コキアの丘

話は半月以上さかのぼるのですが、１０月１２日、３連休のなか日に、『ひたち海浜公園』へ行ってきました。
体調を崩す前のことです。
ここは、以前『ネモフィラの丘』という幻想的な世界をご紹介したところです。
その同じ丘が秋にはコキア（ほうき草）で真っ赤に染まると聞いていたので、ネモフィラのブルーから今度は真っ赤という変わり様を見たいと思い、行って来ました。

６月は、かなりガラガラで運営は大丈夫なのか？と心配したほどでしたが、３連休というせいもあってか、かなりの混雑でした。
道路も渋滞。

渋滞中の車の窓から見たセイタカアワダチソウです。
見事でしょう？
道路の両側が黄色で染まって、
青空と黄色がきれいでした。


やっと到着した公園入口も、
前回と違って、
臨時の発券所もできるくらいの大盛況。


長い列に並んでやっとチケットを購入、中に入りました。
中でもずいぶんたくさんの人がいましたが、かなり広い公園なので、中に入ればそれなりです。


だいぶ気候も良くなり、ワンコにも心地よい季節になってきたので、クマと勘九郎も連れて行きました。
ハイジは、体調が心配なので、留守番です。
たぶん、本人も家で寝ていたほうが楽だと思うので置いていくことにしました。

目指すはコキアの丘です。


丘の手前はコスモスでいっぱい！








勘九郎は、あまり大勢の人に圧倒されてか、
抱っこばかりでほとんど歩きませんでした。




当然、一眼レフの写真家がたくさんいました。




コキアの紅葉で真っ赤に染まっているはずのみはらしの丘は、
時期すでに遅く、
大半のコキアは枯れて茶色くなっていました。


ほんの一部分だけ、
見ごろのコキアがありました。


でも、赤、茶、緑が並んでいるのはそれなりにきれいです。


コキアの時期は外してしまいましたが、
この日は海がきれいに見えました。
こんなにすぐ近くに海があったのに、
前回の時はモヤでまったく海が見えなかったんです。


クマはじーっと海のほうを眺めていました。
勘九郎は、下を向いてばかり。




クマの目線で見た景色です。


頂上から見た園内。








遠くに見えるのは、大洗海岸かも？


たぶん、９月の半ばから末頃に行けば、一番きれいなコキアが見られたのだと思います。
私たちが行った前日、テレビでこの場所が放映されたようです。
テレビの映し方は上手なので、一番きれいに紅葉しているコキアの映像が流れたのでしょう。
来ている人たちの会話が聞こえてきました。
「昨日のテレビではもっときれいに写っていたのに、もう終わりじゃない！」
テレビを見て、期待して来た人も多かったようです。
私は、前回行った時に、秋の見ごろは９月１０日過ぎと聞いていたのですが、家の近辺のコキアはまだ紅葉していなかったので、１０月の半ばくらいが見ごろなのかと思って行ってみました。
でも、遅すぎました。
やはり、一番の見ごろはお彼岸前なのかもしれません。

それでもお天気に恵まれ、楽しい時を過ごすことができました。