競売の３点セットとは

競売の資料には、現況調査報告書・評価書・物件明細書の３つの資料が作成されます。
これを通称３点セットといいます。

競売物件は、原則、物件を見学できません。

ですから、この３点セットを参考に、自分で、現地調査や謄本・図面の取得、関係者へのヒアリング等を行い、入札価格を幾らにするか判断するのです。

競売は、何が起こるかわかりません。

物件の落札後も、前所有者が物件に居座っていたり、資料には記載されていなかった人間が住んでいたりすることもあります。

これらの人々に対し、明け渡しの交渉をしなくてはなりません。
強制執行という方法がありますが、それには、時間と費用がかかります。

素人が安易に競売に手を出すのは考え物です。　

専門家のアドバイスを受けながら、競売に参加したほうが無難です。

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