はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

車山高原へ

2013年07月29日 | お出かけ
先週、主人と二人で、日帰りバス旅行をしてきました。
ビーナスラインの車山高原から美ヶ原高原までのコースをバスでドライブし、数箇所に寄り、しかも日帰りという強行スケジュールです。

この地図の③~④~⑤のコースです。


とにかくお天気が心配でした。
戻り梅雨だとかで、ずっと雨の予報。
景色を見るのが目的のバスツアーなので、雨に降られてしまったら、最悪です。
でも、日にちが決まっているので、仕方なく雨具の用意をして出かけました。

中央高速に入った頃は、雲が低く垂れ込めていました。



最初の休憩地の談合坂で、隣に止まっていたハトバスに、テレビのカメラマンが乗っていました。


多分、バスでの旅番組の撮影だと思います。

中央高速を進むに連れて、徐々に雲は取れて行き、青空が見え始めました。



前回のさくらんぼ狩のバスツアーの添乗員さんは、
「私はバスガイドではないので、案内は省略させていただきます。」
と言って、特に観光案内はなかったのですが、今回の添乗員さんは、観光案内もしてくれたし、ちょっとした豆知識を教えてくれたりと、なかなか楽しいバスの中でした。
それに、平日だったせいか、バス1台だけの運行で、トイレ休憩もスムーズでした。
しかも、私たちは一番前の席だったので、最初にバスから降りられるわけで、何をするのも待つことなく、ラッキーでした。

中央高速を下りて、ビーナスラインに入り、白樺湖が見えてきました。


ここは通り過ぎるだけだったので、車窓からの写真です。


目的地の車山高原も、もうすぐです。
バスの中でオプションのリフトの希望を取りました。
もしも雨なら、直前でもキャンセル可能とのことでした。

車山に着いた時は、お天気もまあまあ。
私たちは、迷うことなくリフトを希望しました。

二つのリフトに乗り継いで、車山の頂上まで行きます。
1つ目のリフトは山の中腹くらいまでです。
ニッコウキスゲが見ごろになっていました。
以前は、バスの通り道などでもニッコウキスゲが見られたらしいのですが、今は鹿に食べられてしまい、ずいぶん減ってしまったそうです。






一通り見終わった後、頂上を目指して二つ目のリフトに乗り、頂上を目指します。


リフトを降りると、頂上にある気象観測レーダーが見えます。
これは、富士山にあったものを車山に持ってきたそうです。


山の天気は変わりやすいと言いますが、今まで、はっきり見えていた気象観測の丸い建物が、あっという間に雲で見えなくなりました。


頂上に着くと、すごい人でびっくり。
みな、お弁当タイムだったようです。


小学生の団体は、バス3台でやってきたとのこと。




さすが頂上。
雄大な景色でした。
天気が良ければ南アルプスや中央アルプス、八ヶ岳など、360度の展望が楽しめるらしいのですが、雲が多すぎでした。







頂上の私有地の中にありました。
何か意味があるんでしょうね?

私有地は、ロープで囲まれていましたが、かなり広い範囲の土地で、こんなところに私有地があるというのが、びっくりでした。

車山神社。
一心に何かをお願いする人がいました。


車山の頂上から見えた白樺湖


歩いて山を下りる人もたくさん。






ニッコウキスゲが咲く草原の脇を歩きます。


私たちは、時間の関係で、下りのリフトに乗りましたが、いつかは、歩いてみたいなと思いました。


ここは、私たちの思い出の場所です。
なだらかなので、初心者向けのスキー場です。


娘が高校生の時、主人と娘と三人で、ここにスキーに来ました。
春先のことでした。
娘が一度もスキーをしたことがなかったので、経験のために連れて来ました。
近くのペンションに泊まり、早朝からゲレンデに出ました。
私もスキーはほぼ初めて、主人もそれほど経験があるわけでもないので、時間決めで、インストラクターをお願いしました。
運動神経の鈍い私は、スキーを履くだけで、転んでしまい、立っていることすら難しく、白樺の木につかまったまま動けなかったのを覚えています。
それに反して、主人と娘はどんどん上達し、娘は、インストラクターに
「本当に、初めて?」
とびっくりされていました。
「それに引き換え、お母さんは・・・」
もちろん、そんなことは言われませんでしたが、多分、心の中で、そう思っていただろうと。
午前中いっぱい指導してもらって、娘はある程度滑れるようになり、この写真にあるリフトに乗って、滑っていました。
私にとっては、懐かしくもあり、苦い思い出でもあります。
私はその時以来、自信をなくし、スキーに行っても、見学のみで過ごしていました。

そのゲレンデのある近くの湿原です。






徐々に小さくなってきていて、あと数年で消滅してしまうだろうと言われているそうです。

思い出の車山でした。


最新の画像もっと見る