筒井孝子先生はコード業界での弱者であるICFの普及にはランチェスター戦略(弱者の戦略)が最適であり、当該地域で分相応のシステムをつくることと述べた。これってグルーハックマーケッティングではないか、ICFでマーケッティングを聞くとは思わなかった。
筒井孝子先生はコード業界での弱者であるICFの普及にはランチェスター戦略(弱者の戦略)が最適であり、当該地域で分相応のシステムをつくることと述べた。これってグルーハックマーケッティングではないか、ICFでマーケッティングを聞くとは思わなかった。
18日はICFに関するシンポジウムだった。テーマ活用するために具体的活用している事例からその方法を探ろうというものだ。なかでも筒井孝子先生は、難しいものを普及するのはなぜかという視点から発表していたのが、印象に残った。
ケアマネジメントはとことん利用者支援を追求すべきとして、医療とのつながりから包括的アセスメントと悪化リスクの防止を目指し、在宅生活の継続のためにはチームマネジメントで実現、さらに包括的アセスメントから生活全体のケアマネジメントを行うが、そのために地域資源を活用しようと服部先生は結論づけた。
服部先生は今後の居宅介護支援の業務には、質のアップを求めていた。それは、医療サービスが欠かせない利用者が今以上に増える、重度者が中心となり、介護事業者はホールディング化する一方で、利用者の状態が多様化するからだと。間違い指摘と思う。
いま審議している改正介護保険法に関して服部万里子先生の講演を聞いた。要介護改善に対するインセンティブや保険者機能強化などを解説したうえで介護支援専門員はどう理解しどう仕事をしていったらよいかを話していた。服部先生復活の印象を強くした。
「『もうアミロイドβ(Aβ)には興味は無い。タウに関係する研究を求めている』昨日、都内で米AbbVie社が全国の大学からTLO関係者を招きオープンイノベーションの会議を開催しました。そこで提携の担当者から飛び出た発言がこれでした。』と、バイオジャーナリスト宮田満氏が自身のメルマガで報告した。やはりタウたんぱくへの攻撃か。
認知症を患っていて要介護度の人も含め、軽度の人に対して支援をする認とも、この実践報告も参考になった。日常生活総合支援事業としても実現してほしい。
「認知症カフェ」と「認とも」を考える全国セミナーで報告のあった川崎市宮前区の土橋町内会の認知症カフェはかなり知られている。町内会が行っているということで同じ地域に知られることを敬遠することはないのか、気になっている。
認知症カフェは制度上基準がないので、だれでも開設できるが、ゆえに参加者の確保、継続していく苦労があるようだ。その解決として共同運営と運営指針を全国セミナーでは挙げていた。特に共同運営は鍵になるだろう。