暁・誠の心と身体の健康

人として生きていく上で心と身体を健康に保つ情報を掲載します。

使命感半分、給料半分

2006-10-31 00:26:42 | Weblog
松下幸之助一日一話
PHP研究所編

10月30日

  人間には、“欲と二人連れ”という言葉もあるように、自分の利によって動くという面と、使命に殉ずるというか、世のため人のために尽すところに喜びを感ずるといった面がある。だから人を使うにしても、給料だけを高くすればいいというのでなく、やはり使命感というものも持たせるようにしなくてはほんとうには人は動かない。もちろん使命感だけで、給料は低いというのでも、これはよほど立派な人でない限り不満を持つだろう。普通の人間であれば、使命感半分、給料半分というところだと思う。
 そのようなあるがままの人間性に則した処遇をしていくところに、適切な人の使い方があると言えよう。