私のコンディションも薬に頼りながらですが、少しばかり家でうっくつしていた事もあり
再び、スナフキンの血が騒ぎ出していました。
そんな折に、友人から、紀勢本線で50周年記念キップが出てるよと連絡が来ました。
このキップは3日間通しで6000円で、特急列車も自由席になら乗れるといったキップです。
紀勢本線は、名古屋から(実質は亀山)三重県、和歌山県をへて和歌山市駅に
到達する線、線路が殆どエリアで太平洋に面し、とても海の綺麗な景色が見れる線
です。
線路長としては400キロ程有り、青春18キップで乗りつぶすには、少しばかり
過酷な路線です。
なんせ、松坂を過ぎると、熊野や大台ヶ原の原生林に阻まれて、畿央方面への
出口がないのですから。
で、その友人は、前半1日半分は使うけど、後一日分使用権利が余るから
使わないかとのお誘いでした。
私の手元にもちょうど使用期限の迫った青春18キップがあった為、それを生かしながら
ちょっと彷徨うのも良いかなと、急遽旅立つ事にしたのでした。
初日は、旅立ちの日だけあって、元気いっぱいです。
友人は、青春18キップで東海道は東進、私も青春18キップで東海道を西進
浜松駅にてその友人と落ち合いキップを受け取る事が出来ました。
友人が使用開始してからその紀勢本線キップは既に2日が使用されているので
明日が使用期限となります。
しかしながら、自分の体調も考え、当日は鳥羽のビジネスホテルにて宿泊しました。
近畿のちょっと田舎に住まれた方ならよく承知かと思いますが、この近畿中央部から
南部にかけては、近畿日本鉄道(通称近鉄」によってほぼ支配されています。
たとえば、電化されず単線でJRが2時間に1本しか走らせないような路線でも
近鉄では複線電化され、特急、急行、準急、普通が数分おきにやってきます。
なので、殆どの人がJR等使いません。
近鉄対策として、JR東海が名古屋発鳥羽行きの快速列車「鳥羽」を走らせて
いますが残念ながら併走区間などで、近鉄の普通列車にあっけなく抜かれていきます(^^;;
ですので、私も翌日は松坂まで近鉄に乗り、そこから特急にて紀伊勝浦をめざしました。
ワイドビュー南紀というJRの特急列車に乗ったのですが、その先頭車両が自由席な上に
運転席越しに前面展望を楽しめるようになっています。
私が乗った列車はたまたまにも最前列が空いていたので、最前列で前面展望を
楽しむ事が出来ました。
この辺りまでは、精神的にも順調に過ごせており、旅を満喫していました。
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会社を休めるなんて旅好きにはたまらないシチュエーションですけど
心がすぐガス欠を起こすので、なるべく余裕のある
行程を組むようにはしてますけど、後半は辛く
なりますね。
後、田舎はいいのですが都市部にはいるといわゆる不安症が
強く出てきてしまいます。
電車での旅行は数える程度です。が、みな良い思い出です。
空いている時期ばかりだからだったからかもしれません。
ズーッと立っているような電車の旅だったら、死んでます。ぽち。