例年、年が明けてから模様替えが行われてきたのだが、2011/12/27未明に突然こたつが出現し、ひつじのしつじくんが羽織袴で眠る姿に変化した。この時点では、私はWebサイトの切替にかかる日時設定等の誤りで間違って正月ver.が公開されたと考えていて、日中のいずれかの時点で冬ver.に戻ることを予想しながら執事室をウオッチしていた。
ところが夜になり、ひつじのしつじくんはTwitterで、
大掃除もこの前やっちゃったので、「ひつじの執事室」は早くもお正月モードです!と模様替えの正当性を宣言した。結局、クリスマスの模様替えが2011/12/25に終了し、1日だけ冬ver.に戻ったが、年内5日の期間を残した時点から「A Happy New Year!」の声も高らかにお正月モードで突っ走る形になった。
「公式」に模様替えが宣言されたので、時間ごとの執事室の様子を眺めてみることにする。
夜、こたつで眠るひつじのしつじくん。暖炉の火とこたつの距離の近さが気になるところ。
朝になって、メイドのメイちゃんが晴れ着姿で登場。ひつじのしつじくんも羽織袴を身にまとった全身を披露してくれた。窓の外には雪をいただいた富士山らしき山がそびえ、初日の出を拝むことが出来る。
昼には、兄妹が仲良くこたつに入ってニコニコと愛嬌を振りまき始めた。後方では、「賀正」の文字が書かれた凧が空を舞っている。
窓の外が綺麗な夕焼けになる頃、2人は再び立ち上がり手前に移動する。メイちゃんの晴れ着姿が美しい。
夜はふたたびこたつへ。仲良くテレビでも見ているかのようなはしゃぎぶりだ。
なお、今回の更新では正月ver.のdocomo Palette UI用のきせかえコンテンツやデコメピクチャもあわせて提供されている。。
執事室のこたつの上には、食べ終えたらしきみかんの皮が残されたまま。こたつ布団は来年の干支・辰が染め抜かれたデザインだ。窓際には梅と松をいけた立派な花瓶に囲まれて、これまた正月のマストアイテムである鏡餅が鎮座している。ちなみに、こたつを対角線に置くのは、2010年正月の執事室と同じレイアウト。当時は畳が敷き詰められた部屋だったが、今年はフローリングに絨毯という洋風なコーディネートだ。
ひつじのしつじくんは、2009年のデビュー以来、季節のイベントにタイミングをきっちり合わせた着替えと執事室の模様替えで私たちを楽しませてくれてきた。今回のフライング気味の正月ver.への模様替えが意図的なものかそうでないのかを突き詰めるすべはない。しかし、どう考えても12/27に「A Happy New Year!」はあり得ないし、晴れ着も「賀正」と書かれた凧も、時期があっていないという印象だけを強く抱いてしまう。「ひつじの伝言板」を毎日更新している以上、年末年始の休暇のために早めに正月ver.に切り替えたという説明は説得力を得ないだろう。
これまでのひつじのしつじくんらしからぬ、「がさつ」なタイミングでの模様替えにちょっとガッカリというのが本音だ。
【参考】
- 2013年お正月のひつじのしつじくん (2013/1/1)
- 2010年正月の「ひつじの執事室」 (2010/1/1)