まだ65歳前の若き日に、老人クラブの来賓として新潟県の杉村温泉に伺ったことがあります。
地域の老人クラブ(30数クラブ)の会長・副会長さんらとご一緒させていただきました。
場所は新潟県の山間で、日本海の近くです。
メンバーは70歳~90歳越える方々です。一泊ですが長旅になり、みなさんお元気な方ばかりでした。
途中、塩沢の田畑屋さんでへぎ蕎麦を美味しくいただきました。
食後には必ず、水が出されます。それぞれがお薬タイムになります。
バスの旅ですが、道中のサービスエリアごとにトイレ休憩です。
何回休憩したかも忘れるくらいです。
やがては、私もみなさんと(老人クラブの方々)同じ年齢になってしまいました。
トイレも近くなり、乗ってきたバスも見失いがちです。
狭い道をバスはギリギリに通り抜けます。
やがて見えて来る立派な宿が格式ある「長生館」です。
立派なロビーです。
歴史ある面影が伺えます。
ここに辿り着くまでにも、いろいろとアクシデントもありました。
先ずは、集合時間に来ない!(日にちや集合時間を間違えて)
サービスエリアでの集合時間に間に合わない方、トイレに忘れ物をしたり、乗るバスを間違えそうになったりです。
私も来賓と言う立場ですが、まるで添乗員さんのように動き回っていました。
今ではこんな人数は集まれないでしょうし、費用もかけられないのでしょう。
担当者も席を決めるのが大変のようでした(仲が合う合わないなど)
こんな時代もあったのですね。来賓の立場がいまや年配者のメンバーと同年齢になってしまいました。
最初に代表会長のご挨拶のあと、当然 来賓である私の挨拶と乾杯の発声が求められます。
みなさんお元気で、飲めや歌えや踊りありです。
カラオケが苦手の私も歌ってくれと求められます。何を歌ったのかも忘れました。
みなさん早起きで、小原昭介さんになっています。朝湯は早くから、朝酒の方もいらっしゃいました。
私は朝湯のあとに近くを散歩です。
画像を整理していたら、60歳前半のデータが出てきましたのご紹介いたしました。
もう、月日の流れは速いもので、15年以上も前の内容でした。
ここで、年配者のバス旅行などの特徴です。
①予定時刻に出発できない。(集合場所や時間を間違えることがある。)
②トイレが近い(車内では適度な水分を)*サービスエリアごとにトイレ休憩あり。
③トイレに急ぎ転ぶことあり。混んでいると男性用に入って来る。
④トイレなどに忘れ物多し。
⑤誰にあげるのか?サービスエリアごとに土産をたくさん買い込んでいる。
⑤みなさん、飴や菓子類を持って来ている。
⑥食事のあとはお薬タイム。添乗員さんやスタッフは飲み水を配る。
⑦宴会場はイス席が原則。座卓式は好まない。座れないため。
⑧旅行では4分1はパンパース使用?
⑨バスの座席などでクレームがある。(前の席を好む傾向)
⑩帰りの車中ではほとんど寝込んでいる人多し。人によってはず~っとおしゃべり。
⑪土産を持ちきれないほどで、肩かけ姿で帰宅する。
⑫喜ぶのは家族。*安くておじいちゃんやおばあちゃんが2日間家にいないこと?
yuki76