藤城清治さん

あるとき　ハルがチラシを見て
「これ見たい！」
？見ると“藤城清治　版画展”
おそらく誰もが目にしている
有名な影絵作家なのですが
（ハイどうぞ　検索タイム）
駅前のデパートで展示会があるとのこと
実家に遊びに行ったついでに　覗いてみました

ハルはパンフレットに載っている作品を見つけては
「これと同じだね」と大喜び
魚や動物、小人がたくさん出てくるので
作品ごとに『ミッケ！』状態
（※色んなものを探す『ミッケ！』という絵本があるんです）
作品の高さに顔を近づけるために
とうちゃんは　ずっと
だっこしていなければなりませんでしたが
ハルさんはお構いなしに全作品じっくりと鑑賞したのでした
売店で　藤城さん版絵本の「銀河鉄道の夜」を買ったら
サイン会の整理券（１００名限定）がもらえたので
せっかくだからと　サイン会に並んでみました
藤城さんはもう８０歳を過ぎたおじいちゃんでした
そうだよな　とうちゃんの子供の頃　
それよりも前から活躍しているんだもの
でも　握手してくれた手はとても厚く
芸術家というよりも　職人の手のように思えました
買った絵本の内表紙に　とても丁寧にサインしてくれました
とても真剣にサインしてくれるので
雰囲気を乱すように思えて　写真はやめました
駆けつけたファンの年齢も幅広く
おそらく　美術短大の生徒さんでしょうか
感極まって涙ぐんでいる人もいました
アートデザイン系を志す人にとっては
神様でしょうからね
特別に絵葉書をもらったハルが「どうもありがとう！」
と言えた時の　藤城さんの笑顔がとても印象的でした
お体に気をつけて　
末永く制作活動を続けられることをお祈りします