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はーちゃんの気晴らし日記

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敷金返却しません

2008年02月21日 | 我が家
我が家の建て替え中の仮住まいのアパートのことです。
大家さんはいつもお付き合いのある人なので、今回アパートをお借りするにあたり、直接大家さんに3匹のことも含めて部屋を借りられるかどうか尋ねました。
アパートは、入居案内の一番最初に『ペット不可』と大きく謳っています。
現に2階の住人は、飼い猫を近くの親戚に預けて、生活しているくらいです。

恐る恐る聞いてみると、「短期間なので、良いですよ」との快い返事。
その一言が、今回の建て替えを決心させる大きなきっかけでした。
3匹を一緒に住まわせてくれる場所がなかったら、私たちはいつまでも決断できずにいたと思います。

大家さんにそれらの承諾を得た上で、後の話し合いは、すべて不動産屋さんとすることになりました。
大家さんが不動産さんに連絡してくれて、その後入居条件のFAXが入りました。
契約時支払うものとして、
敷金1ヶ月
礼金1ヶ月
家賃1ヵ月
火災保険料

などが提示されていて、最期に
「短期入居の場合は、敷金はお返ししません。ただし、ペットによるダメージは別途もらい受けます」
と但し書きがありました。

最初これを読んで、自分の目を疑いました。
「えっ?短期だから、敷金は要らないって話じゃないの?それなのに、短期の場合は、返さないってどういうこと?」
と思いました。
私は、今まで不動産屋さんを通してアパート暮らしをしたことがなかったので、世間知らずなだけなのかもしれません。
そこで敷金の意味を調べてみました。
不動産の賃借人が賃料の支払いの保証のために賃貸人に預けておく金銭。
契約が終了した時、滞納や修理が必要な損害を与えないかぎり無利息で全額返還されるのが原則。
部屋の改装費用を差し引いて返還する家主もいるが、常識的な使い方で経年変化した分の改装費まで借り手が負担する義務はない。

と、ありました。
なので、短期の場合は敷金を返却しないという意味が全然わかりませんでした。
しかも、
「ペットに関するダメージは別途必要だなんて」と思い、不愉快になりました。
家主さんは?となると、家賃だけをもらうということで、他の金銭に関しては一切ノータッチらしい。
それで、一時は別の場所を探してみたりもしましたが、やはり3匹はネックでした。
近くにアパートはたくさんありますが、ペットも可となるとなかなかありません。
しかも目の前だなんて好条件はそうあるものでもありません。
これから、借りるアパートのことで、いざこざを起こすのも嫌だなと思い、仕方なしに黙って条件を飲むことにしました。

ペットのダメージなるもので、考えられるのは、爪が当たって床を傷をつけることくらいです。
なので、全部の場所にカーペットを敷き、念には念を入れて、カーペットの下に防水シートを敷くことで、より現状維持ができると思いました。
結果、引越しの時は、3匹に関してのダメージは皆無と言って良い状態だったと思います。

何故、短期の場合は敷金を返却しないのか?
不動産屋さんに聞いてみようと思いながら、すっかり忘れていました。
でも、住んでいて思いました。
敷金が、修繕に当てる意味合いもあるのであれば、短期の場合、返却しないというのもわからないわけじゃないなぁと。
と言うのは、ホンの一時期住むだけの仮の住まいなので、部屋に愛着も感じません。
すぐにここを去るという安易な気持ちです。
生活もダンボールに埋もれた状態のままです。
そうなると、掃除もおろそかになります。
日常生活をするうえでの最低限の掃除はしますが、私の場合、年末を挟みましたが、特に大掃除もすることなく、のんびり過ごしました。
もしも、これからずっと住むつもりの家なら、借家であっても、もっとあちこち細かに掃除をしたと思うのです。
そんな住む人の心理を不動産屋さんは「敷金は返却しない」ということで対処するのかなぁと。

これからもずっとお付き合いが続くだろう近所の人のアパートなので、私も退出時は、かなり念を入れて掃除をして来ましたが、この記事を書くに当たって、もう一度、敷金の意味を読んでみて、やっぱり短期だから敷金は返却しないというのは、腑に落ちないなぁと思っています。

もう、済んだことなので、良いんですけどね。

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