曹達記

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2020年6月ポケスペ剣盾編感想

2020-07-12 22:49:00 | ポケスペ
今回はいきなりジム戦。テンポが早すぎはしないかと思うが、ターフ→バウの道のりはゲームでもあまり印象に残らない道中だから、そんなにおかしくはない。
ただし今回ラストにてキョダイカジリガメを出してきたことから、ゲームでのファイナルトーナメントにあたる部分はやらない可能性がある。
もしかしたらソード版でのジムリーダーとはジムチャレンジで、シールド版でのジムリーダーとはトーナメントで戦うという流れになるかもしれないが。
とにかくBW以来のバージョンによって異なるジムリーダーなので、どう料理するのか楽しみ。

まずはソニアとルリナの会話から。
ジムチャレンジは60人が参加し、その半分未満がヤローに敗れたことがわかる。
ターフタウンの石碑の謎はストーリーの本筋には関わらないはずなのだが、態々解いたことを示しているのにはどういう意味があるのだろう。
また話しぶりからすると、ソニアはルリナには連絡をよくとるのに、ダンデとは全く取ってないってことなんだろうか。
中々意味深な展開だが、どのような掘り下げがなされるのか期待したい。

そーちゃんはマナブと特訓。しかも何回も繰り返しやっているようだ。水タイプのルリナと戦う上では重要な仮想敵となるが、ということはカブ戦の前はしーちゃんと特訓か?
しーちゃんは前回かなり苦労したようだが、対策を別の場所で立てていたのか、マナブと特訓したけど描かれていないだけなのか、対策してないのか…。

ホエルオー型の飛行船は薄明の翼からの引用らしい。ゲームで見た記憶ないもんなあ。
ローズとの会食はカット。まあゲームでも後にどういう意味あったの?と思わなくもないし問題ないか。
オリーヴはここでも原作通り。ということは本性も原作通りかな?
そーちゃんはやはりローズに何かわだかまりを抱いているとしか思えない。変装していたとはいえ、とっくに正体はローズと見抜いているだろう。それを本人が去った後も敢えて黙っているからには、何かしらの理由があるだろう。最初にしーちゃんからダイマックスの話を聞いたときもローズの話題にはわざとらしく触れなかったし、どうも気になる。
ただその構図はサンと丸かぶりなのだ。流石に日下先生の引き出しが少ないとは思えないのだが…。

ライバル3人は不在。前の感想で一人一人入れ替わりで立ち会うのかとも思ったが、ばっさり出番を切ってしまった。
別に3人には特に思い入れがある訳じゃないし、そんなに気にはならないけど、その割にはしーちゃんに割く尺がほとんどないんだよなあ…。
「トーチカ」はさりげなく初使用。ムーンの手持ちにヒドイデはいたけど、全然技使ってなかったしなあ。
ルリナがこっそり技を使って相手を不利に陥れるのに対し、そーちゃんも事前の情報から対策を打ってきて勝利。ポケスペらしい展開。
しかしダイマックスではそういう相手の裏をかく流れは描きづらい気もするが…ヤロー戦に引き続きどうだろうか。

ちょっと今回気になるのは、しーちゃんの出番が少なすぎるところ。前回は解説役として割と出番があったのだが…。
マナブに役割を持たせたかったのだろうというのはわかる。勿論それは当然やらなきゃならないのだが、もう少しバトル面での役割ってものを…。
ムーン然り、コロイチという媒体の都合上女主人公は描きづらいのだが、にしてもここまででドラマが少なすぎる。
単行本も2巻に入るところで、ムーンの場合はこの辺りでの大きな掘り下げがあったのだが、しーちゃんはどうだろうか。


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