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gooブログ「曇りのち晴れ」

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青葉抄3月

2020-11-08 18:00:00 | 句集全集
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延々と河津桜の浜提灯

焼き蛤薫りを乗せて潮満ちる

宇宙まで届けジャングルの雄叫び



曇りのち晴れ

2020-11-08 17:58:00 | 句集全集
俳句ダイアリー二0二0年二月

二月 一日(土)晴 四年間廻る地球に寒の風
二月 二日(日)晴 寒の朝遠くに見えて近い富士
二月 三日(月)晴(節分) 赤鬼の面が枡から豆を呼ぶ
二月 四日(火)晴(立春) 立春の朝から風の無く晴れて
二月 五日(水)晴 早春の雲真っ新な空をゆく
二月 六日(木)晴 梅が香の塀を飛び越え猫の昼
二月 七日(金)晴 春浅く小さな草の芽膨らんだ
二月 八日(土)晴 焦らずに早春の朝陽をうけて
二月 九日(日)晴 春早く天地一方ならぬ風
二月 十日(月)晴 この星のこの空をゆく真綿雲
二月一一日(火)晴(建国記念日) 春浅く上手く鳴けない朝の鳥
二月一二日(水)晴 晴れ続く空をどこまで梅香る
二月一三日(木)雨 小雨降る寒の戻りに草眠る
二月一四日(金)晴(バレンタインデー) 風が鳴る地球の裏から季節風
二月一五日(土)晴 梅の鍵心の旅の扉開け
二月一六日(日)雨 春の雨明けやらぬ町の駐輪場
二月一七日(月)曇 凍て帰る朝に珈琲落とす湯気
二月一八日(火)晴 早春の朝が開ける朝の声
二月一九日(水)晴 朝に溶け今日に弾ける桜草
二月二十日(木)晴 紅白の香り競えば梅の里
二月二一日(金)晴 ヒューヒューと新型コロナが春一番
二月二二日(土)晴 東から光りに溶けて春の風
二月二三日(日)晴 太陽と地球の位置を春巡る
二月二四日(月)晴 ウイルスに出鼻くじかれ春の泥
二月二五日(火)曇 寝つかれぬ夜は闇底猫の恋
二月二六日(水)雨/曇 明けの雨いつしか梅の雨と成る
二月二七日(木)晴 空晴れて宙まで青く梅の散る
二月二八日(金)晴 宇宙まで届けジャングルのおたけび
二月二九日(土)晴 新型のウイルス旋風梅の散る


曇りのち晴れ

2020-11-08 17:51:00 | 句集全集
俳句ダイアリー二0二0年一月

一月 一日(水)晴 帯締めて心引き締めまずお屠蘇
一月 二日(木)晴/曇 お正月何年ぶりかの記念写真
一月 三日(金)晴 始まりは上々としてお正月
一月 四日(土)晴 年はじめ祝えて安堵の水仕あと
一月 五日(日)晴 空開く朝風さやぐ松の内
一月 六日(月)晴 夢を追い何をして来た初昔
一月 七日(火)曇 しののめの朝陽に染まり松明ける
一月 八日(水)曇/雨 音も無く雨に夜明けの淑気めく
一月 九日(木)晴 実を落とし千両残り朝晴れる
一月 十日(金)晴 空を抜き朝禽の声寒に冴え
一月一一日(土)晴 春衣気遣う衿に朝陽享け
一月一二日(日)晴 御年の夢よ叶えと干支の絵馬
一月一三日(月)晴(成人式)二十年長い道のり成人式
一月一四日(火)晴 今日がまた心あらたに動き出す
一月一五日(水)晴 小正月ねずみ二匹の干支飾り
一月一六日(木)曇 松明けて朝風のすがすがし
一月一七日(金)晴/曇 我武者羅に年を重ねて初昔
一月一八日(土)雨 朝の雨静かに町を眠らせる
一月一九日(日)晴 寒晴れの空が未来を透かすほど
一月二十日(月)晴 今朝晴れてこれで仕舞いの二十日正月
一月二一日(火)晴 一年の始まる寒の空見上げ
一月二二日(水)曇 未来へと幾年生きる初昔
一月二三日(木)雨/曇 一歩でも踏み出せば新年動く
一月二四日(金)晴 晴れた空又会えるかな初日記
一月二五日(土)曇 この旅を待つ人がいる初船出
一月二六日(日)曇 マグカップ大きめにして寒の朝
一月二七日(月)曇/雨 寒の朝たたむ和服の布ひやり
一月二八日(火)晴 雨は雪夜と消え去る寒の朝
一月二九日(水)晴 初日記早くも余すこと数日
一月三十日(木)晴 涙雨六花と散って寒あける
一月三一日(金)晴 歳年の旅をあたらに一月尽