はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ミニの『おたのしみ会』

2018年02月23日 | 出来事
2月の初めの事ですが、ミニの幼稚園の『おたのしみ会』がありました。
卒園を前にした幼稚園最後の年長さんだけのイベントです。

まめの時は、私が体調を崩して見に行かなかったのですが、ツブの時に行って、ちょっと退屈したというか・・・。
とにかく、進行がダラダラで、何をやっているのかよくわからない部分もあり、「早く終わってくれないかなぁ」と感じていました。
なので、今回のミニの『おたのしみ会』もできればパスしたいなぁと思っていたのですが、ミニに
「ババ、『おたのしみ会』に来てね」
と言われてしまい、行かないわけにはいかなくなってしまいました。
それでも、主人は、
「俺は、幼稚園はパスしたい」
と言って、家で待っていました。
私は、仕方なしに一人で出かけて行きました。

でも、今回の『おたのしみ会』は、想像以上の出来で、内容も進行も良く、退屈することなく終わりました。
園長先生の話では、以前は、『おゆうぎ会』というものをしていたらしいのですが、”与えられた踊りをきれいな服を着て踊る”という『おゆうぎ会』に疑問を持ち、30年前くらいから自発性を尊重した『おたのしみ会』に変えたと言います。
お母さんによっては、見た目の良い『おゆうぎ会』を望む人もいたとのことですが、園の方針として、自発性自主性を大事にしたいと考え、進行や内容に問題があったとしても、この『おたのしみ会』を続けてきているということでした。
そして、今年の『おたのしみ会』は、ここ30年間のうちで、一番良い出来だったと言っていました。
私も、ツブの時と比べると、ずっと良い出来だったと思いました。

出し物は、楽器の演奏、それぞれ班に分かれた出し物、合唱と三部に分かれています。
楽器の演奏は、ミニはピアニカを演奏しました。
出し物は、三つの班に分かれていて、影絵、あやとり、棒人形でした。

その中で、ミニは、影絵を選んだようです。
影絵のグループもその中でまたいくつかのグループに分かれて、自分たちの体や手足を使って影絵を作っていました。

植木鉢に植えた植物が成長していく様子だったり、


うさぎの餅つきだったりです。


ミニはかいじゅうのグループで、
かいじゅうの誕生からの話でした。







かいじゅうの話の中で、ミニはナレーターをしました。
話の内容は、1頭の怪獣が火を噴いて火事になりそうなところへ、もう1頭の怪獣が水を出して火を消し止めたというような話でした。

ミニは上手にナレーションをしていました。
すらすらとテンポも良く、はっきりした言葉で、よく伝わりました。
うまくできたと思いました。
周囲の人たちもみな褒めてくれました。

ミニは、まだ字が読めないので、先生が読んでくれた原稿をほぼ暗記してしまったんだと思います。
ミニは、気に入った映画があると、1時間くらいの録画の全ての会話を覚えてしまい、全ての登場人物のセリフを最初から最後まで言いながら見るという特技を持っています。
なので、ナレーションも、何度か練習しているうちに先生が読んでくれた言葉をみな覚えてしまったんだと思います。

それでも、一人でやるナレーションはプレッシャーだったらしく、ミニにとって、かなりの重荷になっていたようです。
秋の運動会が終わったころから、急にママから離れられなくなり、一人で私の家にいられなくて、ママの後ばかり追っていたミニですが、この『おたのしみ会』が終わってから、徐々に以前のミニに戻り、今では、すっかり以前と同じようにお兄ちゃんたちの習い事の時は、一人で私の家で待っているようになりました。
私は、小学校へ行くための不安からママと離れられなくなっているのかと思っていましたが、原因は、この『おたのしみ会』だったようです。
結果、立派にやれて、ミニなりに肩の荷が下りたんだろうと思います。

ミニの成長を感じた『おたのしみ会』でした。


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