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gooブログ「曇りのち晴れ」

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曇りのち晴れ

2013-11-02 12:32:00 | 全集
俳句ダイアリー二0一三年十月

十月 一日(火)曇 まだ降らぬ秋の小雨の疎ましく
十月 二日(水)雨 秋の雨小石をぬらす朝の内
十月 三日(木)晴 花桔梗枯れて鐘の音風の中
十月 四日(金)曇 朝もやに色を移さず蔦かずら
十月 五日(土)雨 秋雨に飛び出すバイクのダボカッパ
十月 六日(日)曇 霧の朝木々の梢の呼ぶ声か
十月 七日(月)曇/晴 秋風が水面振るわせ澄んだ朝
十月 八日(火)晴 コスモスの可憐なゆえに儚くも
十月 九日(水)晴/雨 萩の風記憶の扉たたく音
十月 十日(木)晴 実紫何か言葉をつまらせて
十月一一日(金)晴 芭蕉裂け風の足跡追ってみる
十月一二日(土)晴 風吹けど風に負けじと狗尾草
十月一三日(日)晴 秋晴れの朝ソックスの白映える
十月一四日(月)晴 心地良く撫子の花朝の声
十月一五日(火)曇 寝返りを何度打ったか長き夜
十月一六日(水)雨/曇 台風の渦に巻かれて木々唸なる
十月一七日(木)晴 とどまるを待つ事として初紅葉
十月一八日(金)晴 十三夜うさぎは跳んで雲隠れ
十月一九日(土)曇 埋められぬ記憶の穴に秋嵐
十月二十日(日)雨 秋霖の傘行過ぎる顔隠す
十月二一日(月)晴/曇 芋嵐去れば週明け空明ける
十月二二日(火)曇 秋雨の身に沁みる朝そぞろ寒
十月二三日(水)曇 曇り空雁の姿も無く低く
十月二四日(木)曇 コスモスの枝を折り野分北へ去る
十月二五日(金)雨 野分けあと相次ぎ野分け渦のなか
十月二六日(土)雨 小雨降る秋の通りの朝遅し
十月二七日(日)晴 秋晴れの朝の遠吠え誰を呼ぶ
十月二八日(月)晴 天高く雲まで走り朝がゆく
十月二九日(火)雨 秋の朝雨が静かに眠らせる
十月三十日(水)晴 ふと何か記憶をたどる長き夜
十月三一日(木)晴 青く碧くどこまでも空は爽やか





たべもの歳時記

2013-10-01 16:50:00 | 全集
俳句たべのもダイアリー二0一三年九月

九月 一日(日)晴 苦瓜を水に浮かせて夕仕度(苦瓜)
九月 二日(月)曇 焼き鮭の旨みに箸のすすむ朝(鮭)
九月 三日(火)晴 柿ならべ棚の入れ替え食品街(柿)
九月 四日(水)曇 ピーナツの殻割る音にふと無言(ピーナツ)
九月 五日(木)雨 無花果を割れば記憶が遡る(無花果)
九月 六日(金)曇 丸皿をはみ出し秋刀魚すまし顔(秋刀魚)
九月 七日(土)曇 無花果の苦さに齢顔に出る(無花果)
九月 八日(日)曇 秋の実の色ずく頃と知らせ待つ(柿)
九月 九日(月)晴 山芋を朝粥にのせとろろ汁(山芋)
九月 十日(火)晴 厨房の大鍋で煮る八頭(八頭)
九月一一日(水)曇 月見豆茹でてひと枝サラダ用(月見豆)
九月一二日(木)晴 デパ地下に焼栗のコーナー見付け(焼栗)
九月一三日(金)曇 秋刀魚焼くメニューにはないシェフの味(秋刀魚)
九月一四日(土)曇 無花果の熟すを割れば種の花(無花果)
九月一五日(日)雨 胡桃乗せケーキのレシピに句をメモる(胡桃)
九月一六日(月)雨 無花果の熟すを余すセット売り(無花果)
九月一七日(火)晴 垣の裏おでこをぶつけ花梨の実(花梨)
九月一八日(水)晴 柿むけば俎板の上波の渦(柿)
九月一九日(木)晴(お月見) お月見団子今どきはスイーツ風(お月見団子)
九月二0日(金)晴 焼き鮭をほぐして朝の粥に入れ(鮭)
九月二一日(土)晴 九年母を絞りキッチンの朝さやか(九年母)
九月二二日(日)晴 里訪えば紫蘇の実のあふれんばかり(紫蘇の実)
九月二三日(月)晴(秋分の日) 新米の炊かれランチのカフェの混む(新米)
九月二四日(火)晴 苦瓜のアノひと言に苦笑(苦瓜)
九月二五日(水)雨 このままで良いはずがなし柿を剥く(柿)
九月二六日(木)曇 山椒の実効かせ忙しく粥啜る(山椒の実)
九月二七日(金)晴 とりどりの秋果日本のトロピカル(秋果)
九月二八日(土)晴 真っ当に生きて来たかと熟柿食む(熟柿)
九月二九日(日)晴 ピーナツを割れば夜更けの鳴き烏(ピーナツ)
九月三0日(月)晴 ピーマンに秋の色濃く桶に置く(ピーマン)



曇りのち晴れ

2013-10-01 16:47:00 | 全集
俳句ダイアリー二0一三年九月

九月 一日(日)晴 桔梗の風に弾ける声がする
九月 二日(月)曇 蜩の声のかすかに空曇る
九月 三日(火)晴 花芒都会の隅の駐車場
九月 四日(水)雨/晴 鳴く風の頬ずりをする花桔梗
九月 五日(木)雨 秋雨の音の強まる水仕あと
九月 六日(金)曇 夾竹桃影から覗く雨あがり
九月 七日(土)曇 白露来てやっと心を落ち着かす
九月 八日(日)曇 秋時雨なんの知らせが来ないのか
九月 九日(月)晴 温度差のギャップに耐える白露過ぎ
九月 十日(火)晴 白木槿はにかむ朝にひとつふたつ
九月一一日(水)曇 目黒川木々のささやく水の秋
九月一二日(木)晴 カラフルに朝風さやか鶏頭花
九月一三日(金)曇 時折りの秋の声かと蔓に聞く
九月一四日(土)曇 桔梗の莟の弾く朝の風
九月一五日(日)雨 野分来て雨音更にとめどなし
九月一六日(月)雨(敬老の日) 鳴く風に台風の目の接近か
九月一七日(火)晴 野分あと荒れた庭より朝陽入る
九月一八日(水)晴 天高くどこから来たかちぎれ雲
九月一九日(木)晴(お月見) 満月に届かずともる町あかり
九月二十日(金)晴 なすすべもなくて空き地の花芒
九月二一日(土)晴 遠のくは野分の雲か竜巻か
九月二二日(日)晴 夕ぐれていつまでも鳴く法師蝉
九月二三日(月)晴(秋分の日) いつの日もいつもの日にも萩の花
九月二四日(火)晴 金木犀信号待ちの曲がり角
九月二五日(水)雨 結局は言われて気付く実南天
九月二六日(木)曇/雨 秋の夕ぐれ降り出す雨に灯のともる
九月二七日(金)晴 澄み切った空は秋ばれ飛行船
九月二八日(土)晴 彼岸花枯れて都会の分岐点
九月二九日(日)晴 吹きまくる風に負けじと花芒
九月三十日(月)晴 空気まで澄んで青色雁渡し



たべもの歳時記

2013-09-01 12:34:00 | 全集
俳句たべのもダイアリー二0一三年八月

八月 一日(木)雨/曇 葛餅を三角に切り茶店風(葛餅)
八月 二日(金)曇 梅干の種で茶を飲む夫の癖(梅干)
八月 三日(土)晴 マンゴーの種に手こずる夕厨(マンゴー)
八月 四日(日)晴 マンゴーフルーツ囲み会話の弾む午後(マンゴーフルーツ)
八月 五日(月)晴 トロピカルフルーツ午後の夕陽さす(トロピカルフルーツ)
八月 六日(火)晴(広島平和記念の日) 冷麦を啜り福島の海はるか(冷麦)
八月 七日(水)晴(立秋) 熟すまで桃の眠ている冷蔵庫(桃)
八月 八日(木)晴 陽の強さしみる苦瓜夕御飯(苦瓜)
八月 九日(金)晴 輪切りのレモン浮かばせてクリスタル(レモン)
八月 十日(土)晴 デザートにかかる白胡麻和風味(胡麻)
八月一一日(日)晴 紫蘇の実を摘めばこぼれる朝の蔭(紫蘇の実)
八月一二日(月)晴 梨熟れて八つに切られて眉月型(梨)
八月一三日(火)晴 実のしまる列を崩してもろこし食む(もろこし)
八月一四日(水)晴 梨は梨されど梨ごと別の顔(梨)
八月一五日(木)晴(終戦記念日) 星型のオクラのねばり朝の粥(オクラ)
八月一六日(金)晴 シークァーサー酢橘と知れば買ってみる(シークァーサー)
八月一七日(土)晴 香ばしくほんのり紅く切り身鮭(鮭)
八月一八日(日)晴 薄味の南瓜煮てある台所(南瓜)
八月一九日(月)晴 長茄子のイガある蔕を切り落とし(長茄子)
八月二0日(火)晴 何をする訳でもなくて葡萄食む(葡萄)
八月二一日(水)晴 甘く煮て芋茎の淡く紅の色(芋茎)
八月二二日(木)晴 秋鮑ほど良く焼けて旅の宿(秋鮑)
八月二三日(金)晴 枝豆に旅の終わりの雨惜しむ(枝豆)
八月二四日(土)晴 米どころ巡り新米出たと知る(新米)
八月二五日(日)雨 ゆく季節惜しむ雨降る衣被(衣被)
八月二六日(月)晴 何話す訳でもなくて茄子を食む(茄子)
八月二七日(火)晴 水蜜桃遠くからでもあるを知る(水蜜桃)
八月二八日(水)晴 塩に胡麻かかさず檸檬の台所(檸檬)
八月二九日(木)晴 山椒の実を入れ七色唐辛子(山椒の実)
八月三0日(金)晴 秋刀魚まだ店に並ばぬ商店街(秋刀魚)
八月三一日(土)晴 梨剥けば過ぎし日は儚く遠く(梨)


曇りのち晴れ

2013-09-01 12:30:00 | 全集
俳句ダイアリー二0一三年八月

八月 一日(木)雨/曇 朝の雨傘を見送る百日紅
八月 二日(金)曇 夾竹桃垣の隅より陽を仰ぐ
八月 三日(土)晴 今昔の記憶を探る蝉の朝
八月 四日(日)晴 みんみんの木々より高くちぐれ雲
八月 五日(月)晴 今朝の空日々草を際だたせ
八月 六日(火)晴(広島平和記念日) 朝の蝉命の祈り繋ぐ声
八月 七日(水)晴(立秋) 空ひろく青より青く秋はじめ
八月 八日(木)晴 朝風になごむひととき秋暑し
八月 九日(金)晴 涼新た雨の待たれる宵まぐれ
八月 十日(土)晴 涼風の木陰を探し待ち合わせ
八月一一日(日)晴 厳しさのまして残暑の街さわぐ
八月一二日(月)晴 朝顔のつぼみを見つけ明日を待つ
八月一三日(火)晴 朝やけを風に運ばせ鏡草
八月一四日(水)晴 朝風にはやくも秋の蝉時雨
八月一五日(木)晴(終戦記念日) 戦のあとを偲んで盆灯籠
八月一六日(金)晴 水澄める水面にさやか朝の風
八月一七日(土)晴 盆明けて朝な夕なに風の詩
八月一八日(日)晴 草の朝ひと際そよぐ鳳仙花
八月一九日(月)晴 涼風のかすかな調べ朝の内
八月二十日(火)晴 秋効の名も無き花に語りかけ
八月二一日(水)晴(六義園) 萩こぼれ稜線はるか雲となる
八月二二日(木)晴(永平寺) 厳しさに空高々と永平寺
八月二三日(金)雨(輪島) 水平線隠す輪島に秋の雨
八月二四日(土)晴 旅疲れ癒す我家の涼新た
八月二五日(日)雨 朝顔の落す涙か明けの雨
八月二六日(月)晴 一度きり命の限り八月尽
八月二七日(火)晴 白木槿少し元気がなさそうな
八月二八日(水)晴 膨らんでいつ弾けるか花槿
八月二九日(木)晴 風かすか底の石まで水の澄む
八月三十日(金)晴 豪雨前線南より聞く初嵐
八月三一日(土)晴 一杯の水に秋めく朝の風