いよいよ春

おひさしぶりです。

つい先日　稲垣先生が主催されている、紅梅町版画工房へ届けものがあり伺ってきました。

お届けものをお渡して、すぐに帰るつもりが　本棚に　兵庫県立美術館で開催されていたアール・ブリュットの

展覧会図録を発見。　さっそく手に取って拝見させていただきました。　実はこの展覧会の招待券をお客様に

差し上げたので見に行けなかったのです。（行く時間もなかったけど）図録の中の絵だけ見ようと

思っていたのが、熟読。

なんと　お茶とお菓子まで頂いてしまって恐縮です。　アール・ブリュット　って　ジャン　ドゥビュッフェが

最初に注目してコレクションしたんだそうです。なにかしら触発されて　自分の作品に吸収していたんでしょうね。

ピカソやブラックもプリミティブ・アートに影響されて数々の作品を残していますし。

工房の中は生徒さんたち（といってもほとんどの方がプロの画家さんですが）が制作に没頭されていて、

良い雰囲気でした。　稲垣先生、工房のみなさん　ありがとうございました。

さて、新しい作品が入ってきました。　まだ、画像を貼り付けるのがうまく出来なくて少々見ずらいかも

知れませんが。　詳細はHP 会社案内のページのメール　電話でお問い合わせください。　

４月にはすべて展示しようと思っています。

画像をクリックしていただけら大きくなります。

マリーローランサン　園遊会　「プレリュード３」カラーリトグラフ
　

マリーローランサン　園遊会　「少し子供じみて」　カラーリトグラフ


マノキャン　「プロバンズ」　カラーリトグラフ


デフォッセ　「ポン・ヌフ」　カラーリトグラフ


井上公三　「matin」　シルクスクリーン


井上公三　「soir」　シルクスクリーン


船越保武　モノクロエッチング


中川一政　「向日葵」カラーリトグラフ


中川一政　「バラと果物」カラーリトグラフ

中村彰宏 神戸阪急さんの版画

中村彰宏先生の制作した　神戸阪急さんの版画です。


「ある晴れた日の神戸阪急」　限定１００部　

下絵



版画



ちょっと大きさバラバラになりましたが、お許しを。

エディションは　１／１０３～１０３／１０３までとなっていて、４・９・４２番は欠番になっています。

神戸阪急さんの出版です。　３月１１日で閉店されるという事で、お問い合わせは神戸阪急さんへお願いします。

当　八番館画廊には１点のみ資料として展示してあります。　非売品です。

なかなかモノクロのスケッチも色を付けると見違えるようになります。

さすが、Art Students League Of New York 留学だけあります。この学校に通った人は　国吉康雄、高村光太郎、

ジャクソン・ポロック　イサム・ノグチなど錚々たる顔ぶれです。

春らしい暖かい日、

長い間ブログを書いていませんでした、申し訳ありません。

前のを見てみると、稲垣先生の展覧会以降　何も書いてない。　筆無精とは言え。

去年は　東北大震災があり（早や一年）当画廊も春、夏に予定していた展覧会が、すべて秋　以降にずれ込んで

非常に忙しい思いをしました。ご迷惑をおかけした方もおられたと思います。すみませんでした。

さて、振り返って　稲垣先生の展覧会も順調に終わり（ひさびさに沢山のお客様のご来場でした）

11月の　中村彰宏先生の展覧会では、中之島風景を鳥瞰図で描いてもらい大好評。これは何とか版画にしようと

思っております。お買い上げ頂いたお客様も喜んでおられました。

ところが、先に　以前お作りした「京都河原町阪急」さんの版画を見られて　神戸阪急さんが、神戸も作ってほし

いとの事、さー大変です　神戸阪急さんのスケッチを中村先生に描いてもらうための資料を作らないと、建物だけ

描くのなら簡単ですが、背景や季節感など一目見て神戸とわからないと。でも無事納品。　

１２月の坪内先生の展覧会も大盛況でした。　新しい展開のシリーズも出来　これからが楽しみですが、かなり

坪内先生も忙しくされてるご様子です。　最近　入荷した作品をアップしてみます。どれもお値打ち価格です。


sold out
児玉幸雄　「朝市リト　作家サイン入り　額外寸　５７×６４ cm


sold out
児玉幸雄　「アゼール・リドー」リト　作家サイン入り　額外寸　５７×６４ cm

sold out
ポール・ギアマン　「花」リト　作家サイン入り　額外寸　９６×７２　cm
梅原龍三郎　「ベニス」リト　作家サイン入り　額外寸　６１×７３　cm