであることに違いはない。

さて、一食230円、高いだろうか?子供は体を作る大切な時期なんだから、少しでも良い食材でバランスの良い食事を食べさせてやるべきだろう。この値段に見合う食材が使われているのであれば、230円は全く問題がないと思う。

一方で、間接費である670円はどうだろう?子供の栄養バランスを考えた料理を企画したり、衛生を念入りに保ったり、いろいろ費用はかかるのかもしれないが、ちーとばかり高いかもしれない。一般の食べ物やの料金を考えれば、400円代に抑えることは可能なのではなかろうか?

それはそうと、給食費未納問題。なんとも人間として情けない話ですね。払えないのではなく、払わない。まぁ「人間のクズ・犬畜生未満」と言って何の問題もないでしょう。とすれば、解決方は簡単。人としての標準的な社会性がない人間は、犬畜生と同様に鞭や餌でコントロールすれば良いのですよ。人としての知性がないのだから仕方ない。詐欺や児童虐待でブタ箱に入れちまいましょう。そして、払うというまで餌はやらない。犬畜生に社会性を与えるには、調教するしかないのです。

アンケートの胡散臭さにも気付くのが本質を掴む力

2007-02-17 02:37:09 | ニュース
JTが「禁煙反対」の組織票、ネットアンケに社員動員(読売新聞) - goo ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070215-00000401-yom-soci

組織的な反対票が問題行為なのは当然。

だが、そこで思考停止してはいけない。次元の違う問題ではあるが、
・では賛成側には組織票は無かったのか?
・アンケート回答者の母集団に偏りはないのか?
・アンケートに意見誘導はなかったのか?
という疑念に気付けるかどうかが、ニュースの本質を掴む力となる。

確かに、現在、公共の場所での禁煙というのは一つの流れではある。しかし、JTが組織票を入れる前の状態で「圧倒的に」賛成側が優勢であった…というのも不思議な話しではなかろうか?

基本的にこういうアンケートというのは、賛成にしても反対にしても、強い思いを持っている人間が、強く投票の動機を持つことになる。「まぁ、どっちでも良いや」程度にしか考えていない人はわざわざ投票しないし、あるいは投票が行われていることすら知らないわけだ。現に人口8,848,166人中、(組織票入れてか入れずか不明だが)4000票レベルのアンケートだったらしい。そんなアンケートで仮に「賛成」と決まったところで、いったいどれだけの民意が反映されたものと言えるのか。

こちらのブログによれば、アンケートのタイトルは「たばこから健康を守ろう」というもので、問題文も

> 問8 諸外国では、法律等によりレストランやショッピングセンターなどの公共の
> 場所を全面禁煙にしている国もありますが、神奈川県で、受動喫煙を防止するために
> 条例で特定の公共の場所の喫煙を規制することについてどのように考えますか。

とのものであったらしい。これは明らかに「アンケートの母集団を偏らせ」かつ「回答を誘導するもの」である。

組織票がアンフェアであるのは間違いないとして、では、この投票はフェアと言えるものであったろうか?

歩道で自転車に跳ねられたからといって車道に飛び出す人間が愚かである。Aに問題があるからといって、Not Aに問題がないという証明にはならない。JTの行動が問題行為であるからと言ってアンケートを無検討に礼賛し、正義の反映であるかのように考えるのは愚かなのだ。

ま、俺は今までタバコを一口たりとも吸ったことがない(ガキにありがちな「親が吸ってるのに興味を持って試しに」というのすらない)ので、禁煙方向に社会が向かうのは歓迎ではあるんだがね。

前後の文脈も見ないとな

2007-02-16 15:41:44 | ニュース
腰痛女性に「甘えるな」と暴言 成田労基署課長、後で謝罪(共同通信) - goo ニュース

<成田労基署>労災認定された女性客室乗務員に暴言

このニュースだけでは何ともなぁ。前後の文脈が分からなすぎる。
横暴な「官」がか弱き「民」を苛めたのを告発する、ってのは、正義感を満足させて快感に浸りたい人には格好のネタではあるだろうけど。

実際、病気というのは、そうでない人からみると「甘え」と軽視され易いのは大きな問題ではある。一方で大した病気でもないのに「甘え」で休もうとする人も現実にいる。あるいは、本人にとっては実際に辛くても、その程度の症状の人は世にいくらでもいる…なんて場合は判断が難しい。だいたい歳をとりゃ、あっちが痛いの、こっちに古傷だの…なんてのは当たり前で、みんな多少なり何かを我慢しているわけなんだから。

今回の場合、休業補償という、いわば「税金の投入」が関わるわけで、言われるがままにハイハイとお金を払ってしまう担当官ばかりでは、窓口トラブルもないだろうが、それはそれで困るわけだ(そしてまた官批判趣味者の餌となる)。

今回の件が、果たしてどちらにあたるのかは、この記事からだけでは読み取れない、とみるべきだろう。他のニュースによる情報の補強が欲しい所だ。