大分マンション購入塾

大分・別府エリアでマンションの購入を検討している方のお役たちたい!

重要事項説明会の問題点②

2012年12月21日 | 売買の知識
続きです。

重要事項説明をする場合、個別に説明する場合と、大勢に対し説明会方式で説明する場合とで、説明される側の反応に違いがあります。

個別に説明する場合、説明を受ける側は様々な質問をしてきます。
くだらないと言っては失礼ですが、とにかく、疑問に思ったことは、どんどん質問してきます。

これが説明会となると一変します。

日本人はシャイな民族ですから、大多数の人が、大勢の前で質問することに大きなプレッシャーを感じます。(中にはそうでない人もいますが・・)
疑問に思うことも、なかなか言えなくなるのです。

不動産に関する知識が少ない場合、疑問に思うことが多くてあたり前なのですが、人前では知らないことを隠そうとしたりします。

実は、不動産業者もこのことをよく知っていて、この心理を旨く利用したりします。

重要事項の中に、何か後ろめたいことがあるような場合には、説明会方式で重要事項を説明する必要がない小規模なマンションでも、あえて説明会を開催し、少しでも質問を少なくしようとする業者もいます。

また、説明会を開催する場合でも、「VIP」といって、不動産に詳しそうな人や、契約内容でトラブルとなっているような人に対しては、個別に重要事項を説明し、他の人には質問の内容を聞かれないようにしたりします。

重要事項説明会、恐るべしです。

【大分マンション購入塾】





最新の画像もっと見る