えへっ・・思い違い

日曜日は、恒例の合同慰霊祭でした。
我が家の墓地は霊園なので、さまざまな宗派のお墓があります。
その霊園の持ち主に年に一度７月最後の日曜日に合同慰霊祭の通知が来ます。
我が家が慰霊祭に参加するようになってから早いもので３０年近くになります。
２年前の慰霊祭は、軽井沢の旅行と重なってしまったので、初めて不参加となりましたが、その他は毎年参加しています。
時期が夏の暑い時ですが、多くの家族が参加しているので、お墓参りも兼ねて私たちも参加しています。

慰霊祭は２時から。
早めに簡単な昼食をとって、お昼ごろ家を出ました。
道路は空いていて、順調に進み、霊園に着いたのは１時１３分。
「ずいぶん早めに着いちゃったね。先にお墓参りを済ませちゃおう！」
と言う事で、炎天下の元、主人と二人で草取りをしたり、墓石を磨いたりしました。
時間はたっぷりあるので、ゆっくり丁寧にお墓の掃除をしたかったのですが、何せ暑い。
半端な暑さではありません。
「いつまでもこんな炎天下にいたら、熱射病になってしまう」
と思い、早々にお墓を引き上げました。
慰霊祭の会場には早めに着きそうなので、涼しい冷房の効いた部屋の良い席が取れそうだね、と話しました。

会場近くなると読経の声が・・・
あれ？おかしいな。もう始まってる？暑いから早めに始めたのかな？
と言いながら、会場へ行くと、たくさんの人がお焼香の列に並んでいます。
主人が
「もう、お焼香が始まってるよ。終わりなんじゃないの？」
「そんなことないでしょう？もしかして今回は最初にお焼香をするようになったんじゃない？」
などと話しながら受付を済ませ、念のためにと思って持参していた案内の葉書を見てみたら・・・
始まりは１時と書かれていました。
あちゃ～
もう終わりだったんだ！
あわてて私たちも列に並びお焼香をしました。
毎年同じ時間から始まっているはずの慰霊祭。
何を勘違いしてしまったのか、てっきり２時からと思い込んでいました。

我が家は浄土真宗。
塔婆も何も立てない宗派です。
塔婆を立てる人は、お焼香の後、順番に塔婆をもらってお墓参りをするのですが、我が家の場合はそれもなく、敢えて慰霊祭の会場にいる用事もなく、結局そのまま帰ることになりました。

３０回近く参加していて、時間を間違えるとは・・・
自分の思い込みにあきれ返った次第です。

でも、お墓参りができたから、良いかな？