永遠のさすらい人Return

管理人えーじの艦これ、グラブル、政治外交、日常等をつづるブログ。

菱餅集め難航中

2015年03月06日 | 艦これSS
久しぶりにロミジュリガンダムこと08小隊を視聴、いつみてもこの泥臭さがたまりませんな。
最近、ようやくCGにも慣れてきたけど、やっぱりアニメはセル画に限る。

【WEBはくしゅ】
本日一件頂きました、ありがとうございます。

【艦これ】
ひな祭りイベントの任務報酬が、俺鎮守府にない装備だから欲しくなりました。
さっそくバケツと資材を溶かして3-3を20周ほどしたけど、菱餅は出ない。
前に4つ集めた時はトントン拍子だったのに……いつの間にかドロップ率下がってる?

うーん、バケツ消費次第でやめるべきかなあ。
中途半端でやめても、集めた菱餅は資材に変えられるから無駄ではないんだろうけど……。
ちょっと強引なレベリングをしながら、と考えて集めるのが精神衛生上いいのかもしれない。

しかし大破率はいかんともしがたい、むぐぐ。


※妄想航海(プレイ)日誌
そろそろ(書きたいと思う)ネタが尽きてきました。
俺が考えるんじゃなくてネタが来い(
今日は鳳翔視点、後半はシリアスです。

【提督と古女房】
~食事処『おおとり』~
隼鷹「なるほどなあ、そんな事があったのかー」
那智「早とちりしたこちらに非があるのはわかる……が、給仕の真似事をさせなくてもいいではないか!」(ダン!
鳳翔「まあまあ、落ち着いてください。提督にも立場というものがおありでしょうから」
那智「むう……」

ここは食事処『おおとり』。
艦娘として活躍していた私、軽空母の鳳翔が、一線を退いた後に任された鎮守府内のお店です。
昼は食堂、夜は居酒屋として営業しており、交流や憩いの場としても利用されています。
私自身が艦娘達の相談に乗る事もあって、新旧関係なく艦娘が訪れています。
今夜は重巡洋艦の那智さんと足柄さん、そして軽空母の隼鷹さんが、カウンター席でお酒を飲みに来ていました。

足柄「でも、あの提督って不思議よね。なんで私達の砲撃を受けて生きてるのかしら?」
那智「私に聞くな。だが確かに、あの時も妙高姉さんと同時砲撃したが……焦げただけで無事だったな」
隼鷹「この鎮守府の七不思議だよなあ。こないだなんか瑞鶴に爆撃されてたけど、ちょっと経ったらケロっとしてたし」
足柄「死なないってわかってるから、怒るとつい撃っちゃうのよねー」
隼鷹「あっはっはっは! 足柄ってば、ひどいねえ!」
那智「笑い事ではない。だいたいあやつは不謹慎なのだ、誰にでもいい顔をしおって」
足柄「……そうかしら?」
隼鷹「いやぁ、ただの朴念仁って感じだけどなー。まあ駆逐艦達には人気あるみたいだけど」
那智「それが問題なのだ。ヴェールヌイなどは、夜な夜な毒牙にかけられているのではないか?」
足柄「考え過ぎよ、姉さん」
隼鷹「ていうか那智、あんた提督の評価ひっくいねえ。何かされた?」
那智「されなければ、陰口など言わん……」
隼鷹「え、マジ? 何されたわけ!?」
那智「ずいぶん前だが、ヴェールヌイの代わりに秘書艦を務めたことがあってな……」

~那智回想、執務室~
提督「急ですまないがよろしく頼む」
那智「ああ、任せておけ」
提督「…………」
那智「どうした?」
提督「はじめて秘書艦を務めるわりには様になっているな、これなら安心して任せられそうだ」
那智「ふん。貴様をサボらせないようにするのも、秘書艦の務めだからな」
提督「そんな事はしない、お前の顔を台無しにしたくはないからな」
~回想終了~

那智「……などと言われたのだぞ! 軟弱だと思わないか!?」
隼鷹(うわあ……。これ、男に免疫のない女のセリフじゃんか……)(小声
足柄(ただのリップサービスね。でも、真に受ける姉さんもかわいいのよねー)(小声
那智「お前達、聞いているのか!」
隼鷹「あー聞いてる聞いてる。それより那智、杯が空いてるよー」(お酌
那智「む、すまないな」
鳳翔「はい、お頭の煮つけですよ。どうぞ」
足柄「ありがとう、鳳翔さん。あら……おいしいわね、これ」
那智「うむ、さすが鳳翔さんだな。すみませんが、酒が進みそうなので熱燗を一つ」
鳳翔「はい、ちょっと待っててくださいね」(奥に引っ込む
隼鷹「……ほーんと、鳳翔さんって空気読むのうまいよなー。タイミング見計らって料理出してくるあたりがさー」
那智「そうだな。艦娘の良妻賢母筆頭と噂されているだけはある」
足柄「私も見習わなきゃ……」
隼鷹「じゃないと、また婚期が延びそうだしねえ?」
足柄「ちょっと隼鷹! その話はやめなさいよ!」
隼鷹「あっはっはっはっは!」
那智「ふふっ……」
足柄「姉さん! 何を笑ってるの!?」
那智「いやすまない。私は応援しているぞ、足柄」
足柄「もうっ!!」

お話に花が咲いたみたいですね。
楽しくお酒が飲めるようにするのも、今の私の仕事です。

鳳翔「お待たせしました、那智さん」
那智「ありがとうございます」
足柄「鳳翔さん助けて……二人がいじめるの……」
隼鷹「いじめてなんかないって、いじってるだけさ。なあ那智?」
那智「否定はしない」
足柄「ひどいわ二人とも……」
鳳翔「まあまあ。私から見ても、足柄さんは素敵な女性ですよ。わかってくれる殿方もいらっしゃるはずです」
足柄「…………」
鳳翔「どうしました?」
足柄「そのセリフ、提督に似てるわ」
鳳翔「えっ……?」
足柄「前に……うう、思い出したくないけど……その、私を褒めてくれた時の提督のセリフに似てます」
鳳翔「そうなんですか」
那智「そういえば、鳳翔さんはあの男と付き合いが長いと聞いています」
隼鷹「あーそれ、アタシも聞いた。提督がここに赴任する前からの付き合いらしいね?」
鳳翔「え、ええ。まあ……」
足柄「(矛先変えなきゃ)そ、その話、ちょっと聞いてみたいわ」
那智「確かに、興味はあるな」
隼鷹「アタシも聞いてみたい」
鳳翔「ええとその……申し訳ありませんが、お断りします」
隼鷹「ええー! なんでさー!」
鳳翔「隼鷹さん、これはサービスでお付けしますね」(安酒の一升瓶
隼鷹「あ、ありがとう……」
那智(……どうやら、聞かれたくないらしいな)(小声
足柄(何かあったのかしら……?)(小声

ガララッ(提督入店

鳳翔「いらっしゃいませ。あら、提督」
提督「通りがかったからな、顔を見せに来た」
隼鷹「ていとくぅー、こっちこっち!」
提督「お前達、いたのか」
那智「居てはいけないのか?」
提督「そんなことはない、俺も同席していいか?」(言いつつ那智の隣に座る
那智「す、好きにすればいいだろう……」
足柄(姉さんったら、本当に男の免疫ないんだからー)(小声
那智(う、うるさいぞ足柄)(小声
提督「ところで、何の話をしていたんだ?」
隼鷹「提督と鳳翔さんが、ここに来る前の話かなー」
提督「……ふむ……」(チラッ
鳳翔(ふるふる)(首を横に振る
足柄「……何そのアイコンタクト」
提督「付き合いが長いと言いたいことくらいは察せる。まして鳳翔なら尚更だ」
隼鷹「夫婦かっ!」
提督「馬鹿を言うな。鳳翔、いつものとあれを頼む」
鳳翔「はい、少々お待ちください。今日はどうなさいますか?」
提督「塩でいい」
鳳翔「わかりました」
隼鷹「会話は意味不明なのに伝わってる……やっぱ夫婦じゃんか」
提督「馴染みの店ができるとニュアンスだけで伝わるだろう、あれと同じだ」
足柄「これが……ツーカー……!」
那智「付き合いが長いという裏付けになっているな」

その後、三人は提督とおしゃべりした後、お帰りになりました。

提督「ふぅ……まったく、女性というのは話好きだな」
鳳翔「お疲れ様です、提督」(そっとお酌
提督「ありがとう」(酌を受けつつ煙草に火を点ける
鳳翔「まだ、やめられていなかったのですね」
提督「吸うのはここでだけだ、あまり艦娘達に見られたくないからな」
鳳翔「そうですか……」
提督「……すまない」
鳳翔「どうして謝るのですか?」
提督「お前には、いつも迷惑をかけている。昔の事を口止めしたり、艦娘のケアをさせたり……。
   本当は、静かに暮らしたいだろうに……」
鳳翔「好きでやっている事です、提督が謝る必要などありません」
提督「……そうか」
鳳翔「はい」

――――本当に、生真面目なひと。
ここの艦娘達には、機微に疎い朴念仁と呼ばれている事が多いけれど、でも本当は……。

鳳翔「……お辛くは、ありませんか?」
提督「……辛くないと言えば嘘になる。だが、背負って生きると決めたんだ」
鳳翔「その荷物、もう降ろしてもいいのではありませんか? あの子もきっと……」
提督「許されないことだ」
鳳翔「提督……」
提督「そうしなければ、自分を許せなくなってしまう……」
鳳翔「…………」

本当は、とても繊細なひと。
心を凍てつかせてでも、約束のために提督という職務を全うしようとする彼を見るのは、辛い。
もう艦娘には関わりたくないはずなのに……。

鳳翔「……提督、どうぞ」
提督「……?」

だから私は、彼に料理を提供する。
艦娘である私は、そうする事でしか……彼を支える術を知らないから。

提督「……滑稽だな、俺は」
鳳翔「嗤(わら)ってほしいのですか?」
提督「いや……」
鳳翔「……背負ってもいい、降ろしてもいいです。どんな決断をしても、私はあなたを支えます。
   けれど……決して自分を疎かにはしないでください、あの子のためにも」
提督「…………」
鳳翔「辛いのなら、もう少し……周りにいる者達に頼ってもいいのですよ?
   重い荷物だって、一人より二人で持てば、軽いのですから」
提督「何も知らない者達に、俺の罪を背負わせるわけにはいかないだろう……」
鳳翔「あなたが築き上げてきたこの鎮守府の艦娘達は、頼りないですか?」
提督「……今の俺は、独りよがりだと?」
鳳翔「はい」
提督「ハッキリ言ってくれる……。だが、そうか……」

そういうと、提督は私の料理を口に運びました。

提督「……変わらないな、お前の味は」
鳳翔「美味しいですか?」
提督「ああ……。心に、染みる味だよ」

ガタッ(席を立つ

提督「……俺は、変わらなければいけないんだな」
鳳翔「考え方は。でも……」
提督「わかっている」

提督は入り口へ向かって歩いていき……その前で立ち止まりました。

提督「……お前の料理と、同じままでいるさ」

よかった……。
私の言いたいことは、伝わっていたようです。

鳳翔「またのご来店をお待ちしています、提督」






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