はぐれの雑記帳

極めて個人的な日めくり雑記帳・ボケ防止用ブログです

癌入院日記 8日目(4月14日)手術当日

2020年08月29日 | 日記

5:00 起床、トイレに行く。よく眠った。夜中に起きていない。ここ数日天気が悪い。昨日も姉だったが、今日も雨模様だ。

オリンピックの聖火リレーがロンドン、パリ、サンフランシスコなどで妨害された。ダライラマ法王が日本に立ち寄られて、「暴力はいけない」と声明を出した。たぶん長野は沿道にチベットの支援者が横断幕を掲げて、「フリーチベット」を叫ぶ光景の中を聖火ランナーが走ると言うことになるだろう。だらしがないのは日本政府で、中国の言い分を鵜呑みにする可能性がある。日本の非武装思想はチベットチベット仏教の思想につながるものがあるだろうが、チュ獄共産党が一刻も早く解党することを願うしかない。

今日は手術の日。

8時には裕子が来る。8時20分に迎えが来て準備が始まる。長谷先生の執刀は9時10分くらいからと言っていた。マスイを欠けられるまでに1時間ほどある。

手順としては、肩に麻酔の注射をされる。その後、手術台で裸にされて、背中か腰の部分に局部麻酔が注射されて、さらに痛み止めの薬が注射される。これは術後用なのだ。もうこのときには神経はない。それから膀胱に尿管用の管が入れられておしっこは自然に排泄されるようになる。マスイは点滴でされる場合もある。マスイは全身麻酔で、口からマスクタイプでされる場合もある。

昨日、手術をした人に聞いたけれど、手術室の光景は覚えていないと言う。意識が無くなるのだ。意識だけ体から離脱させられれば、手術を観察することも可能だろう。はたしてそのようなことができるのだろうか?

5:35~瞑想をするが、眠気があってできない。ただ、うとうととベットで横になっていた。今日の担当看護師は、水田さんで3年目。体温を測りに来た。彼女は渡辺さんと同期だと言う。さらに高橋さんと及川さんの2人が手術の準備を手伝う。

7:30 やっと眠気が取れたようだが、まだ思考が定まらない。また横になる。

7:35 ほんとうに起きる。歯を磨きにトイレに行く。

<以下術後に記述で、文字が薄れてよみにくい>

8:00 もう着替えた。8時過ぎに用意をしたら、裕子とあずさがやってきた。ストレッチャーに移される時に、鼻に管を入れられるのがすこし辛かったが無事終了。まだ麻酔が完全にとれてはいないので、ぽーっとしている。(マスイの駐車を打たれたのだろうが日記にはかいていない。)それから、2階の運ばれていく

着替えて8時20分にストレッチャーに移されて、天井をみたまま、2階の処置室に運ばれる。この光景は工場の中を移動するようであった。そして処置室に入ると、多数の看護師が居て、そこで・・・・・(ここまでが当日の記録)

術後部屋に戻って

切除した部分。患部から左右10センチづつで切り取った大腸。中央の盛り上がっているところが癌かな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ストレッチャーで部屋から手術室に移動するとき、裕子がついて来たので、彼女に「おれ、大丈夫だよ、大日如来に守られているから」と言ったのだ。それだけ言ったことはしっかり覚えている。後日、そのことを言ったら、「気が変になったのかと思ったわ」という返事が返ってきた。どうも裕子との間では物語は成立しないようだ。

当日は術後部屋に戻っても意識がないようだったが、あずさにビデオで様子を取っておけと言っという、それで私が手術から戻った様子が映像に残っており、さらに切除した部分もしっかり写真に撮っていた。そしてお昼にステーキを食べたと言う。それは後日談。