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はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

気管にお茶が入った

2012年05月10日 | わたくしごと
私は、食べ物や飲み物が気管に入ってしまうことがたまにあります。
若い頃はありませんでしたが、40歳を過ぎた頃からたまにあります。
風邪を引いていたり、アレルギーでのどをやられたりしたときに起きるような気がします。

気管に入ったものを排出するまで、顔を真っ赤にして何度もゲホンゲホンと咳き込み、時にはオエッとなったりもします。
眼からは涙が出てきて、鼻水も出ます。
あの苦しさは、経験した人しかわからないでしょう。

連休中に風邪を引いた私は、のどにまだ炎症が残っていたのかもしれません。
お昼にお弁当を食べ終え、お茶を飲んだ途端、そのお茶が気管に入りました。
ゴクゴクッと飲んだお茶が、一気に入ったので、その苦しさは半端ではありませんでした。
とにかく、口に残っているお茶をどうにしなければなりません。
気管は苦しがって、少しでも異物を吐き出そうとするので、咳が出そうになります。
他の人もいるので、その場で口の中のものを出すわけにもいかず、それをがまんして食堂まで走りました。
私の会社は食堂が狭いので、全員が食事ができるスペースはなく、新人が入ってきた現在は、私たち女性は別の場所で食事をしています。
現在、私が食事をしている場所から一番近いのは食堂です。
トイレまで行くには、食堂を通り越して、階段を下り、その後も歩かなければならないので、手っ取り早く口の中のお茶を出せるのは食堂でした。
食堂は、がら空きで、ほとんどの人が食事をし終えていて、残っていたのは二人だけでした。
そこへ私が走っていって、口の中のお茶を出し、咳き込みました。
何度も何度も咳き込み、それでも気管の中のお茶は出来れず、再び食事をしていた場所に戻りました。
一緒に食事をしていた人たちは
「大丈夫?」
「背中をさすろうか?」
と言ってくれました。
「もう、大丈夫」
と言いましたが、実際は、まだ苦しくて、咳が治まりませんでした。

私は、周囲の人が気管に物が入ってむせた時は、背中をさすったり、そっと叩いたりしてあげます。
経験上、他人からそうしてもらうことで、気持ちも楽になると思うからです。

私が食堂に駆け込んだ時、そこにいた男性二人は、私が二人の背中越しに苦しげに咳き込んでいるのを知りながら、知らん顔で、私のほうを見る事もなく、ずっと二人の会話を続けていました
実際、私は背中を向けて咳き込んでいたので、二人が、私の方を見ていたか見ていなかったかはわかりませんが、咳をしながらも二人の会話が聞こえていました。

私は、言葉をかけて欲しいとか、背中をさすって欲しいとか、そんなことは全く思っていません。
でも、そばで苦しんでいる人がいるのですから、話を中断して、
「あれ?どうしたのかな?」
くらいの反応をしても良いと思います。
すぐそばで、苦しそうにしている人がいるのをわかっていて、話を中断することなく、知らん顔をして会話を続けている二人にあきれました。
片方は50歳代、片方は20歳代です。
見ず知らずの間柄でもなく、毎日顔を合わせている者同士です。
二人は現場の人なので、仕事の上でも特に接触はなく、トラブルもないので、私が二人に嫌われているということでもないと思います。

最近は、情が希薄になっているとは言いますが、身近でこんなことがあると、悲しいですね。


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