はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

5月と母

2014年04月30日 | わたくしごと
今朝は2時半に起床しました。
朝とは言わず、深夜という時間です。

2時半くらいにクマがヒーンヒーンと声をあげました。
その声で目が覚めました。
クマの体勢を変えてやるとクマは大人しくなりました。
でも、自分が眠れなくなりました。
鼻が詰まって苦しく、五十肩が痛んでじっと布団に入っていられなくなりました。
それで、そのまま起きてしまいました。
五十肩って起きているときより、横になっている方が痛むように思います。

早いもので明日からは月が変わり、5月になります。
新緑のさわやかな季節の到来です。

昨日は、家の周辺の草取りをしました。
夕方から雨が降るという予報だったので、雨が降る前に済ませてしまおうと思いました。
人一人通れる程度の狭い場所なのに、ぐるりと囲まれた家の周りには、雑草がはびこり、背丈の高いものになっていたり、簡単には引っこ抜けないくらいの太い茎になっていたりしました。
一気にやると疲れるので、そういうものは、目立たない程度に切り、再度別の日に、根こそぎやろうと思っています。おかげで、今日は、身体のあちこちが痛みます。
あいにくの雨で、午後からは傘も役に立たないほどの降雨量になるという予報なので、今日は一日家でのんびりしようと思っています。

一昨日、チューリップが咲き終わったプランターに、ナスの苗を植えました。
去年、トマトに失敗したので、今年はナスにしてみました。
通り沿いにプランターを置いているので、近所の人が見ているらしく、草取りをしていると、
「今年は、ナスを植えたの?」
とか、
「はーちゃんが、ナスを植えたのを見て、私も今日、買って来ようと思ってるの」
などと、声をかけられました。
ナスは大好きな野菜なので、上手く行くと良いなぁと思っています。

昨日は、一日中外にいても、気持ちの良い陽気でした。
草を取っていても、汗もかかず、蚊もいない、一番良い時期だと思います。
花壇は、ホトトギスの葉がずいぶん成長し、白のタツナミソウやアシュガが咲き始めています。
花壇にある四季折々の花々が咲き始める時、亡くなった母のことを思い出します。
腰をかがめながら、咲き始めた花を眺める母の姿が浮かんできます。
「今年も、花が咲き始めたね。」
と、母が言っているようです。

母は花が好きな人でした。
私の実家は、庭というものはなく、土の部分はどこにもありません。
それでも、母は、ベランダや家の周辺に鉢を置き、色々な植物を育てていました。
母が育てる花たちは、ほとんどがお金を出して買ったものではなかったように思います。
知り合いの家で見つけて、枝をもらって挿し木をしたり、株を分けてもらったりして増やしていました。
私の家に来ても、変わった植物を見つけると、分けて欲しいと言って、持ち帰っていました。
買って来たものを育てるより、そんな風にするのが好きだったように思います。

毎年ゴールデンウィークになると、弟が母を連れて、一家で私の家に遊びに来ます。
遊びに来ると、母は、家に入る前に私の家の花壇を見ていました。
しばらく眺めてから、その後の花の手入れの仕方を教えてくれたり、花の名前を聞いてきたりしました。
花壇の花が咲き始めると、母に見せよう、母が見たら、どんなことを言うだろうという思いが反射的に浮かびます。
そして、母はもういないんだと思い直します。
母が亡くなってから、もう5年になるのに、未だに母の存在がなくなってしまったのを実感できない瞬間があります。

いつもゴールデンウィークに遊びに来ていたからか、母が亡くなったのが5月だったからか、一年のうちで一番母を思い出すのが5月です。

今年も、例年のように弟一家が遊びに来ることになっています。
一昨年結婚した姪と姪の連れ合いも来るそうです。
にぎやかな一日になりそうです。
ゴールデンウィークまでは、もたないかなと思っていたクマも何とかがんばっています。
姪がクマに会いたがっていると聞いているので、それまでは大丈夫だろうと思います。

そこに、母もいてくれたらなぁ・・・と。


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