
すごく…赤いです…
あんまりにも赤いものだからきちんと通してみたのは劇場で一回きりの、この傑作。
今回の何度目かのTV放送も、「オクサレさま」登場のあたりから、赫々たる赤さに目をチカチカさせながら観る。
というか、このあたりの展開の素晴らしさには、どうしたって引き込まれざるを得ない。
しかし、ほんっっっとうに変なアニメだ。
遊郭に10歳の少女を働かせ、スカトロプレイを興じさせ、自転車のハンドルに擬せられた男性器をひっぱらせ、射精に導かせる―――という、この眩暈を禁じえない異常なイメージを、エコロジーだか社会奉仕の比喩だかアニミズムだかフォークロアだかで完璧にカモフラージュする、宮崎駿という神がかりの変態(!)のもの凄さには、ただただ圧倒される。
“このような”作品を日本国民の5人に一人が観ているわけである。
やはり、日本はつくづく不思議な国である(笑)。
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さて、わたくしの提案として2009年6月今このタイミングで、『千と千尋の神隠し』を福原遥さん(10歳!)主演で実写化リメイクすべきだと思った(!)。
タイトルは『まいんと遥の神隠し』でいいだろ。
実写となれば、全国数千万のロリコン男子が、もっと、もっと、カオナシに感情移入できるに違いない!
にこにこ。

んで、わたくし、劇中のカオナシの「笑ったな?」の台詞が怖くてたまりません。
この台詞を絵コンテに記すとき、宮崎さんの脳ミソの蓋は全開だったのではないか?
無意識へ、直に突き刺さる言葉だと思う。
もっとも、その台詞に限らず『千と千尋~』の宮崎さんの脳ミソの全開っぷりは、他作品の比ではないが。
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↑補正してみたwwwww
