カフェバー・ハーフタイム

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戦後60年特集5 「中国、韓国は日本に感謝を」

2005-08-20 06:19:45 | Weblog
タイム最新号のアジア特集で、シンガポールの元外交官
キショール・アフバニ氏の論文「アジアの再生」を掲載。
そのなかでアジアの世紀とよばれる発展をもたらしたのは
自らの文化に対する自信であり、日本というモデルがなけ
ればこれほどの中国、韓国の発展はなく、日本に感謝すべき
だという見解を示したそうーだ。
http://www.sankei.co.jp/news/050818/kok028.htm

記事をもうひとつ。
2日前には同じサンケイ新聞のWEBで韓国の二大テレビ局の
ひとつMBC(文化放送)が15日の夜のニュース番組で流した
日本軍による生体実験の様子が、特ダネと報じておきながら
実は中国で作られた反日映画の場面だったことがわかり、
16日の夜のニュースで謝罪した。
http://www.sankei.co.jp/news/050818/kok019.htm

韓国人には反日キャンペーンなら何をやってもいい!
日本の事ならどれだけ悪く言ってもOK!という雰囲気がある。
この世で、日本人なんかき消えてしまえ!という目でみられる。
ところが誰もが、全ての韓国人がそうではなくて、やはり知的な
韓国人はちゃんと政府やマスコミの反日政策を理解していて
韓国社会の無礼を批判している。
おれも海外に出ることは多いけどまだ中国人ではそういう人には
出会っていないので、ここでは韓国人のことしか書けない。
あれは1982年だったかな。パスポート見たらそう、82年
8月の23日-24日のことだったな。

今では大韓航空はパリからソウルへの直行便があるけれど、あの
23年前の夏はどうだったかなぁ・・あったようにも思うが、
いずれにしてもこの日のフライトはパリからまずスイスのチュー
リッヒに飛んで、そこからソウル、ソウルで1泊して成田という
チケット代金が安い分とても長い旅だったということだね。
予想通りというべきか、パリでいやな予感したんだよね、ソウル
に着いたら荷物が着いていなくてね、まあ、貴重品は手荷物に
全て入っていたから特に落胆もしなかったけれど、ソウルの
大韓航空の係員がえらく気にしてくれて、それも
1人2人ではなくて、そこにいた10人くらいかなぁ、とにかく
到着した乗客はどんどんいなくなって、みんなヒマになったから
そこに集まってきてさー

「ねえねえ、あの人の荷物着かなかったんだって、あらー大変!
かわいそうねー日本人?どこから?ふーん?いくつかな?2つよ
いやーね年齢よ!あら!荷物かと思ったわ!なによあなたぁー
ところでソウルにはいつまで?明日日本へ!そうですか・・・
お困りでしょうね!そうでもない?いやいや!大韓航空が必ず荷物
は責任を持って。。こちらの書類に。。。日本語でこれは何と?
いいますか?それはね。。。これは?それは。。。日本いいですね
行きたいです!え?日本いいわー好きよ!行きたい!日本語勉強
して東京に住みたいですぅー!みんなそうですよ!韓国の若いひと
みんな日本好きです!(え・・・?)ああ・・・そうなんだ・・

最後は税関係員や空港警察にまで見送られてオレはさらに大韓航空
の若い頃はさぞ美人であったであろう女性職員2人にエスコートさ
れて市内行きのリムジンバスまで見送ってもらった。大きな荷物は
スイスかパリに放置されたかどこかの空港のベルトで永遠と周り続
けているから、オレの手荷物は小さなものが2つなのに、その2つを
元ミス大韓航空が何度も持ちますと言ってくれる。パリ育ちのオレは
そのたびに丁寧に断りながらバス乗り場までを雑談しながら歩いた。

韓国の若い人が行ってみたい国はやはりアメリカ、ヨーロッパは
もちろんだけど日本も大変人気があるというんだな。さんざん褒め
られたので、オレもお返しに冬のソナタやチャングムの誓いのような
韓流ドラマの話や韓国映画のおもしろさ、キムチや焼肉は日本でも
すごく人気があって・・・なーんて韓流ブームを語りたくてもそれは
2005年の話で、オレが金浦(きんぽ)空港を歩いているのは
1982年だからね!今人気の韓国俳優の大半はまだ幼稚園か小学生
ぐらいなわけだな。
まあ、あんまり日本をほめてくれるのでお返しにソウルオリンピックが
決まってよかったとか(81年に名古屋との決戦投票でソウルの勝利)
韓国サッカーは強いねとか、民間外交も大変だよ。
彼女たちはサッカーに興味がなくて韓国が日本に過去3戦1-0,2-0
3-0と国立、プサン、ソウルで3連続完封勝利したことはどうでもよく
とにかく会話がとぎれそうになると「日本!ニッポン!大好き日本!」賛美
がはじまるのだ。そのエールにオレも「韓国の若い方は勤勉で、礼儀正し
くて・・・」なんか外国で日本人がいわれそうなことを言っていたオレ!
そうそう、これって全部日本語で話してるんだよ!英語ではなく日本語!”
韓国のエリートっていうか、まあ当時旅行関係で働く人はまず英語か
日本語話したな。元ミスはとても日本語がうまくて聞けば家族全員が話す
っていうじゃんか!
おおー!こいつは驚いたね。両親も祖父母も先生かな?たしかそんな家
で全員が校長かなんかといってた。もうひとりの前ミス大韓航空は元ミス
の部下ではないのだろうけど年上に対する礼儀というか常に謙虚な姿勢
をくずさず、こちらが話しかけたときしか答えない。
前ミスの家族も日本語は両親から習ったといっていたなあ。まあ彼女たち
のご両親が学校にいってるころは日本が支配し、韓国という国はなかった
からねぇ。でもそういう歴史をとくに嘆くわけでもなく、恨むわけでなく、
ありのままを受け入れて生きている感じがしたなあ。
「日本語が話せてとても良かったですよ。大韓航空で働くには外国語を
2つ話せると有利です。みんな頑張る人は英語と日本語勉強したがって
ますよ。」
印象的だったのは、この「頑張る人」という表現だったないや、人たちだ!
そう複数形だったから、そのことが記憶に残った。

頑張る人たちと頑張れない人たち。
どんな困難、試練でも必ずやりとげる、やってみせると奮闘すればきっと
道は開けるのだろうね。韓国には「恨」という思想?かなあ、文化とでも
いうのかな。恨みという日本語で考えると間違えるけど、この(ハン)と
読む考え方は、どちらかといえば恨みではなく痛恨のコンに近い。それは
「やべー、やれれちゃったよー」「まずったー」という感情だ。相手が
上手だったし、自分たちもミスったという後悔(痛恨)って感じだ。
自分たち(韓国)は日本より優れていたはずなのに、いつのまにか西欧の
文化を真似て、軍備を整え、武力と外交(政治)で私たちの土地を奪い
尊厳を踏みにじった日本は憎いけど、それと同時にそういう甘さのあった
我々にも問題がある。ハンにはそういう一方的に最近の反日キャンペーン
に見られるようななんでもかんでも日本が悪い!ではなくて、日本最低!
といいながら、そこにやられた自分たちはなんだよ!という表に出ない
ねじれた感情が内在してるんだな。

2000年にソウルを訪問したときは2泊3日の観光旅行だった。友人の
家族と出かけて観光客として過ごした。どこにいっても日本人と見れば
日本語で話しかけてくる「ルイヴィトン、グッチ、あるよ。安いよ」
安いのは当たり前だニセモノなんだからさ、それを安いよ!と売る、この
安いよ!という表現がオレは可笑しくて、どこでもいつも笑っていた。
本物がセールで値引きされたのなら安いっていうのはわかるが、ニセモノ
を安いよというのは爆笑である。
ニセモノをニセモノとしりながら日本人観光客に「安いよ」と日本語で
売る韓国人。買った姿を「バカだな!」と見送りながら生活するのは
どんな気分かな?日本人ならいいや!あいつらには売ってもいいや!
日本の事を悪く言っても誰も怒らないだろ?という情けない思いもハン。

自分たちが幸せになれない理由付けに日本を利用するか
自分たちだって「頑張るひとたち」になれると思って日本を利用するか

「恨」という字を刻んだら、「恨み」と「痛恨」ではニュアンスがかなり
違うようにさ、今回のアフバニ氏のいう感謝の「謝」だってさ
それの意味するところが
日本では「感謝」でも韓国では「謝罪」ではお互いが良き隣人になるには
双方が頑張る人たちにならないとこれはかなり難しいよねぇー

みんなでここは頑張りますか!







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