牛島利明研究会入ゼミInformationブログ アーカイブズ 2013-2014

慶應義塾大学商学部牛島利明研究会旧入ゼミInformationブログに掲載した記事のアーカイブです。

4年生の振り返り(18)-山田編-

2013年03月11日 | ゼミ員からのメッセージ(2013年度入ゼミ)
牛島ゼミで過ごした時間を振り返って

こんばんは。牛島ゼミ11期の山田将太朗です。
この2年間で私は自分に自信がなくなりました。
こう書くと、とてもネガティブに聞こえてしまいますが、正確には根拠のない自信が少なくなりました。

なんとなく描いていた大学生活と現実とのギャップにもやもやしていたあの頃、
私には根拠のない自信だけがありました。
今となってはその正体が簡単に分かる気がします。
根拠のない自信過剰な状態にあれる理由はとてもシンプル。
きっとまだ、何もしていないからです。


3年生が終わる頃、久しぶりに会う友人・そしてゼミ員からもよくこう言われました。
「やましょうって変わったよね~。」と。
自分自身でも、確かに牛島ゼミに入ってから変わったなーと思います。
その変化は牛島先生と皆と過ごした時間の中にあり、その時間が私を成長させてくれました。

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人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、
二番目は住む場所を変える、
三番目は付き合う人を変える、
この三つの要素でしか人間は変わらない。
大前研一(2005)『時間とムダの科学』プレジデント社
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三田での生活に向けて引っ越した私は、急に大学へ行くようになり(笑)、本気になれる仲間ができ、気がつけばそのつながりは年齢・所属を超えて学外まで広がっていました。


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とにかくチャンスだと思ったら、我武者羅に突っ込んでいました。
しかし、挑戦すればする程、自分ひとりではあまりに何もできないことを知りました。
私の周りには自分以上に動けたり、徹底的に調べたり、上手にまとめたり・見せたり、批判的に思考できたり、頑張り抜ける人たちがいました。
私には真似できないくらい、爆発力があったり、勇気があったり、笑顔にさせてくれたり、優しくできる人たちがいました。


少しでも皆の様になりたくて、もがいていたらあっという間に一年が過ぎました。
これまでの人生で一番笑ったのも、悔しくて泣いたのも牛島ゼミでした。


4年生になってからもう一度変わりたくて、またここでもがきました。
今度はこの一年間で、良くも悪くも自分の中で変わらないものを見つけられました。
自分ひとりでできることには限界があるから、少しでも皆のできることを巻き込もうと考えるようになりました。

変わりたいと願っていた最中、何かが変わることはありませんでした。何も変わらないのではないかとさえ思いました。
それでもこの2年間を振り返れば確かに自分は変わっていて、
それは日々過ごした時間の積み重ねであることを知りました。

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2年前入ゼミのESに所属団体、無所属と書いて提出した私にとっては、
同期がいるのも、後輩ができたのもほぼ初めてでした。
自分一人だったら、気づかなかったと思います。
皆と本気で過ごしたこの時間がなかったら、
たぶん見えていないことがたくさんあります。

皆と過ごしたこの2年間が
今の自分をつくってくれ、
これからも自分の核になるのだろうと思います。
この2年間を牛島ゼミの11期として過ごせて良かったです。
ありがとうございました。

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