牛島利明研究会入ゼミInformationブログ アーカイブズ 2013-2014

慶應義塾大学商学部牛島利明研究会旧入ゼミInformationブログに掲載した記事のアーカイブです。

【番外編】入ゼミパンフレットの軌跡

2014年02月03日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)

こんにちは!牛島ゼミ入ゼミ担当です。
全ての説明会が終わり、皆さんそろそろ志望ゼミが固まってきた頃でしょうか?

さてさて、先週まで13期ゼミ振り返り編を連載してきましたが、いかがでしたか?
ゼミの内容だけでなく、その活動に対するゼミ員の「想い」を知ることで、以前よりも牛島ゼミの活動内容について理解を深めていただけていたら幸いです。

今回は番外編として、第3回説明会で「前のパンフレットを見たい!」という声をちらほら頂いたため、第1回から第3回までに配布した牛島ゼミオリジナルパンフレットをweb上で公開します!!

行きそびれてしまった方、またはもう一度振り返りたい、という方はぜひぜひご覧下さい(*^^*)
入ゼミ担当としても、全てのパンフレットに思い出があり、たくさんの方に見ていただけたら嬉しいです。
それでは、エピソードを交えつつ紹介していきます。

●第1回パンフレット
http://bit.ly/MixRSB

最初のパンフレット作成!
インパクトを与え、まずは牛島ゼミに興味をもってほしい!
そんな思いのもと、技術習得から始まり、なんとか形にすることができました。

細かいところにまでこだわる入ゼミ担当(笑)

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最終的にどうなったかは上記のURLで確認してくださいね!

●第2回パンフレット
http://bit.ly/1hLhwQT

このパンフレットは、牛島ゼミの活動内容をまるごと知ってもらい、牛島ゼミに対する理解を深めて欲しい、という目的の元、作られました。
ディベートリーグから2週間後というハードスケジュールでした。そのため、ある入ゼミ担当の家でオールで作業をしていたところ…

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なんと先生が!!

●第3回パンフレット
http://bit.ly/1fZu5KR

就活が始まり皆忙しくなり、「作るか、作らないか」の議論から始まりました。しかし、「2年生に届けたいメッセージがある!最後までやっぱりこだわりたい!」ということで急遽作成することに。

私たちの写真集のようで若干恥ずかしいのですが笑、3年生から2年生に向けた、たくさんの「想い」が詰まっています。
入稿が遅れ、会計係に怒られたのは裏話です。

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説明会後に就活で協力するゼミ員。
就活のいい息抜きです!

以上、入ゼミ担当から番外編をお送りしました(^O^)


13期ゼミ振り返り (イベント編)

2014年01月31日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)

こんにちは、まどうです^^

今回は、イベント編
牛島ゼミに入ると、ゼミ員が企画したり、
牛島先生が企画してくださったり、
イベント主催からゼミに開催のお知らせを頂いたりと、
様々なイベントに参加するチャンスが大幅に増えます。

ではなぜ、牛島ゼミではたくさんのイベントに参加する機会が与えられるのか。
私なりの想いを書かせて頂きますとそれは、
人生の選択肢がどんどん増えるから”です。

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突然ですが皆さんはどのようにして、ゼミ選びをしていますか?
おそらく多くのゼミブースに足を運び、
多くのゼミ員とお話する機会があったと思います。

どんなゼミが向いているのだろう、
それを考えるために、
ひとつふたつ上の先輩とたくさん話をしたかと思います。
自分はどのタイプのゼミが適しているのか、
それはひとりで考えることももちろん必要だけど、
直接人と会い、話をすることで
気づきを得られることのほうが多いのではないでしょうか。

私がイベントに参加する理由もそこにあります。

自分はどんな生きかたが向いているのだろう、
それを考えるために、
イベントに参加している社会人の方々とたくさんお話します。
ここでもやはりひとりで考えるよりも、
直接人と会い、話をすることで、
自身を理解することが多々あります。

自分でも知らなかった自分を知ることで、
将来の選択肢が広げられるのではないでしょうか。

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牛島ゼミで企画されるイベントを通して、
人生の選択肢が増えたなあ、と思います。

普通に過ごしていては、話すことがなかったであろう人と、
たくさんお話させていただき、
知らなかった自分の価値を知る機会が、
牛島ゼミにはあります。

2年生のみなさんも、色んなゼミ員と話してみて、
自分がどういう人なのか、考えてみたうえで、
後悔しないゼミ選びをしてください^^


13期ゼミ振り返り (合宿編)

2014年01月30日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)

こんにちは。13期、利賀プロジェクトの”ながむー”こと長村です。
今回は自分が合宿係ということもあり、牛島ゼミ活動の振り返りとして合宿についてお伝えします。

みなさんは「ゼミ合宿」と聞くと…どっかのホテルに泊まってプレゼンetc.とイメージするかもしれません。
でも牛島ゼミの合宿は違います!プロジェクトでお世話になっている利賀村に9月の上旬から2泊3日でお世話になり、農業体験・民泊など普通のゼミ合宿では絶対に味わえない体験をします。
さらにゼミ合宿には社会人や他大学の学生なども参加し、ゼミ員だけで行う「ゼミ合宿」という意味には収まらない活動となっているのです。
このような特徴を踏まえ、「ゼミ合宿」ではなく、「TOGACAMP!」と名称を変えることになりました。今年度の「Something New」の一つです。(浸透したかはさておき…)

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では何のために「TOGACAMP!」を行うのか?(合宿係はそれについて1ヶ月以上も悩まされました…)今回は牛島ゼミが重視している「フィールドワーク能力を鍛えること」、そして新たに「フィールドワークで得たものを何か形として残し、外部に発信する能力を鍛えること(情報発信能力)」ということを活動の目標としました。

内容としては1日目にイワナ掴み、農業・収穫体験を行った後、「スターフォレスト」という利賀村唯一の宿舎に泊まりました。「スターフォレスト」は廃校になった小学校を利用した施設で、部屋に黒板があったりと新鮮な体験が出来ました(笑)
2日目は8地区に分かれ、地区体験・民泊を行いました。そば作りや民謡を体験する地区もあれば農作業をする地区、そうめん工場の見学など、各々地区特有の体験ができたようです。(この時に三田祭出店のための農作物を作り始めました!)
最終日3日目に開催したワークショップでは、各地区で体験したことを一枚のポスターにまとめてプレゼン大会です。学生目線で利賀村の地域資源を発掘し、「自分の行った地区にはこんな魅力がある!」ということを各地区グループからアピール!行政、商工会をはじめ、村の方々にも参加して頂き、さらに深いお話をすることが出来ました。

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いかがでしょうか? きっとこんなゼミ合宿をやっているゼミはまずないですよね(笑)
私は「TOGACAMP!」以前から利賀村に何度か通っていましたが、あらためて「利賀村の魅力を発見すること」、そして「その魅力をどのように伝えていくか」ということが、都会の学生だからこそできる強みであり、地域活性化を目指す村の方々にも何か貢献できる余地があるのではないかと再認識しました。
この合宿で得たものは、プロジェクト活動の一環として、フリーペーパーの作成に活用し実際に発信していく予定です!

ゼミ合宿という意外なところにも牛島ゼミらしさが見えたでしょうか?
以上13期ながむーがお送りしました!次回もお楽しみに!


13期ゼミ振り返り (ケース&リサーチ編)

2014年01月29日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)

けーす-あんど-りさーち【ケース&リサーチ】
牛島ゼミで新3年生が行なう最初の活動。あるテーマに関して過去の事例(ケース)を要約・分析し「問題提起→仮説→検証→結論」という実証的なプロセスをもってリサーチを行う。通称ケーリサ。

今日の入ゼミブログを担当いたしますあいけんです。
以後お見知りおきを。笑

牛島ゼミに入ったとは言うものの、右も左もまだまだわからない5月に行われるこのケース&リサーチ
産業史・経営史に関する様々なテーマが与えられ、その中から選んだテーマに沿って過去の事例を調べることからリサーチが始まります。
その中で疑問に感じた点や関心を持った点を発展させて検証し、考察の末に結論を導き出すのであります。(詳しく書くと来年のヒントになってしまうから割愛。)

そして作成すべきは2点。発表用のスライド(パワポとか)と配布用レジュメです。
産業・経営分野の多岐にわたるテーマが取り挙げられているため、1・2年でしっかり勉強してきた人たちにとっても知らない話題が多く、皆に理解してもらえるような発表にすることも意識しなくてはいけません。
(ちなみに、あいけんは“プロダクトイノベーション”をやりました。来年同じテーマになった人はぜひお話ししましょー(*´∀`)/笑)

その後ゼミ員全体で各人の発表に対して質問する時間があるのですが、発表者以外も論理的な検証とは何かを意識し勉強する機会となっているわけです。
12月のゼミ見学で4年生の卒論発表に足を運んでいただいた方ならなんとなく雰囲気はお分かりになるかと思います。

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正直、多くの3年生が過去のケースを要約して発表することに終始しがちです。つまり、準備段階では仮説・検証に四苦八苦し、発表では4年生との質疑応答で論理力の弱さを指摘されることがしばしば。
先生の指摘も含めて、初めて“実証的研究”を学ぶことも大きな意義ですが、その時点での自らの実力を理解して先輩との差を認識することは、今後のゼミ活動に向けての大きなモチベーションになったと、今実感しています。

ケース&リサーチは牛島ゼミの活動の中で比重が重い課題とは言えません。
ですが、すべてのゼミの活動には、自分にとっての意義がどこかしらに隠れていると思っています。そして牛島ゼミ員はそれぞれの意義を見つけ出していくことを実践しているからこそ、皆が向上心を持ち続けて活動できているのだと思います。

ゼミ最初の個人作業であるケース&リサーチ。もし14期生としてゼミに参加されることになったら、ゼミや大学生活の大きな糧にしてくださいね!


13期ゼミ振り返り (三田論②)

2014年01月28日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは、13期の塩津です!
ゼミ活動振り返りブログ、私も引き続き三田論について書いていきたいと思います。

前回の記事でも触れられていますが、牛島ゼミでは毎年、3年生が全員で1本の論文を書き上げます。

しかし、2本柱のもう1つ、ディベートリーグがあるのは、三田祭がある1ヶ月程前の10月。そのため、3年生は三田論班とディベート班に分かれて10月のディベートリーグまで活動します。

そのため、ディベートリーグが終わるまでの間、ディベート班はディベートに集中!
定期的に進捗を報告し、同期全員からのフィードバックはもらいますが、三田論班が中心に準備を進めます。

三田論班は全部で7人。
この7人に論文の核となる部分がかかっている上に、ゼミの時間では報告の度にゼミ員から厳しくも的確なアドバイスをもらい、また練り直し・・・という繰り返しでした。
さらに、ディベートリーグが終わって全員が合流した後は21人全員で1つの論文を作り上げます。

心強いメンバーが加わってくれた! と同時に、21人で作り上げることの難しさも見えてきました。(13期は19名でスタートしましたが、留学を終えて帰国した12期2名が秋学期から合流しました)

それまで調査と議論を続けてきた三田論班とディベート班での認識も違っていましたし、三田論班はずっと見てきたからこそ見えなくなってしまっていたこともありました。議論を重ねているうちに、三田論班の中では「暗黙の前提」ができあがっていたのかもしれませんが、それは途中から合流するディベートには伝わりません。

論文を作成する過程では、最終的な問題設定や仮説、検証にたどり着くまでに、長い試行錯誤の道のりがあります。

今まで自分たちがいろいろな可能性を考えて探索してきたプロセスを途中から参加するメンバーにどのように共有するか、いつの間にか暗黙の前提になって「なぜそうなのか?」を問わなくなってしまった思考からいかに脱するか、1つ1つの問題を解決しながら進んでいく作業の中で、皆で作るにはどうすればいいのか?をいつも考えていました。

「なぜなのか?」を深く掘り下げていくこと、ひとつの視点に囚われないことなど、三田論を書くにあたって様々なことを学びましたが、実際に論文を書くにあたって学んだことだけでなく、皆で作り上げるということを学んだ貴重な経験です。

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13期ゼミ振り返り (三田論①)

2014年01月27日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは!13期のソンジンでーす!

今回は三田論について書かせていただきます!

すでにご存知かと思いますが、三田論とは、商学部の研究会(ゼミ)で論文を書いて、
それを三田祭で発表するものです。

牛島ゼミでは、ディベート、ソーシャルプロジェクトとともに柱となる活動の1つであり、
一つの論文を3年生同期全員で作り上げます。

ここで、牛島ゼミの三田論を通して学んだことを振り返っていきたいと思います。

まず、三田論は牛島ゼミの魅力である「フィールドワーク」の強みを経験できる活動です。
最初は三田論班で主に活動をしますが、10月のディベート大会が終わってからは、
ディベート班も合流し、11月の三田祭を目標に、
皆で頑張って先行研究を読み込んだり、フィールドワークを精力的に行います。


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※でもここで注意点!ディベート班は本当に鋭く三田論班に突っ込んでくるので、
三田論班になった人は気をつけてね!笑

今年は「地場産業×デザイン」というテーマで、
主に台東区を事例として、地場産業の活性化政策について検討しました。

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自分たちでアポをとって、直接足を運んでお話を聞いて、
それをまとめて皆で議論するという活動は、
一生の思い出になるほど楽しいです。
(なんか言葉でその感情を説明するのがむずかしいな、、、笑)

時々、自分たちが作った論が壊されたり、
なかなか論文のストーリーが作れないといった試練もありましたが、
今振り返ってみると、それも自分が成長するための過程だったと思います!

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商学部のすべてのゼミが三田論に取り組むのは、
論文を書くという作業が大学教育にとってそれほど重要なことだからだと思います。

今まで論文を書く機会がなかった人は、どのゼミに入ったとしても、
ぜひ積極的に三田論に参加して下さい!

それだけの価値のある、自分を成長させてくれる経験になると思います!




13期ゼミ振り返り(ディベート②)

2014年01月24日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは!あつろ~です!
今回、私が書かせて頂く内容は、あやかに続いてディベートについてです。

ディベートは牛島ゼミの重要な活動の一つであることをすでに皆さんご承知だと思います。
普段の勉強では、なかなか勝ち負けが決まることって少ないじゃないですか。
常に議論の流れを予想し、勝敗を意識して勉強をするってなかなか新鮮ですよ!

ブログでディベートのことを書かせて頂くことになったとき、
「伝えたい内容が多すぎるから、一本のブログ記事にはまとめられない、
直接2年生に話させてくれ!」と思いました。
それほど学ぶことが沢山あるのが、ディベートの魅力です!

そんな中でも、ディベートを6ヶ月間やってきて、
自分が最も成長したなと感じることを書きたいと思います。

それは徹底的に考える力。 これに尽きると思います。

どんな主張にも必ずメリットとデメリットの両面が存在しますし、それを確実に証明できる根拠を提示することも困難です。したがって、反論の可能性がない主張などほとんどありません。

だからこそ、ディベートでは徹底的に一つのテーマを深くまで掘り下げ、あらゆる視点から考えることで、モレがないように、穴がないように、より完璧な自分たちの主張を組み立てる必要があります。

1日中、みんなで部屋に閉じこもって、同じ内容を何度も行ったり来たりしました。
また同じ議論に戻ってしまった時のみんなのうんざりした顔は忘れられません。

徹底的に考え抜くことは、気持ち悪くなるものです(笑)。
でも、一筋の光が見えた時の爽快感はたまらないものがあります。


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普通の授業や日常の生活の中では、一つのテーマにここまで拘り、ひらすら調べ、考え、誰かと議論し続ける機会はなかなか得られません。

相手と議論の内容を競い、勝敗が決まるゲームとしてのダイナミックさもディベートの魅力の一つではありますが、
自分の論理構成力や実証力の限界に気付き、それを超えて考える経験をすること
これがディベートの醍醐味ではないでしょうか。

これまでに経験した数回のディベートを通して、より有効な論とは何かを徹底的に考え、組み立てていった結果、普段から色々なものごとに対して、広く・深く考えようとする姿勢が自然に身に付いてきたと思います。

来年度は、これまでの経験を踏まえ、個人としてもゼミとしてもより高いレベルで相手としっかり組み合った議論ができることを目指していきたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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13期ゼミ振り返り(ディベート①)

2014年01月23日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは、13期のあやかです!
ゼミを振り返るということで、牛島ゼミの活動である“ディベート”について書いていきたいと思います。

みなさん、昨年12月19日に日吉で行われたオープンディベートは見に来て頂けたでしょうか?
毎回説明会等でもディベートの話は出てきたと思うのですが、一言でいえば、
ディベートは、「知のスポーツ」とも表現できます。

肯定と否定の2チームに分かれ、それぞれのチームが考えてきた論を基に、相手の論を弱めたり崩すために、論理的な矛盾や根拠の妥当性を突き、かつ、自分の立論の論理や根拠を補強していきます。

牛島ゼミでは、前期に2回ディベートを行い、その後ディベート班と三田論班に分かれ、ディベート班は10月のディベートリーグに向けて準備していく、といった流れで進んできました。

そして、論理的に考える力や問題を発見する力、発言力や相手の発言に瞬時に応える瞬発力や決断力、グループワークを行う力・・・等々様々な力を得られました。


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“ディベート”と聞いたときに、
「やってみたいけど、あまり発言するのは得意でないし・・・」
「論理的に物事を考えることもできないのに、それを発言に変えていくなんて・・・」
と感じてしまっている2年生もいるのではないでしょうか?

私も去年の今頃はそう感じていて、ゼミ説の時に先輩に不安を打ち明けたし、実を言うと、春学期2回目のディベートを終えた時も、その感情は全く抜け切っていませんでした。

しかし、なぜ最終的にディベート班を選んだかというと、やはりディベートをやりたいという気持ちが強くあったからというのが一つ。そして、もう一つは自分の苦手や不安意識に挑戦させてくれる機会を提供してくれるのが牛島ゼミの優れた点だと感じていたからです。

私は春学期2回のディベートではほとんど発言することができなくて、とても悔しい思いをしました。

だからこそ、チームの考えや相手の論の弱いところを的確にまとめて発言に繋げていける力をつける機会がもう一度欲しい。私にとっては、それがディベートリーグ出場チームに参加を希望した理由でした。

ディベートでの「発言」と言うと、個人の努力だけの問題のように思えますが、決してそうではありません。先生の指導はもちろん、先輩方はいつも悩みを聞いてくれ、体験に基づいたアドバイスをしてくれました。

また、傍で見ていて気付いたことを指摘してくれるばかりではなく、常に一番近くで応援してくれるのが同期のゼミ員でした。皆に支えられながら自分自身が努力する環境があるのも、苦手意識に挑戦できた理由でした。

こんなに発言の話をしてしまったので、ちょっとだけ結果を書いておきますと、ディベート班になって3回のオープン戦、そしてディベートリーグ本戦の試合を行ったのですが、毎回何度か手を挙げて発言することができましたよ!

自分にとって、これは大きな成長でした。
発言内容が的確であったか?等々は、他のゼミ員に聞いてください♪(笑)


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少し長くなってしまいましたが、ディベートは準備のグループワークを含め、本当に楽しいです。ただ単に勝つことを目指すだけでは本当の勝利は得られず、議論の内容、質の高い試合が求められているというのも、ディベートを始めた当初は理解できませんでしたが、1年やってみた今は意味が分かってきて、奥が深いなーと思います。
ディベートで色々な知識と共に様々な力を付けられて、やってよかったなと思います(*^_^*)


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13期ゼミ振り返り(Happy Cosme Project②)

2014年01月22日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは。13期しもたけです。

今日はHappy Cosme Projectに関わっていて成長したことを書きます。

そもそも、プロジェクトでなぜHCPを選んだかというと、
男ということがハンデになる領域で、
どれだけ自分が価値を発揮できるか試してみたい

と思ったからでした。

それを一番実感したのは、
HCPで販促をかけるターゲット層が20~30代の女性と言われた時です。

女性の洗顔料なんて何も知らないし、しかも同年代ですらない。
ついにきたか。

最初はターゲット女性の洗顔という行為や生活を想像して、
その悩みや求めているものを提案しました。

しかし結局、それは男子学生が勝手に想像したターゲット女性像であって、
リアルなターゲット女性ではなく、出した意見はことごとく却下されました。

悩んだ末にたどりついたのが、
ターゲット女性を知るためにはターゲット女性に話を聞くしかない
という答えでした。

先輩たちが行ったデプスインタビューをもう一度みんなで手分けして再検討したり、
新たに取材を行ってターゲット女性の考えやライフスタイルを知ろうとしました。

これによって初めて根拠を提示した提案が可能になり、
結果的に提携企業の方にも満足していただける内容の提案をすることができ、
プロジェクトが大きく動き出しました。

ここで学んだことは、「相手から始めること」の大切さです。

相手のことを想像して分かった気になっていても、
それは相手の立場で考えたことではない。
それは自分本位の考えであり、決して真実ではないということ。

たぶん、それが
消費者としての立場を離れ、
ものをつくる立場の視点を持つということ

の一つの意味なのではないかと今は感じています。

このことに気付けたのは大きな収穫だったと思います。


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13期ゼミ振り返り(Happy Cosme Project①)

2014年01月21日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは!!13期のありなです。

今回は私の所属するソーシャルプロジェクトのHappy Cosme Projectについて振り返りたいと思います。
(ちなみにHappy Cosme Projectは、ゼミ員の間でHCP、はぴこす、こすめ、などなど略して呼ばれることが多いんです!!)

今Facebookでプロモーション中の商品の発売がいよいよ近づいてきたわけですが、ここまでたどり着くのは決して簡単なことではありませんでした。

なかなか方向性が決まらず迷走したこともあります。
これだ!!と思う案をプレゼンしたものの、企業視点が欠けていて却下されてしまったこともあります。
アイデアが出なくて苦しんだこともあります。

自分たちで方向性を考えつつ企業と一緒にやっていく難しさ
案を現実に落とし込む難しさ
行き詰った時の難しさ
を感じました。

それでも発売時期は待ってくれません。

時間的な制限がある中で、常にプロジェクトチームとしてベストなものを生み出せなければいけません。

これらは全て教科書を使った「勉強」では、できない経験です。
自分の頭で考えること、生産者の視点、企業という組織、アイデアを出し合うこと、チームで結果を出すこと…

このプロジェクトで得たものは、数えきれないし量りしれません。

もちろん今も困難はまだまだたくさんあります。
ですが、困難を何かを学び取るチャンスとして捉えて発売に向けて頑張っていきたいと思っています(^○^)

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13期ゼミ振り返り(Entertainment City For All Project②)

2014年01月20日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは。
13期のにしなです。

まずはお知らせです!
今日からこのブログ、土日を除き毎日更新されていきます!
是非毎日チェックして、牛島ゼミの活動についてより深く知ってもらえたらと思います。

ということで、今回は今年度のゼミの振り返り第4弾ですね。
今回は私が入っているプロジェクト、Entertainment City For Allプロジェクトについて書いていきたいと思います。このプロジェクトについてはみほも記事を投稿していますので、私がこのECFAプロジェクトを通して感じたことや成長したことを中心に伝えていきたいと思います。

まずはやはり、今まで接する機会がほとんどなかった視覚障がい者と触れ合うことで、自分の抱いていた偏見がなくなり、視覚障がい者の考えが理解できたことです。

プロジェクトに入いる以前は、視覚障がい者に対して偏見なんて抱いていない!と自分では思っていました。きっと視覚障がい者に関わったことのない人でそう考える人は多いと思います。でも、そう考えること自体が偏見かもしれません。なぜなら、触れ合ったこともないのに勝手に思い込んでいるだけなのですから。

先行研究を調べていくうちに、視覚障がい者について知らないことがたくさん見つかりました。そして何より、フィールドワークで実際に視覚障がい者と一緒に街を歩き、話をすることによって、はじめて見えてくるものがありました。

この経験は視覚障がい者に限った話ではなく、おそらく外国人であったり、ベビーカーを押しているお母さんであったり、街で困ってしまうことの多い人たちについても共通する部分が多いのではないでしょうか。きっとこれらはECFAプロジェクトに入っていなければ経験することができなかったものだと思います。

今では、街で白杖を持った方をよく見かけるようになりました。でもそれは、街に視覚障がい者が増えたわけではなくて、自分の意識が変わった証拠なのだと実感しています。

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そしてECFAプロジェクトを通して一番痛感したことは、一つの問題意識から成果を出すまでの長いプロセスを根気強く踏みしめていくことの難しさです。

ECFAプロジェクトは、なにより見えないことが多い
それだけにたくさんフィールドワークをして、たくさん試行錯誤していかなければならないのです。

やはり自分たち晴眼者だけでものごとを見ていては気付かないこと、知らないことが多くあります。また成果としても数字などの目で見てわかるようなものではなく、とてもつかみにくいものです。勉強のようにテストの点数が良ければ勉強した結果だといえるようなものではありません。成果が目で見てわからないものに取り組み続ける上で、モチベーションを維持し続けるのはなかなか難しいものがあります。

本当にこれをやって意味があるのか?
これで社会がどう変わるのか?


何度も気持ちが切れそうになりました。
でも誰かがやらなきゃいけないのです。それを私たちECFAプロジェクトがやるんです!私たちが社会を変えてみせるんです!!

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ECFAプロジェクトの活動を通して、問題意識を忘れずに、一つのことを追求し続ける気持ちの強さを手に入れたような気がします。

いつの日か隔たりのない社会になるのを夢見て、私たちECFAプロジェクトは根気強く日々活動を続けていきます。

以上、ECFAプロジェクトについて今年度のゼミの振り返り第4弾でした。
ありがとうございました。








13期ゼミ振り返り(Entertainment City For All Project①)

2014年01月15日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは!13期のみほです。
今日は牛島ゼミのソーシャルプロジェクトの1つ、Entertainment City For All Project(略してECFA)について振り返ります(^O^)

まずは簡単にECFAの紹介から!

皆さんの周りに、障害をもった友達はいますか?
YESと答える人は少ないのではないでしょうか。しかし実際には、障がいをもった方は苗字四天王(鈴木・高橋・田中・佐藤)と同じくらいの方がいるんです!

関わる機会がなかったのは、社会が隔てられたものになってしまっているからではないか…

それが私達の問題意識です。そこで、 “ハンディキャップのある・なしに関わらず混ざり合った社会をつくる”ことを目標に、私たちECFAは活動を行っています。

今年度はその中でも、視覚障がい者に焦点を当て、「なぜ視覚障がい者を街で見かける機会が少ないのか」という問題意識の元、「より良い街づくり」を目指し、自分たちで考え、外に出て、自分の目で見て感じ、行動に移していきました。

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具体的には、皆が行きやすいお店を探る「Shop for all」や、視覚障がいの有無に関わらず街を舞台に楽しめるゲーム・イベントを企画する「まちあるき」などを実行することができました(^o^)

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文章にしてみると簡単ですが、そこに至るまでのプロセスには本当にたくさんの話し合いと、フィールドワークが詰まっています。感慨深いです…

ECFAを通じて得たことはたくさんありますが、いくつか私が感じたこと、学んだことを振り返っていきます。

【自分たちで何かを生み出すということ】
私たちECFAは、今年活動が始まる時点では、視覚障がい者に焦点をあてることは決まっていましたが、具体的に何をするのかは決まっておらず、まさに「0からのスタート」でした。他の団体とも組んでいないため、本当に自分たちで何でもできるし、裏を返せば、自分たちで何か動かなければ何も活動ができないという状態でした。

そこで、自分たちで調べ、考え、自分たちの足を動かして、何度も話し合って…その繰り返しです!自分たちが考えたものを形に起こしていくことがどれだけ大変で、形になってきたらどれだけ達成感が得られるものなのかを学びました。

自分たちで0から考えたことを、実際に形にしていけた経験は、かけがえのないものです。

【社会問題にアプローチするということ】
ECFAは”ハンディキャップのある・なしに関わらず混ざり合った社会をつくる”という、とってもとっても大変な、大きい目標を掲げています。だから、ECFAの活動を通じてすぐに社会を大きく変えられることはないし、長期的にみても私たちが何かをやって変わるわけではないかもしれません。でも、もしほんのちょっとでも私たちがやった活動で変わることがあったとしたら、一番社会に貢献できるプロジェクトであると思いました。だからこそ、このプロジェクトに入り、熱い仲間と大きな目標に向かって取り組んでみたかったんです。

【自分の中でどれだけこの問題のことを考えられるか】
とはいうものの、このECFAプロジェクトを進めていくにあたり、難しいことがたくさんありました。0からの段階から社会を変えることにアプローチするということは、並大抵の気持ちと時間と行動で、実を結べるものではありません。どんなに忙しい状況でも、心のどこかでこの問題を考えることができていないと、何も変えることはできません。問題に対して、主体的に取り組むことの重要性を学びました。心に強い気持ちで思い続けることができれば、何かしら道は開けるということも学びました。


ECFAプロジェクトは、この1年間だけの活動をとって、大きくこれを達成した!、と胸を張っていうことはできないかもしれません。でも、ゼミに入って、1つの大きな大きな問題に対して、尊敬する先輩、高め合える仲間たちと取り組むことができたことを誇りに思います!
何も期限や、ここまでやらなきゃいけないと決められているわけでもないのに、自分たちで課題設定し、大変大変言いながら必死に取り組んだ経験は、今となっては良い思い出です(*^^*)

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そして、ECFAプロジェクトを通じて出会えた、新しい出会いに感謝したいです。今まで狭い世界で生きてきて関わることのできなかった、自分とは違うところがたくさんあるけれど、優しくて強くて温かい人たちに出会えました。

ECFAプロジェクトに関わってくださった皆さん、ありがとうございました!














13期ゼミ振り返り(利賀プロジェクト②)

2014年01月08日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
こんにちは!
13期利賀プロのかやだです。
今回のブログはプロジェクト紹介利賀編第2弾ということですが、
活動内容については前回の記事でたけちゃんがしっかり書いてくれたので
私は自分自身の話を赤裸々に書いていきたいと思います!

私が利賀プロに入った一番大きなきっかけは、
2年生の頃商店街の活性化に関わる活動をしていたことでした。
「過疎化」という言葉で限界集落と商店街がリンクしているのかなぁと。
2年生の頃は授業の一環として関わっていたので
今年度はゼミとしてがっつり活動してみたいなという思いがありました。
なので、なんとなく去年一年間してきたことを発展させられそうな
利賀プロに惹かれた訳です。

そんなこんなで利賀プロに入った私ですが、
この一年間それはもう本当にたくさんの経験をさせていただきました。
お祭りのお手伝い、アート展への出展といったイベントに関わるものから
電動草刈機での草刈や農業、初めて見た流れ星まで
利賀での楽しい思い出話は語り出したら止まらないのでやめます。笑
興味のある方は、オープンゼミに来たときにでも個人的に聞いてください(^^)/

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また、利賀プロとしての活動はただただ楽しかっただけでなく、
私にとっては本当に色々なことを学ぶ場でもありました。
せっかくの機会なので改めてこの一年間で何を学んだのか振り返ってみたのですが、
多くある中でも最も印象的で、また難しさを感じたのが
自分の活動に意味づけをすること
です。
皆さんは、何気なくした自分の選択一つ一つについて
意味づけというものをしたことがあるでしょうか?
前回のブログでも紹介したように、利賀プロはとても幅広く多くの活動をします。
ではなぜそれらの活動をしているのか、そして何のためにするのか
そんな何気ない質問に答えることって案外難しいなぁというのが
この一年の率直な感想です。
漠然とは思い描いているものがあっても、言葉にして人に伝えることは
とても難しいことなのだとわかりました。
その難しさに気づき、必死に考える経験をしたことは
自分にとってもものすごくプラスになったと思います!


ひたすらに私個人の体験記を綴った記事になってしまいましたが、
ここまで読んでくださった皆様、
どうもありがとうございましたヽ(^o^)丿

この記事によって少しでも牛島ゼミに興味を持っていただければ、
いや欲を言えば牛島ゼミの利賀プロジェクトに入りたいなと思っていただければ
幸いです。涙流して喜びます。笑

今後の牛島ゼミの入ゼミイベントやゼミ説など、様々な機会で
2年生の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!!!

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13期ゼミ振り返り(利賀プロジェクト①)

2014年01月02日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
あけましておめでとうございます!!

13期の竹田です。

新年早々、振り返りかよ!って気もしますが、これから、13期のメンバーがそれぞれ、ここまで約9か月過ごしてきたゼミ生活を振り返ってみたいと思っています。


今回は、僕の所属する「利賀プロジェクト」の振り返り。
かなり超大作となっていますが、僕なりの視点でこのプロジェクトの活動内容を振り返ってみます。



利賀プロジェクトとは

利賀村を舞台として2009年から活動を続けているのが、首都圏の社会人・学生を中心とする「利賀ゼミ」という団体です。「利賀ゼミ」は「村の生活を学ぶ」、「各自関心に基づきプロジェクトを実施する」の二つの軸を持って活動しています。
牛島研究会利賀プロジェクトは、東京から車で約7時間のこの村に、「利賀ゼミ」のメンバーとしてほぼ毎月訪れ、今後日本で顕在化するであろう地域課題に先進的に取り組み、新たな解決策の糸口を模索しています。
GYUTOGAより引用)

簡単に言うとこういう活動です。


では具体的には?という話になりますが、
少しでも興味がある方は、是非、GYUTOGAという利賀プロジェクトのHPや、牛島ゼミのHPを見てください!

それらのHPで利賀プロの細かい活動は載っているし、すべて書いたらおそらくかなりのページ数になってしまうので、ここではあくまで、それらを経験した竹田の感想、振り返りをしてみたいと思います。


では時系列順に振り返ってみましょう


4月
ゼミに入り、3つあるソーシャルプロジェクトの中からどのゼミに入るのかということを選ばなければなりませんでした。
各プロジェクトの先輩方が渾身のスライドで、各プロジェクトの活動、存在意義、やりがいなどを紹介してくれました。どの活動もとても魅力的で、当時竹田は、正直な話、ECFA、HCPに入ろうと思っていました(笑
なぜなら、ゼミ外の活動も色々していたため、土日二日間予定を開けるとか無理だと思ったし、実は虫とか嫌いだし、山で過ごすなんてきついと思ったから。まぁ、そんなこと悩んでも損だったなぁと今は思うわけですが。


5月
いよいよどのプロジェクトに入るか決断をしなくてはいけなくなりました。
そこで選んだのは、なんと利賀プロジェクト!笑
理由は、この活動は「牛島ゼミでしかできない」と思ったから。
もちろん他の活動だって牛島ゼミでしかできないかもしれませんが、一般化して、商品開発は会社に入ればできるかもしれないし、障碍者と関わるのは実は1年の時に障碍者ホームでボランティアしたりしていたので関わったことがある。でも、利賀村のような限界集落に行き、しかもその中に深くかかわるというのは、今までそんな経験なかったし、今後も普通に生きていたら絶対に経験できない。僕はそう考えました。


利賀プロジェクトとのミーティング等も少しづつ始まり、利賀プロの先輩方とも仲良くなりはじめ、どんな活動が始まるのかワクワクしていたのをよく覚えています。


6月
ゼミにも少し慣れ始めた6月。
他のプロジェクトは活動が本格的に始まる中、実はまだ利賀村に行ったことのない自分がいました。
5月にも行く機会は先輩方が作ってくれたのですが、予定的に残念ながら自分はいけていませんでした。
このままじゃいけない。そう思い、6月の第2週くらいに利賀村で行われた「百姓塾」になんと日帰り(笑)で参加。
土曜の用事を終え、一人で夜行バス東京駅を深夜に出発。日曜の早朝に富山駅につき、そこから電車で越中八尾駅に向かい、そこからバス・・・のはずがまさかの電車で一駅寝過ごし(笑)、利賀村の方に車で迎えに来ていただきました。。とんだ利賀デビューで、最初からかなり緊張して車に乗せていただいた記憶がかなり強く残っています。
しかし、着いてからは、そんな失敗も忘れ(笑)、色々なことに刺激を受けました。
ホントに周りが木しかない山の中。青々とした自然。初めて入ったリアルな田んぼ(ヒルや蛇も見てしまった 笑)。
餅つき。素敵な村民のみなさん….一気に利賀村が好きになりました。


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7月
ちょうど前回利賀村に行ってから一か月くらい後、今度は「草刈」をしに利賀村へ。
そして、この時が初めて利賀村に泊まった時でした。

山の中に泊まる。

一体どんな生活何だろうとドキドキしながら行った利賀村。
やっぱりなんでもやってみるものだなと思いました。

普通にインターネットは使えるし、虫はいるけど別に気にならない程度。
夜ごはんは、村の方々との宴会でしたが、普通においしいお酒に料理。
布団も用意してもらえて、もちろん普通の旅行のような快適さとは違いますが、快適な利賀ライフ体験でした。

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8月

ゼミ活動は基本的に8月中にはありません。
利賀プロの活動も特にはない…と思いきや、8月頭にはなんと合計1週間近く泊り込んで用意、運営する「上畠アート」がありました。
今までは土日に少し行く程度だった利賀村ですが、今回は長期滞在。
更に深く利賀村と関わることが出来ました。
このあたりから、だんだん、利賀村への思いが強くなり、また自分たちの活動が利賀村につながっているのかなと思えるようになりました。
このアート展というイベントも、多くの場面でボランティアスタッフとして運営を支えることが出来たし、先輩のアイデアにより、昨年よりもいいものが出来ました。さらには、自分の思い付きともいえる「スランプラリー」を実際に準備、運営させてもらい、その結果、多くの子供たちが楽しんでくれて、利賀村における自分の存在意義、できることが少し分かってきたように思います。

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9月

9月には、牛島ゼミの合宿としてTOGACAMPが開催されました!企画段階でも何をするのかなどは利賀プロ全体で行い、そこには関わりましたが、基本的には合宿係が企画、運営をしていました。
今までは、利賀プロとして、いい意味でプロジェクトの活動という責任感を持って関わっていた利賀村でしたが、今回は合宿なので、遊びにいくという感覚で行きました。
 イワナ掴み&イワナの塩焼きをしたり、民泊をしたり。ただ純粋に仲間たちと一緒に、利賀村の大自然で遊べてとにかく楽しかったです。
 この時は、自分の家の車で利賀村に行ったということもあり、行帰り合計10時間以上もゼミの仲間たちと一緒に色々な話を語り合えて、とてもゼミが好きになったという副産物もありました(笑

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10月
利賀プロの活動として、日吉フェスタの出店と三田祭への出店の具体的な内容が見えてきたのがこの時期。
先輩主導ではありましたが、特に三田祭は、「どうやったら売れるか」をかなり考えました。
この三田祭出店、「利賀村のおいしい野菜、そばを都会の人にも食べてほしい」「利賀村をもっと多くの人に知ってもらいたい」そんな思いから起こった活動でした。
僕自身も半年間利賀村に何度も言って、利賀村のいいところがたくさんわかったし、その中でもなにより取れたての農薬を使わない野菜はかなりおいしいということを知っていたので、これをより多くの人に届けたいというこの活動にはかなり共感を覚えていました。
ただ一方で、前半ディベートリーグ。後半は三田論執筆でなかなか十分にコミットできていなかったのは反省です。



11月

盛りだくさんの11月。ここまで利賀プロして活動してきた中でもっとも充実していた月であったように思います。
日吉フェスタでのイワナの販売。三田祭でガレットやミネストローネの販売、そして、そのために野菜を収穫しに行ったり、さらには利賀村のものを東京で売るという物産展のボランティアと、かなり色々な活動を行いました。


この中でも個人的に印象的だったのは物産展のボランティア。
東京でも利賀村のためにできることがあるんだなという実感がわいたのと同時に、今回のボランティアに呼んでいただいた商工会の方から、「利賀ゼミの人たちは頼りにしている」と言っていただけたことは、今後利賀プロとして活動する中で、自分たちの存在意義ともなりうる気づきだったなと思います。
冷静に、普通に一つのブースを任されて、呼びかけをしながら実際に販売させてもらえるなんて、信頼がなければやらせてもらえるわけはありません。
必要とされている。その感覚はとてもうれしかったです。


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かなり、掻い摘みながらの振り返りでしたが、自分の中の利賀村とのかかわり方や思いの変化は以下のような感じでした。
とにかく活動してきて思うのは、
「限界集落」だけど、そこにいる人たちは「限界」ではない。
ということ


半年間多くの村民と接してきて感じるのは、村民の元気と夢の大きさでした。
しかも、多くのおじいさんたちが普通にフェイスブックをやっていたりもして、本当に行ってみて、関わってみなきゃわからないことはあるんだなと感じました。


利賀村での経験は農業ができるようになるとか、そういう経験値的な部分に加え、フィールドに出ることの大切さや、村社会とはどういうことなのかなどなど、本当に得るものは大きいなと思います。
今後高齢化社会がより進んでいき、利賀村のような限界集落が日本中、世界中に広がっていくであろう未来に備え、利賀村というこのフィールドでその状態から少しでも良くするためにどうすればいいのかということを本気で考えることが出来ているのは絶対今後の社会で大事な気づき、学びになると僕は感じています。


正直、最初は利賀ゼミを選ぶとは考えていませんでしたが、このプロジェクトを選んでよかったなと思っています。

今後より一層、自分たちのできることは何か、何をする必要があるのかなど、もっともっと村と関わる中で見つけていければいいなとは思っています^^

興味がある方は是非一緒に利賀村を盛り上げていきましょう!














gyuzemi2013まとめ

2013年12月31日 | 活動内容紹介(2014年度入ゼミアーカイブ)
これまでの説明会やオープンゼミなどのイベントに参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!2013年の牛島ゼミは、さまざまなゼミの活動を通じて、たくさんの方からたくさんの刺激を受けることができました。

一年の締め括りとして、gyuzemi2013の振り返りをお届けします。
来年もどうぞよろしくお願い致します。よいお年をお迎えください!


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