木曜の朝の天気予報は、
「朝のうち雨が残るところもありますが、日中は曇り。日が射すこともあるでしょう。」
というものでした。
水曜日からお天気は崩れ、水・木・金・土と4日間も雨の予報でした。
ところが木曜日は何とか降らずに済みそうな予報でした。
それなら・・・
と思い急遽洗濯をすることにしました。
朝、散歩から帰った主人に「雨降ってた?」
と聞くと、降っていないとの事。
「朝のうち雨でも、止む」という予報だったので、降っていないということは、もう大丈夫ということです。
ベランダに出ると、まだ空はどんよりとしていました。
ちょっと空模様が心配だったので、バスタオルだけは物干し竿に干し、後のものは屋根の下に干しました。
そのままにして仕事に出た所、途中から細かい雨が降り始めました。
あらららら・・・・
バスタオルが濡れちゃう。
でも、「止む」という予報だから大丈夫だろうと思いましたが、細かい雨は止みそうになくバスタオルはあきらめかけました。
でも、息子が家にいることを思い出しました。
息子は本当は仕事だったのですが、前日から片目が腫れて痛むらしく目を使う仕事なので、とても仕事に行くのは無理だというので休んで家にいました。
病院に予約の電話を入れると言っていたので、息子に頼んで洗濯物を入れてもらおうと思い電話しました。
「バスタオルを干してきたんだけど、雨が降ってきたから、入れてくれない?」
というと
「はぁっ?バスタオル?俺は寝てたんだよ。バスタオルって何なんだよ
」
と言います。
「だって、病院に予約の電話をすると言っていたから、起きていると思った。」
と言うと、
「目が痛くて、開けていられないから予約の時間まで寝ようと思って寝てたんだよ。」
と言います。
「そうなの。寝てたならいいわ。バスタオルだけだし、後のものは一応屋根の下に干してあるから。」
と言って、電話を切りました。
会社についても、お昼ごろまで降ったり止んだりでした。
バスタオルはあきらめました。
屋根の下のものは、多少湿っぽくても家に帰ってから室内に入れれば何とか乾くだろうと思いました。
仕事を終えて家に帰ると、
何と言うことでしょう
洗濯物はしっかり家の中に干されていました。
リビングに室内干し用の物干し台がセットされていて、そこにバスタオルはきれいに干してありました。
びっくりです。
屋根の下に干したものも、息子なりに工夫して部屋のあちこちに干されていました。
もしかしたら家の中に入れてくれたかなぁという期待はありましたが、ベランダの入り口にまるめて置いてあるくらいしか想像できなかったのに、ちゃんと干してありました。
今までの息子の人生の中で、こんなことをしたのは始めてだったかもしれません。
寒がりハイジのためにエアコンもついていて、洗濯物はすべてカラッと気持ちよく乾いていました。
他所の息子さんには当たり前のことなのでしょうが、わが息子にしては、画期的なことです。
心が温かくなりました。
こんなことで、小さな幸せを感じてしまった単純な私です

「朝のうち雨が残るところもありますが、日中は曇り。日が射すこともあるでしょう。」
というものでした。
水曜日からお天気は崩れ、水・木・金・土と4日間も雨の予報でした。
ところが木曜日は何とか降らずに済みそうな予報でした。
それなら・・・
と思い急遽洗濯をすることにしました。
朝、散歩から帰った主人に「雨降ってた?」
と聞くと、降っていないとの事。
「朝のうち雨でも、止む」という予報だったので、降っていないということは、もう大丈夫ということです。
ベランダに出ると、まだ空はどんよりとしていました。
ちょっと空模様が心配だったので、バスタオルだけは物干し竿に干し、後のものは屋根の下に干しました。
そのままにして仕事に出た所、途中から細かい雨が降り始めました。
あらららら・・・・
バスタオルが濡れちゃう。
でも、「止む」という予報だから大丈夫だろうと思いましたが、細かい雨は止みそうになくバスタオルはあきらめかけました。
でも、息子が家にいることを思い出しました。
息子は本当は仕事だったのですが、前日から片目が腫れて痛むらしく目を使う仕事なので、とても仕事に行くのは無理だというので休んで家にいました。
病院に予約の電話を入れると言っていたので、息子に頼んで洗濯物を入れてもらおうと思い電話しました。
「バスタオルを干してきたんだけど、雨が降ってきたから、入れてくれない?」
というと
「はぁっ?バスタオル?俺は寝てたんだよ。バスタオルって何なんだよ

と言います。
「だって、病院に予約の電話をすると言っていたから、起きていると思った。」
と言うと、
「目が痛くて、開けていられないから予約の時間まで寝ようと思って寝てたんだよ。」
と言います。
「そうなの。寝てたならいいわ。バスタオルだけだし、後のものは一応屋根の下に干してあるから。」
と言って、電話を切りました。
会社についても、お昼ごろまで降ったり止んだりでした。
バスタオルはあきらめました。
屋根の下のものは、多少湿っぽくても家に帰ってから室内に入れれば何とか乾くだろうと思いました。
仕事を終えて家に帰ると、
何と言うことでしょう

洗濯物はしっかり家の中に干されていました。
リビングに室内干し用の物干し台がセットされていて、そこにバスタオルはきれいに干してありました。
びっくりです。
屋根の下に干したものも、息子なりに工夫して部屋のあちこちに干されていました。
もしかしたら家の中に入れてくれたかなぁという期待はありましたが、ベランダの入り口にまるめて置いてあるくらいしか想像できなかったのに、ちゃんと干してありました。
今までの息子の人生の中で、こんなことをしたのは始めてだったかもしれません。
寒がりハイジのためにエアコンもついていて、洗濯物はすべてカラッと気持ちよく乾いていました。
他所の息子さんには当たり前のことなのでしょうが、わが息子にしては、画期的なことです。
心が温かくなりました。
こんなことで、小さな幸せを感じてしまった単純な私です


