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Carpe Diem-Seize the Day-

Because life means just right now for us...

イヌのホスピス

2012年12月05日 20時18分57秒 | あたしの囁き・愚痴・飼い主へ

先週、歌手のフィオナ・アップルさんが南米各地でのコンサートの中止をファンに伝えた。死に瀕している自分の犬と一緒にいたいからだという。ファンに宛てた4ページの手書きの手紙という形をとったアップルさんの発表に対しては、いくつかの反対意見や――はっきり言って――かなり辛辣なコメントが寄せられた。たとえば「たかが犬じゃないか。立ち直れよ」といったものだ。

しかし、驚くべきは、アップルさんがフェイスブックに掲載したその手紙に8万人近くの人が「いいね!(Like)」のボタンをクリックし、ファンの大多数はアップルさんの決定を支持したということだろう。このような支持の表明はまれである。動物への強い絆を感じている人々は、自分たちが住むより広い社会はペットや他の動物に対してほとんど道徳的価値を見出していないと感じることが多い。ペットの死は取るに足らないこととして片づけられてしまいがちだ。また一般市民のほとんどは、アップルさんと違って、ペットが病気、あるいは死に瀕しているという理由で仕事を休むことができない。

 アップルさんの決定とそれに対する反応は、社会学者のハル・ヘルゾーグ氏が著書『私たちが愛し、嫌悪し、食べる動物(Some We Love, Some We Hate, and Some We Eat)』のなかで指摘している文化面での新たな変化を象徴している。今やより多くの米国人が人間だけではない複数種家族の一員だと考えている。(だからといって、人々がペットのことを小型の人間、あるいは毛皮で覆われた子供と考えているわけではない。ペットオーナーの一部にはこうした固定観念に当てはまる人もいるが。)ペット産業が行った調査で、米国のペットオーナーの70%はペットとベッドを共有していることがわかった。この数字は配偶者とベッドを共有している人の割合とかなり近い。われわれはまた、消費の仕方でもペットへの深い愛情を示している。今年、米国人がペットケアに費やした総額は530億ドルと推定されている。

 ペットの死に直面している飼い主たちは、フェイスブックのようなソーシャルメディアや、同じような考え方の人々とつながったり、支持を得られたりすることが可能なインターネットのチャットルームなどのおかげもあり、以前ほど孤立していないと感じ始めている。ペットのケアの仕方も変わりつつある。不治の病を患った動物に対するかつてのお決まりの対処法は安楽死だったが、今は違う。動物のためのホスピスや緩和ケアの急成長は新しい考え方を反映している。

ペットの衰えや死への対処法に関する本を書くために筆者がインタビューしたある動物ホスピスの専門家によると、米国には約75の動物用のホスピス、緩和ケア施設があるという(正確な数字はつかめていない)。別の専門家は、毎年1万匹前後の動物が専門医から何らかの形の末期医療を受けていると見積もっている。この数字は10年前の約10倍となる。犬用の車椅子、治療用ベッド、失禁用おむつといった付帯商品の売上高も伸びている。

 人間の場合と同様、動物のためのホスピスや緩和ケアでも臨終の過程で慰めと支援を提供するためには家族中心のアプローチを必要とする。ペットオーナーと獣医が協力し合うことで、動物たちはかつての安楽死のタイミングよりもずっと長く良質な生活を維持できることが多い。

 たとえば、われわれは自宅環境を改善(段差に傾斜を設けたり、小さな敷物を置いたり、滑りにくいソックスをはかせるなど)したり、理学療法やマッサージを施すことで、関節炎を患って歩みが不安定な犬が動き回り続けるのを手助けしてやることができる。プロの介護者たちは病気の経過や予後の知識を持ち、動物の肉体的、心理的苦しみに気付いて対処する方法を学んでいる。

 動物用のホスピスでは、ペットを失うということへの不安、その死とその後の生活をどう捉えているのかなどについてオーナーたちがオープンに話すことを促している。熟練の獣医や死別カウンセラーなども力になれる。すべての獣医は疼痛管理の訓練を受けており、ペットとその家族のために末期治療の計画を立てる手助けもしてくれる。まだ数は少ないが、国際獣医学疼痛管理協会(International Veterinary Academy of Pain Management)に痛みの専門医と認定されている獣医も増えている。

 自分の犬を失った辛い経験から言うのだが、自らの不安や苦しみに邪魔をされてペットたちの臨終の場にしっかりと向き合えなくなるオーナーも多い。しかし、われわれがペットたちのためにできる最も重要なことの1つは、その死を自然なもの、避けられないもの、深い意味のある出来事として認識することである。

 死期が迫っている犬のために、私はキッチンで人間の家族の食事よりも長い時間をかけて特別な食事を作った。こうした経験があるのは私だけではないだろう。ばかげているかもしれないが、私だけではない。

(筆者のジェシカ・ピアース博士の著書には『The Last Walk: Reflections on Our Pets at the End of Their Lives』などがある)

 

日本と比較し、米国は安楽死大国といった認識だった。

獣医の疼痛管理協会もあるとは。。。

日本にはイヌネコに対してのホスピスは

何処に在るのだろうか。

老犬専門クリニックも増えて来た様だが

これからは、ホスピス併設動物病院の時代

になるのか。。。

近くにそういったターミナルケア専門の病院+

亡くした飼主の心もサポートしてくれる所が

あれば良いのだが。。。


 


14時過ぎ

2012年10月07日 19時05分58秒 | あたしの囁き・愚痴・飼い主へ

14:24

雨が上がり、道路が渇く間暫く

様子を見る。

行こうか、と散歩へ誘う。

ポーチから外を伺う、ゆき。。。

 

14:24

尻尾下がり気味で歩く。カートは乗らず

短い散歩へ。


14:24

何だか脇目も振らず進んで行く。

大分道路は乾いて居たが

草や木々にはまだ水滴が沢山付いて

居るだろうと、全身レインコート。

腹部は開いて居る為に腹巻で保護をする。


14:25

太った為、脚部分が随分上まで

引っ張られて居る。


14:25

初めてのトイレ。

 

14:25

画像だけを見れば、随分と元気そうに

見えるが---

 

14:26

除草剤の小径、又トイレ中。


14:27

猫さん臭でもするのか念入りに匂い嗅ぎ。

 

14:27

この後、暫く隙間から柿畑を覘いて居た。

余りに執拗に覘く故

飼主も猫さんを探すが居なかった。


14:34

ネギ畑を通り帰路へ。


14:35

いつも決まった様に必ず探検するのだが

今日は行かず。そのまま素通りし様と

した為、飼主が呼び戻し

此処へ行かないのか尋ねるも

行かないと応える。

どんなに怠くとも

これまでは必ず寄ったのだが。。。


14:41

自宅着は14時35分頃か。。。

レインコートを脱ぐと

ドッシリと座り込む。

いつも腰を下ろす、アスファルトは

濡れて居る為、流石に避けて居たが

かなり調子が優れない様子。


家に入るよ、と呼びかけ

振り返る、ゆき。


10分少しの散歩だった。。。



時速110kmの車に衝突した犬、

2012年10月02日 09時45分04秒 | あたしの囁き・愚痴・飼い主へ

車にすっぽり埋まって助かる

時速110kmで走る自動車にぶつかったら、まず命は助からないのが
普通ではないでしょうか。
 
ところが車の正面からその猛スピードでぶつかった犬が助かりました。

その衝撃たるや運転手にとっても犬にとっても相当だったと思うのですが、
写真のとおりボンネット下のフロントグリル部分に埋め込まれてしまい、
車が停止するまでそのままの状態だったそうです。
 
犬を治療した獣医によると、足の骨折と打撲を受けてはいますが、
命には別状はないようです。
 
1歳になるこの犬の引き取り手が見つかるまで警察にいるようです。
 
警察はこの幸運な犬に対し、「強すぎる衝撃がこの犬を救った」
としており、「スピードが遅くて衝撃が小さかった場合、
ぶつかった弾みで車に巻き込まれていただろう」と見ています。
 
写真を見てもまさに九死に一生を得るとはこのことでしょう。
車のほかの部分に当たってもまず助からなかったと思います。
 
早く完治して良いオーナーに引き取られるといいですね。

Miracle pup clings to bonnet

---

当にミラクルだと思う。

しかもこの狭い隙間に上手く収まったとは。

1才との事でまだ、体は幼犬の様だった

のだろうか。。。


滅多に起こらず、しかし一端起きてしまうと

大惨事になる、飛行機事故では

追撃、衝突等特殊な場合以外だとすると

座席との関連は別としても

体の柔らかい、子供女性の方が

生存率が高いと、以前聞き及んだが

もしそれが或程度正しいなら

この車にぶつかった子もまだ柔軟だったから

なのだろうか。

。。。で、あれば逆に考れば

猫さんの方が柔軟にも拘わらず

交通事故に遭い、命を落とす確率は何十倍も高そうだ。

尤も外での生活か、或いは家外両方での

生活故、車と遭遇する機会は

猫さんの方が断然、多いのだろうし

猫さんの場合には、車が接近したと確認すると

止まってしまう、と聞いたが

そのせいもあるのだろうか。。。


ふくぎんが、何よりも交通事故は怖い。

リードで繋がれて居様とも。。。

こちらから手を出すと逃げる為に

車を察知した場合、即座に抱っこを

し様とすると反対に車側へ後ずさる。


そのお陰で、這い蹲りふくぎんとリードを

手繰り寄せる為、

左膝は擦り剥けてしまったが。

 

飼主の一瞬の心の隙に因り

起こり得るかも知れない、

特に交通事故だけはゆきも、ふくぎんも

本当に気を付けなければ、と思う。


病気は老若関係無く、気を付け様と

そうでなかろうと

罹患してしまう、或意味不可抗力

の部分は否めないと

考えるも、飼主の気の緩みで招いて

しまう事故には心して注意しなければと。。。



 


久し振り、おばはんへ

2012年09月08日 13時00分53秒 | あたしの囁き・愚痴・飼い主へ

久し振りにね、書く。


最近笑わなくなったおばはん。

忙しそうだし。

 

門の開く音がして、直ぐ玄関から

あちぃ~あちぃ~って。

置いてある空のペットボトルが

ポコポコ倒れてく。

それで気付くの。

あぁ、あたしの尻尾が

プロペラみたいな勢いで回ってたんだ、ってね。

体も何だかクネクネしちゃう。

 

だけどあなた、

荷物をあたしの鼻に掠めて

そのまんまキッチン直行。

付いて行くの。嬉しくて。。。

再会できたことが嬉しくて。

 

おばはんはこの頃

笑わない。

 

あたしが長く歩けなくなったから?

調子が良く無いから?

あたしの事で忙しいから。。。

。。。前みたいにおばはんを喜ばせ

てないから。。。

あたしが。。。

 

あたしはこのお家に居て良いの?

あなたがチビ黒を構ってる時ね、

後ろで見てるの。

楽しそうに弾む背中を。

最近チビ黒は元気みたいね、

だから。。。

だからおばはんは喜んでる。

 

あたしが夜眠れないでハァハァ

するからいつも眠い眠いって。。。

あたしは迷惑。。。

 

チビ黒の世話をした後

振り返ったあなたの顔は

笑ってる。

久し振りに見る笑顔だゎ。

 

あたしは、もうあなたに何も

出来ない。

ティッシュを運ぶ事も

リモコンをさがしたげる事も、

倒れるあなたを助ける為に誰かを

呼びに走る事も。。。

敵を追い払う事も。。。ね。。。

あなたをもう守れない。。。

 

おばはん、あなたはあたしが

必要ですか?