暁・誠の心と身体の健康

人として生きていく上で心と身体を健康に保つ情報を掲載します。

良品を世に送る努力

2006-10-26 23:47:07 | Weblog
松下幸之助一日一話
PHP研究所編

10月26日

 
 どんなによい製品をつくっても、それを世の人びとに知ってもらわなければ意味がありません。つくった良品をより早く社会にお知らせし、人びとの生活に役立ててもらうという意味で、宣伝広告というものは、欠くべからざるものと言えるでしょう。
 しかし、その一方で、そういった宣伝がなくても、良い評判を受け、大いに信用をかち得ている製品があります。これは、良品はみずから声を放たず、これを求めた人びとによって広く社会に伝えられたということに他なりません。そういう宣伝に頼る必要のない、ほんとうにすぐれた品質の製品を生み出し、世に送る努力を常に忘れてはならないと思うのです。



 人の話に耳を傾ける

2006-10-26 01:09:29 | Weblog
松下幸之助一日一話
PHP研究所編
10月25日

 日ごろ部下の言うことをよく聞く人のところでは比較的人が育っている。それに対して、あまり耳を傾けない人の下では人が育ちにくい。そういう傾向があるように思われる。
 なぜそうなるかというと、やはり部下の言葉に耳を傾けることによって、部下が自主的にものを考えるようになり、そのことがその人を成長させるのだと思う。けれども、自分の言うことに上司が耳を傾けてくれない、というのではただ惰性で仕事をするということになって成長も止まってしまう。 上司としてどんな場合でも大事なのは“耳を傾ける”という基本的な心構えをいつも持っているということであろう。

今週の名言

2006-10-26 00:48:51 | Weblog

      「念」という文字は今の下に心と書きます。
       いま何をしているかが、明日の花になるんです。
      「念じても花が咲かない」という人がいますが、
       それは念じ方が違うのであって、
       いま何を思い、何を念じているかが
       明日の花として現れるんです


          石川洋 (托鉢者)

           月刊『致知』2004年2月号
           ~特集テーマ 「一道を行く――坂村真民の世界」より~