ＳＭＯＫＥ ＯＮ ＴＨＥ ＷＡＴＥＲ

ギターを手にしたことのあるひとなら、うかつにも一度は鳴らしてしまったことのある「バナナの皮にすべって転ぶ」的、あるいは「あつはなついねー」的、おそるべきベタリフ、それが「スモコン」！



スモコンのリフの弾き方は、↑がデフォルトであると皆信じているし、事実ディープ・パープルの第3期以後、リッチーもこのように弾いてます。（最近のライヴでは、親指で6弦3フレットを押さえて、Ｇ音を間に挟む）

しかるに衝撃の新事実が！



あうあう！

去年イシューされた「Deep Purple: Live in Concert 72/73」に収録されている73年のギグではリッチーはこう弾いているのです！
しかも基本、親指と人差し指で爪弾くように！

スタジオ・バージョン（『マシン・ヘッド』〔1972〕）は指で弾いているらしいというのは、有名な話でしたが、実演でもそうだったとは‥‥‥

そして、弾く位置もこんな“変”なとこだったとは‥‥‥！

つまり、ディープ・パープルの黄金時代とされる第2期のスモコンは、第3期以後のそれとは、リフの弾き方が違う！という‥‥‥
73年がそうならば、ガキのころから何千回聴いたかわからない『ライヴ・イン・ジャパン』〔1972〕のスモコンも、この弾き方に違いないわけで、ああ、吃驚したなあ。

このＤＶＤ、近々日本版も発売されるらしいので、気になるキッズはチェックしてみよう（笑）。