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通知ランプがないOptimus LTEをiLEDで「補完」

 Optimus LTEL-01Dには着信を通知するランプがない。
 グローバルモデルを見渡すと、たしかにGALAXY SやiPhoneにも存在しないが、MOTOROLA PHOTON ISW11MHuawei S42HWGALAXY NEXUS(SC-04D)などには搭載されているので「必ずしも搭載されていない」という表現が正しいのかもしれない。

 通知ランプの代替手段として「NoLED」や「iLED」といったアプリがある。
 いずれも不在着信があると、「ユーザー補助」の機能を利用して、ディスプレイにアイコンを表示する仕掛けだ。今回、私は「iLED」を導入してみることにした。このアプリ、正式名称は「intelligent LED」というらしい。
iLED


 iLEDが通知できるのは、不在着信、SMS/MMSの受信、メール受信、充電時のバッテリー残量(充電の進行状況)の通知と、通知表示時の日時の表示である。このうち、メール受信通知の機能を使うにはAndroid OSの「ユーザー補助サービス」を「活性化」させる必要がある。文字で書くとずいぶん難解に見えるが、設定はウィザード形式で進行する上、説明も比較的わかりやすいので問題は無いだろう。このメール受信の通知はGmailだけでなくspモードメールにも対応できる。おそらくは、これ以外のメールアプリであっても通知エリアになんらかのメッセージを表示できるアプリであれば、対応しているように思われる。
 ただ、この「活性化」という言葉のチョイスにはちょっと違和感がある。他のアプリでよく見る表現は「アクティブ化」または「有効化」といったところか。
iLED設定を始めます 不在着信を通知しますか

ユーザー補助サービスを活性化 Gmailとspモードメールアプリを選択


 その他、バックやポケットの中など通知が必要ない場面では通知を中断するための「ポケットモード」の設定がある。近接センサーを利用して明るさを感知して動作するようだ。この設定画面でディスプレイのタイプをLEDとLCDから選択できる。IPS液晶のOptimus LTEであればLCD、有機ELのGALAXYはLEDを選択することになる。
 以上で設定は完了だ。
ポケットモードの設定 iLED設定が完了


 実際に不在着信や未読メールがあると、通知アイコンがスクリーンセーバーのごとく10秒間隔で画面のあちこちにランダムに表示される。この状態から、ホームボタンを押すことでホーム画面に復帰できるほか、メールリンクの機能を設定しておけば、点滅するメールアイコンをタップすると設定したメールアプリをダイレクトに起動させることが可能だ。
 ただし、いったんホーム画面に復帰すると、通知エリアにアイコンが残っていてもiLEDが再度通知することはできない。
通知アイコンの表示状態


 有償版の「iLED Pro」(200円)では、「バッテリー節約モード」として通知アイコンの大きさや明るさのほか、通知を継続する時間などが詳細に設定できる。このほかiLEDの起動/終了時間の予約機能が利用できる。こうした設定を調整して、バッテリー消費を抑えて便利に活用したい。
有償版「iLED Pro」の設定画面 iLED proのバッテリー節約モードの設定画面



【参考】

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