11月28日(木)の岩手日報に、
美容室chinon(シノン)の多田さん の記事が掲載されました 


以下、岩手日報の記事を抜粋します。
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がん患者、かつらで支援 盛岡の美容室が女性向けに
盛岡市菜園1丁目、美容室chinon(シノン)
店長の多田光利さん(47)は、
抗がん剤治療で髪の毛が抜けた女性のために、
医療用のかつらでできるだけ元通りの髪型を復元する
ケア活動に取り組んでいる。
髪の毛が抜けて落胆する女性も多いだけに、
多田さんは
「治療に前向きに取り組んでもらえるよう支えたい」
と話している。
ケア活動はNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会(本部・東京)が
「再現美容」として普及に努めていて、
全国で約100人の美容師が取り組んでいる。
同協会によると、県内では今のところ多田さんだけだという。
使用する医療用かつらは、
一般的な医療用かつらに比べ、
患者の頭の形や生えてきた髪の毛の
量に合わせて調整がしやすい。
料金は、人工毛と人毛を混合したタイプが12万6千円、
人毛だけを使ったタイプが13万6500円
(いずれも消費税込み)。
購入後1年間は、無料で調整やカットをする。
問い合わせは美容室chinon(019・625・6806)へ。
【写真=髪の毛が抜けたがん患者の女性のために、
専用の医療用かつらでケアする活動に力を入れる多田光利さん】